娘は中学三年生になりました。
「中二だから厨二病」なんて言い訳はもう通用しないはずですが、「15歳の誕生日(冬)迄はまだ厨二病なんで」などと自分で言っております。
それでも、底は脱した感があり、少しずつ自覚も出てきているようです。
中一の後半あたりから宿題をあまり出さなくなり、中二になってからの提出状況はかなりひどかったようですが、春休みの宿題は一応提出したようです。
学校の行事も、ある程度責任のあるポジションが任されるようになり、以前より主体的に取り組んでいるように見えます。
今の悩みの種は、英語の成績がイマイチなこと。
このレベルの女子校ではよくある話かもしれませんが、他教科に比べて英語のカリキュラムレベルが高い上に、英語だけは真面目にやる子も結構いるようです。
英検準2級を取ってないと落ちこぼれ扱い、2級を取ってても当たり前の環境。
そんな中で本人は英語の勉強をサボってたのですから、自業自得ですけどね。
本人も何とかしなければと、少し思い始めたようです。
英検合格のための表層的な受験テクニックに走ってしまい、文法の理解や語彙力が怪しい印象。
まずは基礎固めが必要です。
娘の学校ではニュートレジャーを使ってないですし、実力的にも難関校生用の教材で勉強するのは厳しそう。
ということで、本人とも相談し、学校の勉強の予復習に差し障りのない範囲で、まずは公立の中学三年生向けのゆるい教材(通信添削)で勉強を始めることにしました。
添削課題が期限内で提出できないようであれば、すぐにやめさせる予定です。
逆に簡単すぎるようであれば、中高一貫校の中学三年生向けか、公立の高校一年生向けの教材に変える予定です。
幸い、数学と物化の成績は割と上位の成績で、理系寄りの兆候を見せています。
中2までは体系数学を使っていたのですが、中3からは体系数学ではなく、高校の教科書(数Ⅰ、数A)を使うようです。
数学は今のところ学校以外の勉強をやる予定はありませんが、今後本人が希望する場合は、中高一貫校の中学三年生向けよりも、公立の高校一年生向けの通信添削をやった方がいいのかな、と思います。
ざっと教材サンプルを見た感じでは、英語も数学も、公立の高校一年生向けの教材の方が、中高一貫校の中学三年生向けよりも平易です。
私見ですが、中学受験用の教材と同様、中高一貫校の教材もオーバースペックな部分がかなりあるように見受けられます。オーバースペックな教材に無理についていこうとしてもできないばかりか、そうしようとすると基本的事項の理解すら覚束なくなってしまうことは、中学受験の時に既に経験済。
今はまだ大学受験なんて意識していませんけど、中学受験の時と同様の「ゆる受験」をコンセプトに、まずは基礎固めができればと思っています。