先週まとまった雨が降って一気に鮎の遡上が始まったようなので、6/2に出撃してきました。朝5時半~9時過ぎの知内川では40尾870gの釣果、平均21.8gでデカいです。

 



 最大で17㎝弱、小鮎じゃなくて完全に鮎。前日に仲間が釣行して入れ食いだったそうですが、この日は渋くて時速は10尾程度でポイントも非常に限られる状況。雨の後は釣り人も殺到するし夜網打って乱獲する輩も多いですから、上った分も早々に減ってしまっているのでしょう。

 



 少しコマいのも欲しかったので、海津大崎の浜で13時過ぎまで「残業」して140尾1120g。平均8gでこっちはごく普通の小鮎サイズ。

 



 大崎浜はサイズほんとにバラバラ、最大14.5㎝、最小7㎝でした。

 



 夜明け頃知内川・161号線高架付近に入りました。すでにポツポツと釣り人の姿がありますが、見ている限りあまり竿が動いていません。水位は普段より10㎝以上高い感じ、橋の真下から下流にかけてはかなりの激流になっていてやりにくそうなので、橋のカミのトロ場や護岸際を攻めてみますが全くアタリがありません。

 



 …となると深場か?でも、このえっぐい激流…と思いつつ観察してると、時折鮎がヒラを返して白い腹がキラリと光ります。ここ攻めるしかないのか…(^^;。

 



 橋脚の際は物凄い流速で、5号のオモリ掛けても一瞬で下流まで吹っ飛びます。流す筋やウキ、オモリを色々変えて試していたら、流心をわずかに外したラインでアタリ、15㎝クラスでキレイに星の出た立派な鮎です。

 



 しかし、底には大きな石がゴロゴロな上に橋脚が作るヨレに捕まると流れないわ、逆に橋脚に近いとオモリが着底する間もなく下流まで流されるわ、スムーズに流れるラインが30㎝幅ぐらいしかない…えぐい(+_+)。でもアタるとデカいです、手からニョロンとはみ出すサイズ。

 



 最初はそこそこの時速で釣れていましたが、8時半ぐらいになるとアタリが止まってしまいました。仕掛けを替えたり流す速度を替えたり足掻いてみますがダメ。ビクを覗くと自分ちで消費する分は十分な量、切り上げることにしました。

 



 このまま帰ろうかなーと思ったのですが、ちょっと不完全燃焼な感じだし釣れたのが全部デカすぎるので少し小さめの鮎も欲しいな~って事で、車で15分程度で行ける海津大崎浜へ向かいました。500mぐらいある広~い浜に数人程度でゆったりしてるし、水は超キレイだし景色は最高。水面に鮎の波紋も頻繁に出ています。

 



 仕掛けは志賀エリアでやる時と同じ中間ラセン入り4本鉤2連結ですが、ここは深いしあれだけ波紋が出ているならタナは浅いので水中ウキのミャク釣りではなく普通のウキ釣りで狙います。同じ位置に正確に打ち込み、常に誘いをかけるテクニックは志賀エリアと同じです。

 



 こんなに小さくても10号のウキをキュキュッ!と引き込みます。川の流し釣りも良いけど浜釣りも楽しいなぁ(^^)。

 



 昼頃に雷が鳴って30分ぐらいゲリラ豪雨、しばし休憩兼ねて釣れた分を氷締めにしておきます。2時間でこのぐらい、時速40尾ってところです。

 



 知内川の残りの餌使い切りで13時過ぎ納竿、休憩や移動を挟んだとはいえ8時間勤務は私にしては勤勉ですなw 今年初モノの知内川の鮎だし、とりあえず塩焼きで頂きました。浜鮎ほど肥えてないけど激流ポイントで釣っただけあって身が締まって美味しいです、でもそろそろエラブタが硬くなって頭からガブリはちょっと…な感じになってきてます。夏が近づいていますね。