風邪が流行ってきました。
お薬を飲んでもなかなか治らない人も多いようです
お薬に頼らず、体を休めていますか
白血球は元気ですか~
風邪にかかり、かなり体調が悪いのにも関わらず、
炎症時に上がる血中の白血球値が正常値範囲
ではないですか~
こんなときは、免疫力が低下しているのではないでしょうか
白血球は免疫システムを管理しています。
風邪にかかっていて、白血球値が上がらないのは、
あまり問題にされてはいません。
しかし・・・
抗癌剤の治療時には免疫力がない、
感染を引き起こしやすくなるためと、
白血球数が上がるまで、一時、抗癌剤治療を中止します。
熱など炎症の起こっている体に免疫システムの働きが悪く、
白血球数の上昇が見られないのは、
やはり問題と考えるべきではないでしょうか~
炎症が起こったときに調べるCRP検査値、上昇しますか~
近年、熱があっても上昇をしない、
もしくは、かなり辛い症状のもかかわらず
CRP値の軽度の上昇しか見られない人が増えました。
それと同時に、抗生剤などの効果も悪かったり、
副作用を訴える人も増えたようです。
昔・・
炎症を調べるには、どーしていたのでしょうか~
炎症度を調べるのに「血沈検査」を用いていました。
この検査は、赤血球が沈降するスピード・速さを検査します。
沈査速度は、フィブリノーゲン・アルブミン・グロブリンなどの
タンパク質組織の影響を受けて変化しています。
検査数値からの指標とすれば、かなり正確なものですが、
検査に手間がかかるため、時が過ぎるに従い、
CRP値を炎症検査の指標にするようになりました。
CRP値は、主に肝臓で炎症にともなって作られるタンパク質です。
指標し始めた頃は、「すごい~」と感動するくらい
炎症に伴う正確な反応値を示していました
しかし・・・
現在は、あきらかに炎症が見られても上昇すら見られない人や、
昇しても炎症度に伴わない人も多く見ます。
CRP値よりも血沈法が正確なのかもしてませんね
CRPと同様な肝臓の酵素としてGOT GPT γーGTPなどがあります。
肝機能障害では、GOTやGPTなどの値は高値を示します。
しかし・・・
肝硬変がすすむとGOTやGPTは上がらないようです。
私の父もアルコールを飲みすぎて、肝臓が肥大しています。
年々、GOT、GPTが上がらなくなってしまうと
父の肝臓は肝硬変になっていました
そんな父が風邪を引いて高熱~
やっぱり、CRPは、正常
肝臓が弱って酵素が作りにくくなっているのではないでしょうか~
追伸~☆
25年前に白血病棟に勤めていたころは
白血球数は10万と異常数値
先日、知り合いから聞いた話では
白血球数1万。
白血球に元気がないからなのでしょうか~
肝臓はタンパク質の宝庫です
肉食が増えた近代、白血球に元気がなくなっています。
タンパク質をつくる牛・ヤギ・羊をみならうべきかもしれませんね