主要塾比較(この界隈での噂) | アラフィフ親父の戯言

アラフィフ親父の戯言

文系学部出身ですが仕事は理系寄りです。アラフィフで中高年転職しました。妻と中高一貫校に在学中の娘の3人家族です。

あくまでも我が家界隈での噂レベルの話です。
信憑性、客観性に乏しい情報も含まれているので、話半分でお願いします。
 
S
一部ではあるがマウンティング気質が強い親子がいて、周囲とトラブルになる事例が他塾よりも多い印象を受ける。
Sに通塾しているというだけで、他塾通塾者よりも「上」だと勘違い(選民思想)した言動が見られる場合がある。
エリアによっては、S以外の塾に行くとバカにされる、なんて話もあるらしい。
 
四六時中塾の文句を言っている親も、他塾より多い印象を受ける。受験が終わった後も「Sなんかにしなければよかった」と文句を言い続けている親も一定数いるような。 第一志望が残念だった場合でも、他塾通塾者の親はそこまで文句言わないと思うけど。
 
文句を言っている割に、実際に転塾するケースは少ない印象。保護者も子どもも、Sからの転塾は「一軍カースト」からの転落を意味すると感じているからかもしれない。

ただし、S退塾→中受撤退の話は時々聞く。
転塾ならまだしも、なぜ即中受撤退という結論になるのか理解できない。
「(Sをやめるのはともかく)中受そのものまで諦めなくてもいいのでは」と当人の保護者に言ったところ、なぜかひどく怒られてしまい、その後の関係が険悪になってしまったことがある。
S以外は中受塾として認めないような態度が鼻につくことがある。

また、中学受験が盛んな地域の小学校では、Sに通塾する一部のマウンティング男子が、小学校で授業をバカにして妨害するのは至極当たり前の風景になりつつあるらしいが、我が子の通う小学校も例外ではなかった。
受験ストレスで人格が歪んだとしか思えない子どもが、他塾に比べて多い印象を受ける。

大抵の場合、こういう子どもの保護者も、偏差値の低い中高一貫校のことを平気で人前で残念校呼ばわりしたり、子どもの悪しき言動を全て小学校や教師、もしくはクラスメートのせいにしたりするので、保護者にクレームしても無駄である。
難関校を目指したいがこういう家庭と距離を置きたい、というのであれば、後述のグノとかに行かせた方が賢明かもしれない。

この塾が、御三家クラスのトップ校に圧倒的な合格実績を誇っているのは疑いのない事実である。が、この塾にいる限り、否が応でもYN60(S50)以上の学校を目指さざるを得なくなり、中堅校なんて恥ずかしくて受けられない、結果として学校の選択肢が狭まる、なんてことも起こり得る。それを苦痛に感じるならば、この塾には行くべきでないと思う。

そもそも、子どもをSに通塾させること自体、
・難しいテキスト、大量の宿題
・容赦なきクラス昇降(毎月3年間ずっと)
という多大なるストレスに子どもを晒すことを意味する。そのことが子どもの後の人生に重大な影響を与えるリスクも決して低くはないと思われるが、そういうリスクを犯してでも難関校に入れたい、入りたいという、親子双方の相当なる覚悟が問われるのだと思う。

また、成績トップ層であっても、この塾の大量演習方式が向いておらず、他塾でのんびりやった方が伸びるタイプが一定の割合で存在する。安易に飛びつくとリスクが高い塾だとも言える。

N
近所の校舎はつるみ女子(ブラックホール女子)の溜まり場になってしまっているらしく、あまり評判は良くない。この校舎に通う女子たちが、塾でも学校でも四六時中つるんで排他的なグループを形成していると聞く。トイレも集団で行って他の子たちが入れないようにしたり、いつもお互いに顔を見合わせ、周囲を品定めするような目つきで見渡してクスクス笑ったり。気にしなければいい話なのかもしれないが、やはりそういう集団がいると気になるものである。
 
そして、どうやら彼女たちの母親同士もつるんでいて、他を寄せつけない異様な雰囲気を形成しているらしい。一見仲がいいのだか、受験が近づくにつれて微妙な関係になり、受験終了後はむしろ険悪になってしまう、ということが毎年とはいわないまでも度々起こるらしい。この噂は界隈で広まっていて、つるみたくないから他校舎に通わせる、なんて話もちらほら聞く。

悪い話ばかりではない。 他の大手塾に比べて進度が遅いなどと批判されることもあるが、それは御三家レベルを目指す層の話であり、中堅層にとっては Nの進度で十分である。中堅レベル、特に算数が苦手な女子には、Nが一番合っているのかもしれない。

また、校舎が本部系と関東系に分かれていて、雰囲気が随分異なるとも聞く。(関東系の方が厳しめ?)

いずれにせよ、特に女子が近所のNに通塾する場合は、くれぐれもつるまないように注意する必要があると思う。 


W
近所に2校舎ある。Yがこの界隈からやや遠いというのもあり、予習シリーズで勉強するならYよりもWがメジャー路線になってしまっている。
巷では、スパルタすぎるとか、やたら課金を勧められるとか批判が多い塾ではあるが、この界隈での評判は悪くない。校舎や講師に対する営業や進学実績ノルマは他塾よりも厳しいらしいが、教え方そのものは割と校舎や講師の裁量に任せられているらしい。つまり、通塾する側にとっては、校舎や講師毎のバラツキ、つまりはアタリハズレが大きい塾なのかもしれない。
 
特にこの界隈では、女子の難関校(JGや渋谷系)合格実績はSよりもいいかもしれない。真面目にこつこつ勉強できる女子には、きめ細かい指導で定評のあるWが合っているのかもしれない。栄光とフェリスの合格実績がイマイチなのは、神奈川県民として気がかりではあるが。 
 
ここの関係者の保護者や子どもで、特に学校で問題を起こしているという話はあまり聞かない。
 

Y
この界隈からだと校舎は事実上一択。他の3大塾と比較するとやや遠いせいか、通塾者はあまり多くない。保護者も子どももおとなしめな印象。
 
クセのない普通の塾と言えば聞こえはいいが、これといった特徴がない影の薄い塾、といえなくもない。予習シリーズを使って勉強している生徒は相当数いるが、四谷直営校に行っている子は界隈ではそれほど多くなく、Wや中小塾に流れている印象。
 
あと気になるのは、「予習シリーズ」改訂により、過剰な先取り・難化が進んでいることである。それによって、「ゆる勉強」でよしとする中堅層のY離れが進んでしまうかもしれない。


個別指導塾T
最近校舎が増えている。
ブログとかだと、SのセカンドとしてTに通わせているケースが多い印象だが、この界隈ではあまりそういう話は聞かない。我が家にそういう情報が入って来ないだけなのかもしれないが。
むしろよく聞くのは、Nで勉強についていけなくなったり、女子間トラブルで居づらくなったりして、Tに転塾するケース。


グノ
Sが代ゼミ傘下に入った頃にS講師がスピンアウトしてできた塾。昔のSのよさを残している塾とも聞く。
グノ関係者のブログを読んでいる限り、「難関校は目指したいが Sは嫌」と思っている家庭のための塾といった印象。
我が家のエリアだと、通塾可能なグノ校舎が複数あるにもかかわらず、なぜかママ友の間では噂にならないらしい。
SNS上ではそれなりに存在感のあるグノだが、リアルの世界では、まだ名前すら知らない人も多いらしい。
 
Sとの親和性は高いはずだが、S→グノに転塾したという話もあまり聞かない。
そもそも、Sに子どもを入れたがる親と、グノに子どもを入れたがる親では、全く志向が異なっているのかもしれない。
 
ブログを読む限り、講師やスタッフの対応はSよりきめ細かく暖かみのある印象を受ける。我が子が御三家レベルを目指すのであればここに通塾していたかもしれない。
 
ただ、家庭学習中心で、授業進度が早いのはSと同じ。特に社会の授業進度はSよりも早いので賛否の分かれるところではある。
 
ちなみに、グノとSの比較記事はこちら