きょうは――
ようちえんがおわって、

おうちにかえって
うらやまにたんけんに
行ったの――

さくら、ちょっぴり――

……

こわかったの。

だってきょうのたんけんは、

おっきいおさかなさんを
やっつけるたんけんだったから。

きょうね――

ようちえんに
あたらしいえほんが
ふえてたから――

さくら
よんでみたの――

そしたらえほんに
でてたピノキオさん、

おっきいおさかなさんに――

ごっくん!

されちゃったの――

うぅ……

こわいこわいこわい――
こわいよぅ……

おっきいおさかなさん、

きっとおみずの
いっぱいあるところに
おばけみたいに
とつぜんでてきて――

さくらのこと
たべちゃうの。

……

ぐすんぐすん。

そんなのいやいや!

そしたらマリーお姉ちゃんと
観月ちゃんが、

おっきいおさかなさんが
おうちででないように――

おうちのちかくの
おみずのいっぱい
あるところをさがして――

いたらやっつけよう!

だって――

きょうは
みつからなかったから、

あしたもいくんだって――

もしきょう――

おさかなさんが
でたらどうしよう!

きっとみんな
たべられちゃうの。

……

うわぁ―――ん!!!!

こわいこわいこわいよぅ――

お兄ちゃん――さくら、
こわくてこわくて――

……

トイレもおふろも
いけないよぅ。

-あとがき-
べびプリ日記風SS
鼻の伸びちゃう姉妹は少ないだろうなぁ……
日曜日から
昨日の遅くまで
大騒ぎしていた立夏ちゃんも、

何とか最初の授業は
宿題を出せたみたい。

結局全部を終わらせることは諦めて、

最初の授業までに
終わらせよう作戦なんですって。

今は学校でもらった
おみやげを山みたいに集めて、

宿題で疲れた頭に
いっぱいのご褒美をあげてます♪

春風も地域限定のぶどう味の
チョコレート分けてもらっちゃったv

王子様も
なにかもらいましたか?

長いお休みのたびに、
色々もらえてスゴイですよね、
立夏ちゃんv

もう全国のおみやげを
食べつくしちゃってるんじゃ
ないかしら?

ウフフ――v

実は春風も――

いつもはポストカードや小物を
おみやげにくれるお友達から、

珍しくお菓子をいただいたのv

有名な別名のある、
パイのお菓子なのよ。

そのお友達は、

王子様のことは
知らないけど――

でもいつも春風の
恋を応援してくれている子で、

だからこれは――

メッセージだと思うんですv

王子様の心を――

春風がvがっちりv
射止めちゃいなさい!

この夜のお菓子で
いっぱい元気をつけて――

っていうv

きゅぅうううんっvvv

ちょうど!

週末の吹雪ちゃんと
氷柱ちゃんのアタックや、

夏のドキドキv
イベントで――

カメレオンのようなって
海晴お姉ちゃんが言ってた
昨日今日のお天気みたいに
ころころ変わっちゃう王子様の
お気持ちを――

そろそろ本気で
春風がもらいに
行こうと思っていた
ところでしたしv

きゅんv

というわけなので――
今夜v

春風、行きますv

王子様のお気持ちv

必ずいただいちゃうのvvv

お友達の気持ちと
おみやげで
い、ーっぱいv
元気になった春風がゼッタイ――

逃がさないんだからv

-あとがき-
べびプリ日記風SS
成分的にはともかくとして、
もちろんそういう意味の別名ではありません。
ちょっと話があるの――

夕凪たちなんか、

ほっとけばいいわ。

自業自得なんだし――

それに――

あなたは私だけの下僕――

いつも私の1番近くにいて――
言うこと聞いてあたりまえの存在――

それはこの私が
1番に宣言したときから
変わらない――

永遠に。

どんなことがあっても――。

気が利かなくって、

すぐご主人さまの
そばを離れて、

バカでアホでトンマで――

だからまだまだ
私があなたを
しっかり教育して
あげないといけない――。

だから――

私はあなたのこと
離さない――。

……

私、聞いちゃったの――

あなたの言った――

あ、愛してるよ、吹雪――

って言葉、
たまたま通りかかったドア越しに。

――吹雪にかぎらず私の妹は、

もちろん姉さまも
みんなかわいいし、

そんな子たちに
チヤホヤされて
揺らいじゃう気持ちもわかるし、

それが本気の気持ちだったら
もっとどうしようもないし――

……

きっとこれから
吹雪との時間が増えて――

今よりもっとご主人さまを
ないがしろにするのね。

――そんなの、

ご主人さまに対する
最大の謀反よ――

そんなの許さないから――

だから――

私も宣言するわ。

手遅れかもしれないけど――

ホントは言わないほうが
お互いのためかもしれないけど――

初めてだから、ちゃんと言いたいの。

……

私も――

いえ、私が一番!

げ、げぼ――

うぅん。

――あなたのこと、

あ、あ、あああい――

――ちょっと、
口をはさまないでよ!

今言えなかったら、

きっともうずっと――

――はぁ!!!?

合成!?

吹雪のイタズラ、って――

そういえばイントネーションも
おかしかったような――。

じゃ、じゃあわたしは
勘違いで――?

――!!

は、話っていうのは――

だから――

その――

うんそう、そうよ!

さ、最初に言ったでしょ、
あなたはわたしの下僕だって。

それを夏休みですっかり忘れてそうな
その下僕アタマにあらためて
刻みこみたかっただけよ、

それだけに決まってるじゃない。

フ、フン――!

-あとがき-
べびプリ日記風SS
昨日(9/1)「連結的合成」の続き。
久しぶりに付けたな、このフレーズ。