先週は大した雨もなく川の水位も落ち着いてきて、どの川でも何とかなりそう…いつもの知内川ならカタいですが混むだろうし、どうせなら今年まだ行ってないポイントがいいな…というので、梅雨の晴れ間の7/20、彦根の芹川(市街地を外れた上流域)へ釣行しました(^^)。結果から言うと午前6時~9時の3時間で111尾の束超え、平均時速約40尾弱ですから程々に退屈せず釣れてくる感じです(^^)。魚のサイズ的には総重量968gで1尾平均8.7g、サイズはバラバラで最大14㎝程度、アベレージ10㎝程度でやや小ぶりが多い印象。

 



 塩焼きにできそうな13㎝アップはこのぐらいです。

 



 真夏の小鮎釣りは早朝の涼しい内が体力的にも釣果的にも良いので、夜明け直後の午前5時半頃現地着。…が、気温は高くないものの川霧が立つほど湿度が高く、動くとジンワリと汗ばむ感じ。

 



 水位はだいぶ落ち着いたとはいえ、ここって普段は赤い線の辺りが岸ですから平水+20㎝ってところ、結構なガン流れです。対岸はボサが酷いので矢印で示すところを渡河するんですが、普段は無造作にジャブジャブ渡れるチャラ瀬も流心付近はヒザ上15㎝ぐらいで流れも速くなっています。もちろん長靴じゃ無理でウェーダーが要りますし、足を川底から離すと脚払いされてコケますのでスリ足でジワジワ進む感じ、結構おっかないです。芹川は人が少ないのは良いのですが、単独行で溺れたらヤバいですから行かれる方は十分な装備と注意を(^^;。

 



 狙いはこんな大きな岩のあるポイント…ですが、増水続きで水深1.5mぐらいまで掘れこんで激流逆巻いている状態、流心に打ち込むと仕掛けが揉みくちゃにされて一瞬で下流までブッ飛びます。こらあかん(^^;。

 



 下流のヒラキ(急瀬から川幅が広がって浅く緩やかになっている場所)でも2号のチューブラセンでドンドン流れる流速、何度か流してみますがアタリがありません。

 



 こういう時は鮎の隠れ場狙い。岩の裏のタルミから続く対岸際の流れが緩くなっているラインを流すとウキがククッ!10㎝ちょっとで色も薄い上りたての鮎です。

 



 こんなおチビちゃんも掛かってきます(^^;。

 



 時折強い引きでこんな追い星バッチリのも(^^)。なお、仕掛けはこちらの記事でも使っているチカ2号極小パールです。

 

 



 ほぼ毎投、1~2尾のペースで釣れてきます。まぁ忙しくもなくヒマでもない丁度いいペースかな(^^;。

 



 7時頃から陽が差してくると鉤がよく光るのか、少しペースが上がります。鮎が動き出したのか、シモ手の瀬でも掛かるようになってきました。カミでアタリが減ってきたらシモに移動して30分ぐらい休ませ、戻るとまたパタパタ釣れるの繰り返し

 



 8時を過ぎるとアタリの間が空くようになったのでバケに切り替え。バケを使うと素針でアタリ絶えてからも来るんですが、サイズは大して変わらず(^^;。

 



 …と思ってたら一瞬川底に貼り付かれるような引きで本日一番が来ました(^^)。

 



 陽が上がると河原全体が日向になって気温が急上昇してきます…ここで熱中症で倒れたらヤバス、誰も居ないから発見して貰えません。いつもの通り明日からまた旅の空でこれ以上釣っても消費できないし、最後にエエ型の来て気持ちいいところで勝ち逃げです。

 



 午前9時納竿、量も頃合いですね(^^)。

 



 それにしても芹川の水のキレイなこと。手を入れると実に気持ちいい冷たさです。流れの緩いチャラ瀬に脚を浸けて朝食がてらしばし休憩、おー涼し~(^^)。知内川、犬上川も水質の良い川ですが、ゴツゴツした茶色っぽい花崗岩が多いのに対して芹川は丸くて白っぽい砂岩が多いので、川の色が明るいのもあるかも、知らんけど~w。

 



 涼みながら川の中を見てるとキレイな水の中をワラワラと小鮎が泳いでます。う~ん、癒されます(^^)。

 



 汗の引いたところで帰路に。帰りに福寿橋から犬上川を覗いてみました。点々と10m間隔ぐらいで釣り人がおり、ポツポツと釣れています。遠目ですがサイズ的には芹川と同じぐらいに見えます。川幅が広い分、この付近は流れも穏やかで増水ぎみでも釣れますし、釣りに不慣れなお子さんや女性がいても安心です(^^)。

 あと1週間ぐらい梅雨が続きそう、大雨はもう勘弁ですが山が潤う程度だけ降って欲しいかな(^^;。とんでもない豪雨がない限り、湖東各河川はしばらく小鮎釣りが楽しめそうです。