「女子」に迎合しすぎの理系大学? | アラフィフ親父の戯言

アラフィフ親父の戯言

妻と高校生の娘の3人家族。20代と中高年で複数回転職。国立大学文系学部卒。仕事の人間関係と子どもの成績に頭を悩ませる、どこにでもいるアラフィフ親父です

本日、家族で芝浦工大のオーキャンを訪問しました。


芝浦工大には、

・工学部

・システム理工学部

・デザイン工学部

・建築学部

の4つの学部があります。


どうやら、この大学の看板学部はデザイン工学部のようです。女子に優しいお洒落な雰囲気を演出し、親世代の芝浦工大のイメージとは全くの別物になっている印象を受けました。


私も娘もデザイン工学についてあまりよく知らなかったので、改めて勉強することができました。


建築学部も似たような感じです。スタイリッシュな印象を前面に出しています。

システム理工は来年度より大幅に改編予定、とのことでした。その旨がパンフレットに説明はされているものの、学生にもその詳細がまだ知らされていないようです。自分たちの研究室が今後も存続するのか心配している学生もいました。

残念だったのは老舗の工学部。研究室を訪れる人もまばらで、多くの学生たちは、最初から説明するのを諦めてしまっている様子でした。ただ、娘が関心を持っている分野の研究室は、我々以外に訪れる人は誰もいなかったのですが、中に入るやいなや、待ってましたとばかりに教授と助手の方にかなり懇切丁寧に説明いただくことができました。

就職実績もMARCH理系よりも上回っているらしく、学内の改革に非常に積極的なのは評価できるのですが、あまりにも「女子」を意識しすぎていて、女子が少ない学部が片隅に追いやられている感じなのが気になりました。

女子の少ない学部に、男女双方がもっと気軽に訪れられるような配慮があれば良かったのに、と思いました。