米川さんが戻ってきた。
エレキを構える。オケが入り、一瞬驚いた。独奏会で"Nocturne"は珍しい。
この日行った人や、配信を観た人ははラッキーである。
米川さんは、バンド形式のライヴと何ら変わらず、エレキを弾きこなして、ステキなメロディーを奏でていた。
米川:はい、2が始りました。お客さんはお酒を飲んで、羨ましい限りでございます。2部1曲目は"Nocturne"で、"Circle Game" というアルバムに入ってる曲をお送りしました。(ギターを置き、タブレットを持って、ピアノの前に移動)それだは、懲りずにピアノの前にやってきました。バラードを1曲。「永遠がはじまる」。
カメラは基本的に、正面から捉えているので、指の動きは少し解りにくいが、熱唱が伝わってくる。アウトロの最後の方は、カメラが右側を捉えた。
米川:はい、「永遠がはじまる」お送りしました。次は「彩」というアルバムから、"Get Over It"をやりたいと思います。
転調のむずかしさなんて、感じさせない。自由自在。切々と歌う。
引き続き、"End Of The World"。
独奏会でのピアノの弾き語りヴァージョンは、今やすっかり定着した。
ほぼ、バラードにレンジ。
バンド形式で、ギター・ソロの所は、ピアノ演奏。
米川:はい、ありがとうございます。"Get Over It"、"End Of The World"、2曲お送りしました。"End Of The World"は、今日はすごいテンポ落として演奏しておりまして、独奏会ですから自由なんです。気分でテンポを変えて、「あれっ、何弾くの?」。「うっ!?」。ちょっと間を置けばいいだけの話でほざいまして。自分勝手な!はい、ピアノの時間ははおしまいです。ありがとうございました。(ステージ中央に移動し、エレキを構え。オケのチェック、ギターの微調整を行う)さあ、もう1曲エレキ・ギターで、インストルメンタルを。アルバム"End Of The World"から。
最後の1文を言うのに、なぜか苦戦。会場からは歓声!何しろ、独奏会での"Coconut Moon"は貴重だから。
オケが一瞬、違う音に!
少し間を置き、正しい音が始まり、曲がスタート。
さて、今回はどこをイメージだろう。
バンド・ヴァージョンのように、メンバー同士の駆け引きはないが、それでも、何が出てくるか予断を許さない演奏。
かなり、速弾きを多用していた。
最後は、Deep Purpleの黄金時代を思わせるような演奏。アドリブ的。
米川:はい、ありがとうございます。それではですね、次はちょっと懐かしいシリーズをやってみたいと思います。
オケが入るまで、少し時間がかかったが、「エイッ!」という掛け声でスタート。
曲は"Blue Guitar"。
独奏会でよく演奏されるが、同じソロは2度と聴けない。
今回も無事、最後の歌に入れて、ファルセットも伸びていた。
米川:はい、ありがとうございます。"Blue Guitar"という曲をお送り致しました。(アコギに持ち替えながら)今の最後のファルセット、最近あの音が出なくなってきて、出る日と出ない日がございます。今日は少しはでたのかなという気がします。さあ、次からはもっと盛り上がっていきたいと思います。皆様の歌も聴きたいなとか思いまして、では、"I Believe"お聴き下さい。
♪I believe forever♪は、客席だけでなく、米川さんと一緒に歌う。
米川:ありがとうございます。
次の"La Sissta"のオケが入る。
米川:それでは、もう1曲盛り上がっていきたいと思います。
今回も、ギター・ソロが美しい。
それから、twisted step。
米川:誰もいない、ここ。どうしちゃったの!?
Call & Response。
米川:どうもありがとうございました。
ギターを置き、退場。
ほどなく戻り、エレキを構える。
米川:(客席を見て、さっき他の場所に移動していた人達が戻っていたので)元に戻ってる。さっき(そこは)誰もいなかったのに。はい、ありがとうございます。配信の皆さんもありがとうございます。では、ちょっと静かな曲をやりたいと思います。
曲は"Sailing On"。
オケに合わせて弾き語り。
夏到来。
米川:(アコギに持ち替え)はい、"Sailing On"という曲お送りしました。もうちょっと盛り上がって行きましょう。
曲は「奇跡」。
始まった頃から、客席は総立ちか。
2回目の♪行こう君と♪からオケが加わる。
エレキに持ち替え、ギター・ソロ。
有線なので、ラウンドなし。
♪ダダダダダダダ~ダ♪
♪ダダダ~ダ ダ~ダ ダ~ダ ダ~ダ ダーダ♪
米川:ありがとうございました。山口BIG HIPありがとうございます。どうもありがとうございました。配信の皆さんもありがとうございました。
ギターを置き、退場。
因みに、この日は私の誕生日だった。
誕生日に好きなアーティストのライヴが行われるチャンスは、そう多くはないので、本当にラッキーだった(行われても、配信がない場合もある)。
ところで、米川さんは何を忘れたのだろう。
セットリスト?譜面?
いずれにしても、気持を即座に切り替えて、何事もなかったかのように、演じ切る。
「だって出来ちゃうんだもん」か。
resilience?
私も見習わなければ。