先週は結構雨が多くて川の水位も高めで釣りづらそう…鮎は先週アホほど釣っちゃったし、泉南方面でサヨリが釣れ始めたという情報もあるし…というわけで、7/17に泉南方面へ釣行しました。前回海釣りに行ったのは昨年11月だからおよそ8か月ぶりの海です(^^;。

 



 ポイントはよく行く貝塚の年金波止、午前5時頃現地着。まだ薄暗いです、夜明けが少し遅くなりましたね。

 



 早速サビキ仕掛けを準備して落としてみると、マキエなしでも鈴なりに掛かってきます。

 



 水面下で乱舞してるのはコイツ、小サバ。こんな10㎝ぐらいのから20㎝近いのまでいっぱいいます。

 



 アジが欲しいんですが、まだこんな小さいのが多い…でも、このぐらいのサイズのを二度揚げの唐揚げにするとビールに合うんですよね(^^)。

 



 チャリコもせめて10㎝以上のサイズなら「カスゴ」と言ってキズシ(酢〆)にしたら美味しいんですが、このサイズじゃリリースです。

 



 アジの方が深いタナにいるので、重い鉄ドンブリカゴで表層のサバを突破しようとするんですが、サバが食いつく方が速くて仕掛けが底まで落ちません。その内アジがマキエにつられて水面近くまで浮いてきてしまい、アジを釣ろうとすると税金でサバがその3倍ぐらい釣れてきます。多分サバは300尾ぐらい釣れましたが、大きめのだけキープして大半リリースです。



 午前8時頃、沖の方で魚が跳ねるのが見えたのでサヨリが回遊してきたかな~とサヨリ仕掛けを投げてみました…が、釣れてくるのはやっぱり小サバ。昨年も大阪湾は小サバが沸きまくってアジがまったく釣れないという状況でしたが今年も凄いな(^^;。

 



 午前9時、日が照ってきて暑くなってきたので納竿。豆アジは7㎝ぐらいのから13㎝ぐらいのまで、色々取り交ぜて100尾ちょっと釣れました。親父が豆アジの唐揚げ・南蛮漬けが大好きなので帰りに実家に立ち寄って半分お裾分け。

 



 サバは15㎝アップのを30尾ほどキープ。途中でふと「ある事」を思いついて、最後のほう釣れたの全部キープしてみたので計60尾ぐらい持ち帰りです。15~20㎝ぐらいのサバなら天ぷら開きにしてフライ、また醤油、ミリンにおろし生姜を入れたタレに漬けてから片栗粉をまぶして竜田揚げにすると美味しいです。

 



 で、「ある事」って何かというと「小サバで小鮎のマキエ作れるんちゃう?」という事w。サバ大小取り交ぜて30尾ぐらいで、大きめのオニギリ2つ分のマキエが出来ました、だいたい1日遊べるぐらいですね。小サバならアミエビ撒かなくてもキャスティングサビキとかでなんぼでも釣れますし、海の近くに住んでる方ならちょいと行って釣ってきたらタダでエサ調達できますね。

 作り方は頭を落としたサバを30秒ほど茹でて冷まし、イワシの手開きの要領で中骨を取り除いて手でグッチャグチャに練ってミンチにして、塩とパン粉を混ぜるだけ。フードプロセッサー使わなくても結構細かいミンチになりました。また、サバは普通包丁で体表のヌルをこそげて、胸ビレ・腹ビレは残して頭を落とすのが定法ですが、人間が食べる訳ではないのでヌルはそのまま、胸ビレ・腹ビレもろとも頭を落としてワタごと茹でてしまいました。次回小鮎釣りする時使ってみます(^^)。

オマケ



 私は小鮎釣りの仕掛けを色々作りますが、たま~に作ったものの全く釣れないボツ鉤ってのも出来ます。そのひとつがコレ「金銀玉」、エポキシ接着剤にネイル用の金銀ラメを混ぜたものをチモトに付けてあるんですが、何故か素針にでもドンドン掛かる時でもこの玉が付いた鉤は追わないのです、何故???鮎の好みってホント謎で、濁り水だといきなり追う時もあるんですが多くの場合「鮎ちゃんには不評」です、この鉤。

 というわけで余っているので今回豆アジ釣りに使えないかとやってみたら…アジ、サバにはめっちゃ好評でガンガン釣れます。良かった、これで在庫消費できるw。ただ、これ小鮎用に作ったハリス0.4号、幹糸0.6号なので大きめのサバが掛かると切られます(^^;。

 



 もう一つ、鮎には効かないけど海では効果絶大なのがコレ、オーロラティンセルを巻いたバケ。ただし作るの面倒なので、絡んだりして消耗が激しい海のサビキに使うのは勿体ない感じだけど、コレはいくつか作ってストックしています。