あなたの白血球は、元気ですか? | ☆ 健康維持のバロメータ~ ☆

☆ 健康維持のバロメータ~ ☆

心不全の諸症状と戦いながら10年、元気になるためには、体に余力の力があるかどうかのバロメーターを知り、
体への負担を最小限に過ごすことが大切だと知りました。

いろいろな経験から得た知識や体験から模索した「ナースのつぶやきブログ」です。

風邪が流行ってきました。


お薬を飲んでもなかなか治らない人も多いようですカゼ


お薬に頼らず、体を休めていますかはてなマーク



白血球は元気ですか~目



風邪にかかり、かなり体調が悪いのにも関わらず、

炎症時に上がる血中の白血球値が正常値範囲
ではないですか~あせる

こんなときは、免疫力が低下しているのではないでしょうか叫び 


白血球は免疫システムを管理しています。

風邪にかかっていて、白血球値が上がらないのは、

あまり問題にされてはいません。


しかし・・・


抗癌剤の治療時には免疫力がない、

感染を引き起こしやすくなるためと、

白血球数が上がるまで、一時、抗癌剤治療を中止します。



熱など炎症の起こっている体に免疫システムの働きが悪く、

白血球数の上昇が見られないのは、

やはり問題と考えるべきではないでしょうか~ショック!


炎症が起こったときに調べるCRP検査値、上昇しますか~目


近年、熱があっても上昇をしない、

もしくは、かなり辛い症状のもかかわらず

CRP値の軽度の上昇しか見られない人が増えました。ドクロ


それと同時に、抗生剤などの効果も悪かったり、

副作用を訴える人も増えたようです。叫び


昔・・


炎症を調べるには、どーしていたのでしょうか~はてなマーク


炎症度を調べるのに「血沈検査」を用いていました。


この検査は、赤血球が沈降するスピード・速さを検査します。


沈査速度は、フィブリノーゲン・アルブミン・グロブリンなどの

タンパク質組織の影響を受けて変化しています。


検査数値からの指標とすれば、かなり正確なものですが、

検査に手間がかかるため、時が過ぎるに従い、

CRP値を炎症検査の指標にするようになりました。


CRP値は、主に肝臓で炎症にともなって作られるタンパク質です。

指標し始めた頃は、「すごい~ビックリマーク」と感動するくらい

炎症に伴う正確な反応値を示していましたニコニコ


しかし・・・


現在は、あきらかに炎症が見られても上昇すら見られない人や、

昇しても炎症度に伴わない人も多く見ます。


CRP値よりも血沈法が正確なのかもしてませんねラブラブ
 


CRPと同様な肝臓の酵素としてGOT GPT γーGTPなどがあります。


肝機能障害では、GOTやGPTなどの値は高値を示します。アップ


しかし・・・


肝硬変がすすむとGOTやGPTは上がらないようです。


私の父もアルコールを飲みすぎて、肝臓が肥大しています。

年々、GOT、GPTが上がらなくなってしまうと

父の肝臓は肝硬変になっていました叫び


そんな父が風邪を引いて高熱~カゼ

やっぱり、CRPは、正常ドクロ


肝臓が弱って酵素が作りにくくなっているのではないでしょうか~ハートブレイク



追伸~☆


25年前に白血病棟に勤めていたころは

白血球数は10万と異常数値


先日、知り合いから聞いた話では

白血球数1万。


白血球に元気がないからなのでしょうか~はてなマーク


肝臓はタンパク質の宝庫ですドキドキ


肉食が増えた近代、白血球に元気がなくなっています。


タンパク質をつくる牛・ヤギ・羊をみならうべきかもしれませんね ラブラブ