そしてこのペン習字東海講習会でのメニューですが

いきなり作品を創作してみようというハードな始まり。

かなは、ひらがなと万葉かな(変体仮名)との組み合わせであり、これの組み合わせで作品に変化をつけましょう、という講義。修行人も最近変体仮名をちょっとは読めるようになったんですが、未だにはとかにとか、耳を「に」と読ますのとか者を「は」と読ますのとか苦手、と言っていたら便利なホームページを発見しました。検定を受ける人にも良いのではないでしょうか。

変体仮名を調べる

かな作品は線の強弱をつけて書きなさい、と前の先生から口をすっぱくして言われていたのにできなかった修行人。最近しぶしぶつけペンを使っているが使いこなせずまだ困っている有様です。

・かな作品で大事なものの一つに用紙がある

・昇格試験では落款印無しは減点対象

・落款印は朱文でも白文でもかまいませんとのこと

・たまに本当の印鑑登録印のような落款印で提出してくるのがある

参考に、先生がボードに貼ってくださった筆作品のいろは歌

修行人は以前書いた競書をひっぱり出して添削用に持って行きました。今の先生に指導を受けている部分と全く同じところを指摘され直されました。

しかし、今の先生にかなを指導されているから、講習会へ行こうという気になったと思うと感謝です。

 

絵は下手くそ、芸術的要素のない修行人でかなの腕も伸び悩むかもしれませんが、スティーブ・ジョブズが、大学ドロップアウト後に、おしのびで学んだカリグラフィー(アルファベットのレタリングみたいなもん)がアップル社の原点となったように(笑)何か自分の身になればいいなと思っています。