以前から重度の白内障だった母は、かかりつけ眼科から手術を勧められた。
その際、A病院とB病院の2つの選択肢があり、前者だと11月まで待たなければならない。
後者なら8月に受けられるので、後者に決まった。
私の所からだと、最寄り駅からシャトルバスが出ているので、それで行く事になる。
白内障手術は、濁った水晶体を除去して、眼内レンズを入れる。
強度近視と併発している人でも、術後はメガネがいらなくなるという。
が、うちの母の場合、視力が1.0まで回復させるには、精密な手術が必要になり、そこまでやろうと思えば全盲になる可能性がという。
協議の結果、通常の手術だけに決まった。
手術は今週行われた。
本来なら日帰り手術ですむが、母は高齢である事などから入院となった。
火曜日に右目、中1日空けて左目の手術。
手術自体は短時間ですむので、家族の立ち合いは不要と言われた。
水曜日に病院に様子を見に行くと、母は極めて元気そうだった。
そして、昨日金曜日に退院。
その病院では、退院は原則として午前中で、朝10:00から順次。
私はてっきり、10:00を回ってから病院に着いてもいいと思い、9:55のバスに乗ったが、母から電話があり、「はよ来てんか!」。
やれやれ、手術を受けてもうるさいのだけは治ってない!
病室では、母はもう帰る準備万端だった。
看護師から薬の説明などがあり、所持品の忘れ物がないか確認。
「大変お世話になりました。ありがとうございました」
「お大事に」
会計が済んで、病院を出る。
シャトルバスがあと15分ぐらいで来るが、荷物が多いので、出入口前の専用電話からタクシーを呼び、帰宅。

