冬眠から覚めましたw 滋賀県の調査では今年の鮎資源量は平年比2割ほど、昨年も良くはなかったけどそれでも3月の調査では平年程度の魚群が観測されていたので、今年は「最悪」レベルです。とはいえ、2016~2017年と同等レベルでこの時も釣りに関しては普通に釣れていたので、まぁ心配ないとは思うのですが。というわけで、川見兼ねて山菜採りに出掛けてきました。

 



 知内川、上開田橋のひとつカミの堰堤(通称名無し堰堤)です。土砂の流入が進んで魚道のある段が7割がた埋まって右のほうにキレイな絞り込みが出来てます。ヒラキになった部分には鮎が滞留できるタルミが出来てて、ヨダレ出そうないい感じのポイントになっています。こりゃ混むぞ盛期。

 



 そこから下流方向は、長い中州が出来て川が完全に2本に分かれました。上開田橋から上流方向のアングルです。

 



 そのまま上開田堰堤まで続いているので、これ遡上してきたら両方の流れに鮎が入りますね。ヨシが鮎の寝床になるので、ここも絶好のポイントになりそうです。ヨシの茂り具合によりますけど川の両岸と中州、あちこちから攻められそうです。

 



 寺久保橋上流、人気ポイント「メタセコ前」は例年と変わりなし。

 



 寺久保橋と醍醐橋の間は昨年はヨシがワッサワサで入りづらかったですが、今年も同じかなぁ?

 



 醍醐橋カミ、この付近が一番釣りやすそうです。

 



 これまた人気ポイント、グラウンド裏です。よく整備されていてご高齢の方でも入れるポイント、今年も混みあうでしょう。

 



 湖西線のシモで河原の改修工事をしていました。法面の下の段を平らに均して護岸を強化していますね、ここもグラウンド裏みたいにするのかな?そうなればここも良いポイントになりますね、このポイントは道が細いのでクルマが停めづらいですが今重機が置いてあるスロープが残るんなら河原までクルマで降りられるし…

 



 ヤナ場遠景です。ヤナはまだ立てられていません。資材もまだ準備してないようです。

 



 ヤナのシモあたりでしばらく観察してみましたが、鮎はおろかウグイもいませんね。滋賀県に魚群調査でも知内川沖は魚群数ゼロ、早い時期に釣れ始めるのは昨年同様塩津大川のほうでしょうね。釣り人もひとりもいらっしゃいませんでした。

 



 というわけでお山に向かいます。フキノトウは普段の年なら3月末には完全にトウが立っていますが、今年はギリギリいけるかな?ぐらいのが残っています。

 



 でも大多数は茎が伸びて花が開いてしまっています。この姿になると苦みが強くなるので天ぷらやお浸しにはイマイチ、ふきのとう味噌ならいけます。

 



 ツクシはもう山ほど出てますが、調理めんどいので採りませんw

 



 コゴミは例年なら今が盛りですが、丁度一気に出始めたところのよう。伸びきったものが少なく、食べて美味しいキッチリと巻きの固いものが沢山採れました。

 



 まだ芽吹いていない、こんな姿のも沢山あったのであと2週間ぐらいいけそうです。

 



 この枯れ草の山は昨年のワラビ。盛期にはにょきにょき出てくるはずのワラビはまだ影も形もなし。

 



 タラノメもまだまだ硬いです。今年は桜も遅れてますが山菜も数日程度遅れていますね。

 



 椿がまだ咲いています。これが散りきるとワラビやタラノメが伸びてきます。もうすぐですね。

 



 お、オオカマキリの卵嚢発見…ガキの頃、これ採ってきて机ン中にしまって忘れてて初夏に家じゅうちっちゃいカマキリだらけにしてオカンにくっそ怒られた事がありますw これが孵る頃には知内川も小鮎銀座になるかな?この他にも天然のアサツキ、ノカンゾウ、クレソンなどクーラー満杯山菜を採って帰りました、春はいいですねぇ。コゴミのゴマよごし、ノカンゾウのヌタ、クレソンのツナ和え、ふきのとう味噌に天ぷら、春の味を満喫しました。ただ出来たらまとめて全部一気に出ないで順番に出てきて欲しいなぁ山菜…調理が地獄作業になるからw