今週はどこか浜釣りでも…と思っていたのですが、4/17に結構まとまった雨が降ったのでもしかして…と思い、再び知内川まで足を延ばしてみました。辰さんが速報してくれていますが、ヤナが全開していたにも関わらず全く遡上していません、完全ボウズ食らいましたorz。

 



 4/17の知内川は上開田のテレメータ(水位計)で+28cmまで水位が上がっており、この写真の状態でもプラス水位です。知内川のテレメータはだいたい平水+10~15cmぐらいまでは数値0と表示されるので、平水より40㎝以上高い水位で、このレベルになるとヤナの破損を防ぐためにこのように水止めの葦簀を外します。これが「ヤナを開けた」という状態です。

 



 水位の上昇が少ない場合は葦簀に掛けてある防水シートを取り除いたり、中央少しだけ開けたりしますが、その状態では鮎は上れません。このようにガバッと開けた場合か、ヤナが完全に水没した場合で、かつ鮎は完全な昼行性なので昼間でないと遡上しません。昨日の増水ピークは午後2時頃、午前中から開けてあったと思われるので鮎が河口に居たなら遡上しているハズです。ということは、鮎が接岸すらしていないという事。辰さんが近々詳しい所見をブログUPしてくださるそうなのでそちらを御覧ください。なお、ヤナ小屋で漁師さんが作業してらしたので、現在はもう復旧しているだろうと思います。

 



 当日は午前6時半頃にグラウンド裏着。水位が高いので、落ち込み下流のヒラキへ入りました。さすがに少しは上っただろう…と思ったのですが、何人も来ている釣り人の誰一人として釣れてません。

 



 水中を凝視しても、鮎の姿は見えません。流速も釣りにならない程でもなく濁りもこの程度の笹濁り、むしろ条件としては爆釣パターンです。なのに、流すラインを流心から川岸近くまで変えて何度流しても一度たりともウキが動く事はありませんでした。これはダメだ…と思った矢先急にかなり強い雨、サッパリ諦めがつきました(^^;。実釣わずか1時間で撤収です。

 



 浜の方はどうかと偵察してきました。知内川と近江今津の中間地点、桂浜園地です。逆光でよく分かりませんがオオバンとカワウと思われる水鳥がかなり居るので、鮎もいると思われるのですが雨が止みません。

 



 近江今津の通称ホテル裏、今津川河口です。人っ子一人いません。水面の波紋は鮎じゃなくて打ち付ける雨です。

 



 ハマダイコンが可憐な花を付けてます。…が、ワタシ的には花が咲く前なら食えるのでそっちのが良かった(笑)。

 



 雨雲レーダーを見ると安曇川より南なら大丈夫のよう…志賀へ走ってみました。

 



 そこそこ人は来てるのですが、状況を伺ってみると「今日はサッパリだめ」との答え…バケツを見せて頂きましたが、たった1尾の鮎が寂しそうに泳いでいました(^^;。釣り場近くの駐車スペースはもちろん志賀駅前まで満車で入れず、竿出しは出来ませんでした。

 



 仕方なく大津市と高島市の境あたりの小さな浜へ…移動中にまたかなり強い雨。止むのを待って11時頃から竿を出してみます…が、あきまへん。魚影も見えないし何度打ち返してもアタリひとつありません。

 



 おまけに時折突風が吹いて浜釣り用の長竿では腰ダメしないと飛ばされそう…応援団の旗持ちやないねんから(^^;。12時に諦めて納竿、今日は川でも浜でもアタリすらない完全ボウズでしたorz。

 



 というわけでまたまたお山へ上ってお土産の山菜採りです。コゴミはもっさもさ出てます、若草色のシダみたいなのが全部伸びたコゴミです。今年コゴミは当たり年みたいです。若芽を選んでお持ち帰り。

 



 ワラビとタラの芽は出盛りの感じ、タップリ採れました。まぁ、夜が明けなかった年も雨が止まなかった年も鮎が上って来なかった年も歴史上一度も無かったんですし、その内上ってくるでしょう…ですが今回もお土産山菜のみ…あああああ蛋白質をくれ~ッ!! ←またそのオチかw