難しいものですね…
現在キョロちゃんは
心臓の機能が落ちてきて、
うまく輸液を血管に乗せて毒素を
体から排出することが
できていません
なので余った輸液の成分が血管から滲み出て
浮腫が出たり、胸水が溜まったりしています
すると心臓を圧迫しますから
また機能が落ちてくる…
以前に響ちゃん宅で読んだ
「腎臓と心臓の矛盾するバランス」に
キョロちゃんも迷い込んだようです
つまり、輸液をしないと
毒素が排出されないから
腎臓の数値が下がる
他方で、輸液をすると
心臓に負担をかけてしまう
そしておそらくは肺も湿った環境になっていると
思われるために
酸素と二酸化炭素の交換がうまくいっておらず
かなりの貧血状態になる
一昨日よりも血液の数値(ヘマトクリット)は
少しだけ上昇(昨日朝)
今日もまた少し上昇して
戻ってくれれば
少しずつパズルがあるべきところに
はまり始めて徐々に全ての機能が
取り戻されてくる…
このような形での回復方向を
獣医さんは目指しているようです
私も、かつてみたいに
「奇跡が起これば…」なんて
思いません
欲しいのは着実な前向きの一歩です
今の難しい迷路を
キョロちゃんがお医者さんの助けを借りて
一つずつ難所をクリアしながら
望ましい出口に出てきて欲しいのです
なので現在は
心臓の働きを促進するお薬をもらいながら
数値を検査して体調から
必要なものを導き出し、
輸液自体は一旦止めています
キョロちゃん、いい子です
私がいくと
ゴロゴロが止まらず、
ぐったりしていたようなのに
立ち上がってこちらを向いて
普通に座ってみたり。
実は昨晩はウブラピの血液を使えるか否か
だけ調べてもらうという検査もしたのですが
なんとウブラピを受け取り忘れて
獣医さんを後にしてしまって
もう一度 病院に戻ったんです
すると明らかにキョロちゃんが顔を上げて
明るい表情をして
「あ帰ってきた」
という顔をしたんです
そしてこちらに向けて座り直し、
顔を上げて少しでも私を引き止めようとします
獣医さんも「明らかに動きが違いますね」と
言葉をかけてくださり。
可愛い子です
切なくて
自分のことも不甲斐なくて
泣いてしまいます
ずっと昔から
こうですね
自分の病気は2の次です
(インフルエンザで38度以上熱があっても
バイクに乗って病院に行ってしまったり、
疲労?で39度以上熱があっても
予備校の授業を9時間もやってしまったり。
はたまた手術、入院の退院の翌日から
授業に行ったり…
自分の体調なんてどうとでもなる、
そういうのが私の基本みたいです)
でも、猫の病気だけは
私を地の底に陥らせ、
打ちのめします
こんなアンバランス、本当は
良くないのかもしれません
最後に
泣いていたら
お部屋にやってきて
「にゃ!」って声をかけて
ゴロゴロいってくれたライトの写真。
猫ってなんて人間の気持ちを
読んでくれる生き物なのでしょうね
悲しいながらも
いつも感動してしまいます