こんばんは!
RYOGENです
納涼まつり真っ盛りですね!
私の地元でもたくさんの地区ごとで盆踊りなどが行われています
地域のお祭りは地元が活気づくのでいいですね
そして今日は立秋
まだまだ暑さも厳しいですが
がんばってお盆を満喫しましょう
さて今日のテーマは
手巾(しゅきん)
です
これは即ち衣(ころも)の上から腰にまく紐のことです
これを巻くとウエストがキュっと締まり
ちょっとスマートに見えます
お坊さんも同じ格好をしていますが
少し見た目を気にしたりしちゃうんです 笑
ただし手巾を巻いているというのは
衣(ころも)でいうロングスーツやタキシードのジャンルに入りまして
実はとってもフォーマルな服装なんですよ
そして手巾にもたくさん種類がありまして
今回紹介しているのは
修行僧用の手巾です
一般の手巾と何が違うかと言うと
圧倒的な太さです
修行僧用はとっても太いのです
これは禅宗のお坊さんにおいては
修行僧限定サイズですので
この太い手巾を巻いているお坊さんを見たら
修行道場にいる雲水さん(修行僧)と断定して間違いないです
手巾の構造は一つの輪になっているのですが
それを二つでまとめて一本の紐のように腰に巻いて
写真のように結んで完成です
見ての通りまるで変身ベルトのようなこの手巾は
夏場はとっても暑いです
ただでさえ夏場でも4枚着ている衣の上に
この手巾を巻かねばなりません
お腹周りがとっても汗だくになります
ただし柔道の黒帯とでも申しましょうか!?
何故かこの手巾を最後にギュッとしめたときには
気合いが入る気がしました
「よし、もう一首がんばるぞ!」
(坐禅の30分ワンセットのことを一首と言います)
と手巾を巻いた後には思った記憶があります
この太い手巾は修行僧のシンボルのようなものです
街中においてこの手巾を巻いているお坊さんにあったら
現在もがんばって修行に励んでいる雲水さんです
どうか暖かい目で見てあげて下さいませm(_ _)m
良玄合掌