何匹も育てた経験がなければ、意外と気が付かない事
経験から言うと、外から迎えた犬が思ったように言う事を聞くようになるのは、大体5、6歳です。
比べるのは難しいのですが、家で生まれた犬がよく言うことを聞くようになるのは、2歳ぐらいです。
一頭の犬を、二つの条件で育てることは不可能で、経験から言って、多くはこんな事が言えます。
この二つのパターンの違いから、飼い主の言うことを聞くのに1番大切な事は、飼い主に対しての信頼度です。
したがって、家で生まれた犬の方が、飼い主に対しての信頼度が高いという事が言えます。
当たり前ですが、家で生まれ、妊娠期もお母さんを通して胎教から飼い主を知っており、生まれた後の授乳期も飼い主のことを知っているという事で、信頼度に大きな違いがあります。
普通、他人から譲ってもらった犬はその部分、信頼度の差を縮めるためには、3年という月日がかかるという差が出てしまいます。
つまり、信頼度を高めること、言葉が通じないうえに新しい環境にも適合させなければいけないこと、この大粋な問題をクリアしなければならないということは、大体わかったと思います。
皆さんは外からわんちゃんを迎えていると思いますが、必要なことは、単純に信頼関係を結ぶことです。
信頼をすると言うことは、一つ目に、安全・安心の管理を飼い主が保障することです。
例えば、決まった時間に散歩に行けること、ご飯を食べることができることを習慣的にやることが重要です。
二つ目は、叱らないことです。
犬の問題行動は回避行動で、原因が必ずあります。
そのため、原因を取り除くことをまず考えないといけません。
例えば、鳴く犬に対しては、怖いなどの理由があるため、飼い主が安心させてあげることが大事ですが、叱ってしまうと恐怖心がさらに高まり、逆効果になります。
また、怖い理由を犬自身が確認できず、安心できなくて吠えている場合もあります。
その場合、恐怖感を生む外的要素を飼い主が取り除いてあげて、犬が安全を確認できるようにする必要があります。
例えば、宅急便の人が怖かった場合、宅急便の人からエサをもらうことで安心させてあげることができます。
これから犬を迎える方は、この条件を参考に仔犬を迎えてください。そうでない場合は、上記のことを基準に犬のことを考えてあげるようにしてください。
こういった考え方で犬に接することの大切さを理解することが、人間社会で生きる上でも、教育のヒントにならないかなといつも考えています。





