7/4、知内川へ出撃してきました。まずは速報です、知内川のヤナ漁が6月末で終了してヤナが撤去されました。これで知内川は昨年同様鮎まみれになりそうです。

 



 当日の釣果は午前5時~9時半で159尾1,528g、1尾平均10gを割りました。午前8時からは釣れないの承知で毛鉤流していたので朝マヅメの時速は50尾といったところ。前回は平均14gでしたから随分型が小さくなりました。写真左は調理のため仕訳けた状態、左が12㎝以上で右はそれ以下、このぐらいの比率です。ヤナがなくなり、遅生まれの小さい鮎がドッと上ってきたようです。さばいてみると胃に何も入っておらず、痩せた個体も多くなっています。ヤナが無いのも良し悪しです。

 



 アベレージは10㎝前後、最大で14.5㎝、最小で9㎝ってところ、最大クラスは数尾だけでした。

 



 午前5時前に名無し橋シモの瀬に到着、カミに先行者が1人だけ…まだ薄暗く雨も降っているので荷物だけ置いてクルマで雨宿り。雨が小やみになってきたので支度をして河原に降りてみると…カミの先行者はブログ仲間の右京さんでした(笑)。しばらくしてシモの方でやってらした満月さんも合流、期せずして3人並んで釣ることに(笑)。

 



 狙い場はところどころに大きな石が入ったこんな瀬です。昨年まではこの付近中央がもう少し深くて結構良い型が出るポイントでしたが、土砂が入って釣りやすくはなったものの大物は期待できない感じになっちゃいました。

 



 釣りはじめは反応が鈍かったものの、マキエが効いてくると順調に釣れるようになりました。ほぼ1投1尾、3~4回に1回連で来るぐらいです。ただ小さい…まさに小鮎サイズで色も真っ白、上りたてです。この時点ではヤナが無くなったの知らなくて、週末の雨でヤナが開いたのだろうと思っていました。

 



 時々このぐらいのまぁまぁサイズが来ます。この日は水色のラメを下巻き、白絹を上巻きして白ビーズを付けたバケが良くアタりました。

 



 合わせた瞬間底に張り付く引きで、「おおっ!コレはエエ型なんちゃう!?」と期待したら13㎝ぐらいで「理想的な背掛かり」(笑)。いや友釣りちゃうねん(笑)。

 



 雨が断続的に降ってきます。私は夏場は天候関係なく上は速乾素材のパーカーで下は普通の長ズボンにヒップウェーダー、カッパは着ません(笑)。顔に雨が掛かると視界が奪われるので鍔の広い麦わら帽子で顔面だけガードして、後は濡れるに任せて終わったら着替えて帰ります。暑くて汗で濡れるより雨で濡れたほうが涼しいですし(笑)。
※川釣りではコケてびしょ濡れとかよくあるので、私は常に下着含めてまるっと上から下まで着替え用意してますw

 



 午前8時、ビクを覗くとまぁ1束は軽く超えてるぐらい、今週は出張が入っててあんまり釣っても困るので餌釣りは打ち止めにして毛鉤流しやチンチン釣りで遊ぶことにします。

 



 こちらの記事の「宇川式毛鉤」、前回鮎に袖にされたのでリベンジ…とパターンを替えながら30投ぐらいブチ込みましたが全く反応なし…;つД`)。やっぱり知内川ではハエ毛鉤は効かへんのかしら。そういえば知内川って川虫をほとんど見ません、早朝でもカゲロウやカワゲラが飛んでるのを見たことがない…。カワムツなんか何食べてはんのやろ?鮎バケに切り替えても前回のように反応してきません。上りたての鮎が多い上に雨後でコケが飛んでてハラペコ、餌釣り最強シチュエーションでは鮎バケ意味ないようです。やっと来た1尾が本日最大サイズだったのが救い。

 



 毛鉤系では釣れないので9時半終了、冒頭にある通りヤナを覗いて帰りましたがやっぱりシモの方はハスが半端ないです。ヤナ跡は鮎やハスの産卵に適した小石底の浅瀬なので、あちこちで飛沫を上げて産卵しています。巨大なニゴイもウヨウヨ…投網の方も瀬で打つとハスが入るので深場を狙ってます。ド流心を狙い、なるべく小さい鉤で遅めに流すとハスやニゴイが掛かりにくいです、下流域狙う方は参考にしてください。