今年は鮎の絶対数が少なくて一度の雨で上った程度ではたちまち枯渇するらしく、湖東・湖西とも川の釣りはどこも渋い様子。その代わり普段ならそろそろ終わりの浜釣りがまだ盛況です。というわけで、6/8に和邇浜へ釣行してきました。午前6時半~14時半と私にしては珍しく長丁場で259尾2767gと3kg近い釣果、休憩除いて実釣7時間半ぐらいですから平均時速35尾といったところですね。最小で8㎝、最大で13㎝ってところ、平均10.7gで10㎝前後のそこそこサイズが揃いました。

 



 午前6時頃現地着、和邇川河口付近はずらりと釣り人が並んでいますが6割がたバサーさんのようです。

 



 釣り仲間の右京さんは夜明けからスタート、既に快調に上げておられます。

 



 支度をして6時半ごろスタート、いきなり良型です。

 



 どうも時々バスが回って来るらしく、パタパタと釣れてたと思ったらパッタリ止まったりします。でもまぁ、メチャクチャ忙しい程ではないけど退屈もしない、程度に釣れ続いてビクには順調に小鮎が溜まっていきます。

 



 釣ってる間にも続々と釣り人がやってきて、すっかり日の上がった8時頃には広い駐車場も浜もほぼ満員状態になりました。

 



 いつの間にやら午後1時。だいたい1束ぐらい釣ったかな~、ごとに魚を氷締めするのですが、既に7リットルのミニクーラーに8分目。よし、朝練ったマキエが切れたら終わりにするか~(^^)。

 



 …って思ってたら、めっちゃ入れ食いになったりする釣りあるある(笑)。投入するとすぐにウキが走って二連・三連で掛かってきます。うう、仕方ない、あとちょっとだけマキエ追加…w

 



 追加のマキエも使いきって午後2時半、今度こそ終了…まだ釣れてはいるんだけど、さすがにもぉええです(笑)。1時間ちょいでこんだけ、最後の方は時速60ぐらいでした。そろそろ梅雨入りしそう、雨が降って川が活況になるのに期待しています。浜釣りも楽しいんだけど、そろそろ最後にしたい(><)。

 



 和邇浜(正式には和邇南浜)は水泳場にもなっているので、広い駐車場にトイレも完備、京都市内からだと1時間掛からないお手軽釣り場ですが案外水もキレイだし良い釣り場です。だからゴミはちゃんと片づけて帰るようにしましょう、現状駐車場は無料開放されていますが、管理する側からしたらウザい釣り人を締め出すなんて駐車場の入口に鎖でもかけたらしまいですしね。

 

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オマケ



 今回珍しく数釣りした理由はコレ、鮎干しの在庫が切れたから(笑)。要するに煮干しです、小鮎を海水程度の塩湯で茹でてカラカラになるまで干したもの。曲げたらポキッと折れるぐらい完全に自由水を飛ばせば常温で腐敗もしないしカビも付きません。

 



 このMサイズのジップロック袋いっぱいで100尾ぐらい。普通の煮干しのように水1カップあたり1尾見当でしばらく水に浸けてから煮出します。我が家ではお出汁はコレと鰹節で引きますので、コレがないと味噌汁が「なんか足りない」感じになるんですよね~。鮎はイワシと並んでイノシン酸の含有量が多く、旨味はあるのにイワシのような生臭みが少ない昆布出汁のような上品なお出汁が取れます。現代では毎度必ず乾物から出汁を引く人は2割以下で、出汁パックや顆粒出汁が主流になっているみたいですが、キチンと引いたお出汁ってやっぱり美味しいですよね(^^)。