第2部については、抜粋形式で。
厚見さんのレクチャー(?)を書き取るのに、結構時間がかかったが、興味深い話を聞けたと思う。
メンバー達が戻ってきた。
準備が整い、何やら激しい曲。厚見さんの曲か。
厚見さん自身は言うまでもなく、米川さんの演奏が手慣れたもの。
プログレの美しいメロディーを重視した上で、速弾き、アームを使った奏法などを披露。
それから、永井さんのベース・ソロ。
永井:ありがとうございます。2部は厚見さんの曲ですね、"BORN TO DIE"という曲をまず、1曲目に聴いて頂きましたけれども、これ又なかなか暑苦しい曲でね、ソロ回しが長いですから。もうホントにやめてくれって感じですけど、まあまあ、盛り上がって、すごく素晴らしい感じと思われます。いかがだったでしょうか、皆さん。強制的な拍手を頂いております。ありがとうございます。ここでちょっと、先程大菊くんのグッズがバカ売れしてたみたいですけど。
大菊:ありがとうございます。
永井:彼、本業はドラマーなんで、明日以降、何か押しのスケジュール等あれば。
大菊:押しですか?
永井:押しじゃなくても、やってるもの全てでもいいですよ。
大菊:ここの3人でもう1回、今月30日ですかね。Stormy MondayでTOSHIMI SESSION参加さして頂く、今月は以上な感じですけど、その2日後2/1に又、ストマンさんで私と渡辺チェルさんとで、そちらもTOSHIMI SESSIONという事で。ノドが喘息の影響でちょっとずつ影響がさっきMCでもお伝えしましたけれども、ほんのちょっとずつよくなってきているので、大体いつも歌ものをね。
永井:チェルさんとやる時は、半分ぐらい歌ものかな。
大菊:はい。
永井:カヴァーが多いんで、プログレの。キーボード・トリオで出来るカヴァー曲をやって歌ってる。
大菊:そうなんですよ。なので、ちょっと大丈夫そうかなという感じになってまいりましたので、安心してご来場頂けたらなと思います。
永井:安心します。歌もんがなくなると、やっぱり曲が又、メニューが減ってくるからね。
大菊:そうなんですよ。
永井:結構マニアックな選曲で、いつも。
大菊:そうなんですよね。取り合えず、症状的にはスモークが炊かれても大丈夫なようにはなりました。
永井:それは結構な進歩ですね。
大菊:前回とか、ここ(シルエレ)出さして頂いた時、スモークはちょっとみたいな。
永井:なるほど。
大菊:今日はモクモク炊いてる中、やらして頂いてますので、スモークをリハビリに頑張ってみたいと思います。
永井:じゃ、ま、そういうのがあるという事で。
大菊:それ以降は、ブログ等見て頂けたらなと思います。
永井:よろしくお願いします。そして、米川大先生は先程話出ましたけれども、3/3に向けてライヴがあるという事ですよね。
米川:そうですね。あるんですよ。割とデッカイライヴハウスなんで。
永井:それはもう、大々的にやらないと。
米川:大々的にやるんですけどね。因みにあさって、日曜かな、水戸のGIRL TALKってとこで、あそこの店長から無理強いをされまして、「米川さん、ピアノだけでライヴやりませんか?」って。「え~っ!?」
永井:えっ、ギター弾かない?
米川:弾かない。ギター持って行かないですよ。
永井:あ、そう。遂に。
米川:遂に。ひどい事になってます。ネタですよ、こうなると。
永井:ただ、でもピアノやる時は、アドリブでソロ弾いたりとか?
米川:出来ないですからね。
永井:で?
米川:そんな技量はないので。
永井:ず~っと歌ってるんでしょ?
米川:ず~っと歌って、バッキングして、決めた事を弾いて。それを17曲ぐらい。
永井:あら。多いね、やっぱり。ギターがないと、そういう風になっちゃうね。
米川:そうなんです。
永井:それはいつ?
米川:それは日曜日ですね。28日。配信もないです。
永井:GIRL TALKね。1度行きましたよね、ARAKUREで。
米川:そうですね。
永井:なかなかオシャレなライヴハウスで。ピアノ弾き語るにはちょうどいいかなと。
米川:そうなんです。
永井:うるさいギターは、弾いてくれるなと。
米川:そうそう。
永井:という事ですよね、要は。「米川さん、出るんだったら、ピアノでやって下さい」みたいな。
米川:あ~あ。大変な事だ。
永井:おそらく、そういう事ですね。じゃ、ピアノで。生ピアノで。頑張って弾き語りライヴがあるという事で、水戸行く方は、1つよろしくお願いしたいです。そして、厚見大先生。
厚見:今日は私、このままでセッテイング終えるんで。
永井:アンコール終わったと同時に、お帰り頂いて、今日は。大丈夫な段取りで。
厚見:明日の王様もよろしくお願いします。
永井:明日は一応…。
厚見:結構新曲があって。
永井:あ、そうですか?
厚見:僕としては。
永井:前回とかやってない曲ありました?
厚見:はい。
永井:私もありましたよ。
厚見:ありました。
永井:例の、厚見さんの。
厚見:アレですか?
永井:アレですよ。
厚見:あの、曲言わない方がいいね。あ、初めてなんですか!?
永井:あの曲をやるのは初めて。
厚見:あれ、どっちかっていうと、ベースが得意で。
永井:そうでしょ?何だったら、39やりましょ。オレ観てますから。
厚見:ベース弾くと、うちの家族がやめてくれって。クレームがすごくて。
永井:そうなんですか?
厚見:もう、気持悪くなるって。
永井:何で?
厚見:音がデカくて。
永井:あ、音がね。
厚見:あれ、元々何の曲かわかんないと思いますけど、アンプでひずましてるんで、すんごいおっきくしないと、ひずまないんですよ。
永井:そうですよね、アンプってのは。
厚見:エフェクターじゃないんで。
永井:なるほど。
厚見:あの時代なんで。いや、楽しみですよ。あの曲をやるって言ったら、うちの弟が早速予約しましたよ、チケット。
永井:そうなんですか?
厚見:うちの弟も大ファンなんで。
永井:そうなんですね。
厚見:あの世代には、ちょっとたまらないセットリストで。
永井:なるほどね。ま、セトリ的にはそうですよね。明日は王様と、ドラムが長谷川浩二くんなんですけど、ロックの名曲ですね。
厚見:そうですね。
永井:名曲を日本語で歌うという企画。
厚見:でも、あれ、日本語でやると、著作権どうなってるの?
永井:いや~。
厚見:ビートルズはバレると大変なんだよね。
永井:バレると大変とか言いながら、ビートルズの曲は、前、ペパーミント・クラブとかやりましたよね。
厚見:コロシアムのジョン・ハイズマンのバンド、何だっけ?テンペス?
永井:テンペス。
厚見:ビートルズのカヴァーやってて。
永井:それをやったんですよね。
厚見:あれは英語?
永井:あれ、日本語ですよ。
厚見:だよね。あれ、いけないんだよ。
永井:いや、オレに言われてもアレですけど。明日、王様に。
厚見:オノ・ヨーコに訴えられちゃうんだよ。
永井:そうなの?
厚見:ホントに。
永井:日本語だったらいいのかな。
厚見:いや、日本語でやっちゃいけない。英語じゃないとダメ。昔はビートルズのミッシェルとかああいうのも、イタリア語盤とか歌えてたんだけど、ビートルズ解散した後、オノ・ヨーコさんの意見で、日本語で歌っちゃいけないって。
永井:それは明日伝えないとね。
厚見:だから、ライヴでア勝手にやるのは、まあね。
永井:思い切り配信しますけどね。王様チャンネルで。2週間も。大丈夫だろうかなって。
厚見:ま、ニューヨークだから、聴いてないよね。
永井:そうです。
厚見:そうなんですよ。大変なんです、ビートルズ。ジミヘンも大変なんですよ。例えば、"Little Wing"って有名な曲があるじゃないですか。ライヴでやるのは勝手なんですけど、ちゃんとお金払えば。盤にして、ライヴとかでやって、発売しようとすると、音源だけでCDってのは可能なんですけど、映像が付いてると、ジミヘンの遺族の団体から、訴えられちゃうんですよ。だから、昔、クラプトンとかも"Little Wing"やってるじゃないですか。音源はいいんですよ。だけど、映像付きのライヴはもう売れないんですよ。
永井:ダメなんですね。
厚見:あと、ジャニスの"Move On"も。だから、遺族の意向で。だから、他人の映像でその曲をやっちゃいけないって。ジミヘンのやつはOKだけど。厳しいですよ。
永井:色々権利関係うるさそうですからね。
厚見:早くうちらもそのくらいになりたいですね。
永井:そうですね。うるさくなりたいですね、我々は。権利関係でね。
厚見:カヴァー権力持ちたいですね。よろしくお願いします。
永井:こちらこそ。そんなこんなで明日ありますんで、よろしくお願いしたいと思います。ワタクシも明日ここでやると。こっち半分はこのまま帰りますんで、ゆっくり片づけて帰って下さい。じゃ、そんなこんなで、曲の方に行きたいと思います。次はワタクシのインスト・ナンバーですね。"VALLEY"という曲を聴いて下さい。
セッションでの定番曲。
プログレの醍醐味。
引き続き、「君を連れてゆく」。
一転してAORへ。
間奏、アウトロの厚見さんのキーボードをフィーチャー。
永井:ありがとうございます。"VALLEY"というインスト、そして、米川先生の「君を連れてゆく」。名曲を聴いて頂きました。厚見さんとやる時、結構この曲率は高いんでしょうか?
私の記憶では、たぶん、このメンバーでのライヴでは、よく聴いたと思う。
「君を連れてゆく」のあとは、永井さんの"NIGHT VIEW"。
美しい曲。
最後が"Broken Wings"で、後半は大菊さんのドラム・ソロあり。
アンコールでは、彼らは楽屋に退かず、演奏へ。
いつものように、永井さんの"DANCE OF THE HARLEQUIN"。
ここでお茶爆があり、「バンザイ!」。
メンバー達が退場。