メンバー達が戻って来た。
米川さんは一瞬、譜面台に置く機器を取りに行き、即ステージ中央に戻る。
準備はOKで、永井さんが賀山店長に合図を送り、長谷川さんがスティックを回してスタート。
まずは"Sweet Rain"から。ARAKUREのライヴでは、今年後半から何回か演奏された。
米川さんについては、この曲はどのユニットでもヴォーカルもギター演奏も超一流。
引き続き、"BURN YOUR SOUL"。
米川さんの雄たけびが響く。
ギター・ソロでは、速弾きを多用。
米川:もう車、駐車の事考えなくていいから。
永井:そうだね。時間の事考えなくていいからね。ま、無事にね。
長谷川:そうよ。お2方と同じ所に停められた。
永井:行けましたか?
長谷川:でも最初に路駐で900年かかたから、皆さんより900円高く駐車場代がかったんで、それをなりえて、ツイキャスで描き込んだんですよ。涙顔を。そしたら(お茶爆が)バラバラバラ~と。
永井:ひどいね。
長谷川:長谷川さんにって。
永井:あ、そうか。
長谷川:可哀そうな長谷川さんにって、降って来ました。ありがとうございます。
永井:我々2人も協力したという事で、頭割りという事で。
長谷川:だって、長谷川さんにって書いてあるんですよ。
永井:バンドだから。
長谷川:世の中、世知辛いね。
永井:その代わり、休憩の時に賀山ちゃんからいい情報を。幼稚園の子が8人乗ってて、折り畳み出来るって話。
長谷川:聞きました。
永井:すごいいい情報。
長谷川:8人乗せるって事は、相当大きいだろうなって。楽屋に置いていあるテーブルの2倍ぐらいある。デケ~っつうの。いっぱい載せられるよね。
永井:何ならバスドラとかも。
長谷川:載せられるよね。
永井:バッチリ。
長谷川:それだけ大きいものだと、デカイでしょ。デカイ、重い、高い、3拍子揃っちゃうわけですよ。
永井:結局ね。お茶爆降って来たから、大丈夫。
長谷川:ダメダメ。
永井:3等分するけど、残った分は貯蓄。
長谷川:2人、協力してくれるの?
永井:協力するよ。お金は出さないけど、「頑張れ」って。
長谷川:何の協力?
永井:応援。
長谷川:お金がいいのに。
永井:お金出さない。びた一文出さない。
長谷川:帰りに永井さんにぶつけて出す。でも、永井さんの車はもっと遠い所に停めてると思ってた。
永井:勘違いしてた?
長谷川:米さんがそこ停めてるって知ってたから、永井さんっぽいのがないな、川崎ナンバーじゃなかったかな。横浜ナンバーなのね。見た感じ、屋根具合というか、古さというか。永井さんの車だって確信持ったのは、運転席に座布団が引いてあったから。
永井:今時、座布団引く人って、なかなかいないでしょ。車のシートにね。
長谷川:永井さんしかいね~よ。
永井:5年に1回ぐらい届くんだよね。なんか、しんないけど。田舎の方から。せっかく作ってくれて。手作りの。家で座布団ってしないけど。
長谷川:そんな手作りで頂いた物にケツを。
永井:だって、座布団でしょ。頭の上に乗っける訳にいかないから。
長谷川:失礼な事してるなと思ったら、座布団なのね。
永井:家ではしないから、車に。
長谷川:車用にしてるんでしょ。
永井:車用。
長谷川:家では破けた所を詰めてるんでしょ。
永井:あり得るね。色々ね。(長谷川さんは)もうなんか、余裕で喋ってるじゃん。
長谷川:1部と一緒ですよ。(米川さんは)大分に行くんだから、早めにね。
永井:みんな知ってるから。大分からの流れのスケジュールでも。
米川:今回は2日だけなんです。大分行って、次の日、福岡でライヴやって、おしまい。で、帰ってきちゃうんですよ。
永井:それでおしまいなの?帰って来て何かやるの?
米川:帰ってきて、お休み。
長谷川:いいね。付いて行く?
永井:明日何してるんだっけ?明日ライヴ飛んだから、休みじゃん。
長谷川:そう、飛んだ。
永井:大分まで付いていく?飛行機、朝早いんだよね。それはムリだな。残念だな。
長谷川:今時空港とか混んでるよ。まだ旅割とかあるんでしょ。
永井:どんどん観光の方が復活してくるみたいな。
長谷川:そうそう。朝早く人混み入りたくないね。
永井:しかも楽器か何か担いで。しょうがない。商売だから。
長谷川:大分に行く人は、みんな遊びなんでしょうけど、この方だけは仕事。
永井:いちばん遊び人っぽい恰好してるけど、仕事で行くんだよね。
米川:(笑)
長谷川:「私は仕事で行きます」って看板背負った方がいいよ。
永井:job。jabじゃない。
長谷川:明日のライヴの告知のチラシか何かあったら、身体中にくっつけて。
米川:恥ずかしい。
永井:自分の顔が付いてるの物。
長谷川:わかんないじゃん。自分の顔と。
永井:じゃ、九州2日間行って帰ってくると。
長谷川:大変ですけど、米川さんは九州好きですから、非常に楽しみにしてますよ、行くの。大分に行くの、楽しみにしていらっしゃる。
永井:それは当然。
長谷川:福岡も九州よ。大分、福岡限定でなく、九州全般好きですよ。朝が早かろうが、人込みだろうが、嬉しい訳ですよ。行ってらっしゃい。
永井:そういう事になる訳で。
長谷川:私達休みになっちゃったね。
永井:そうそう、明日水戸でライヴのはずだったんだけど、お店の方が急に入院されて。病気で。どういう具合かわかんないけど。
長谷川:詳しくはわかんない。
永井:明日はお休みになったんですよ。いい響きだね、お休みって。(米川さんは)空くってないじゃん。
長谷川:でも・、九州から帰ってきたら、お休みだよ。
永井:判ってるお休みじゃん、あと何日かしたらって。我々は違うんだもん。
長谷川:あれっ!?気付いた、明日休みだ。何しよう。どうしよう。
永井:これですよ。
長谷川:もう確定申告始めようかな。
永井:早いね。まだ来てないでしょ。
長谷川:掃除ぐらいするかな。
永井:普段出来ない事をね。
長谷川:普段からやってりゃいいね。
永井:あ、そうだね。
長谷川:まとめてやろうと思うと、大変な騒ぎで、こりゃもうダメだって閉めちゃう。それが毎年毎年続く。
永井:気持は解る。
長谷川:年末たヤダね。オレ、クリスマス前後は大っキライ。アルフィーにいた時代ですよ。アルフィーは毎年、12/22、23、24に武道館だったの。あれだけ大きい会場だと、入りも早いんですよ。お昼前後だったりする訳。その当時は横浜の実家に住んでたから、車で行く訳じゃないですか。永井さんがよくご存じの246を通る訳ですよ。国道246を使って、横浜から武道館まえ行くとなると、多摩川、カンパチ、カンナナ、カンロク、青山、全部超えて行く。ただでさえクソ込みなのに、年末もっと混んでる訳じゃないですか。工事があったりとか。毎年毎年22年間、それやってたんですよ。青山あたりに行くと、イルミネーションがキラキラしてて、こっちは仕事で疲れてるのに。明日もあるのに。早く帰りたいのに。他府県ナンバーの車がうじゃうじゃしてて、行くのか行かないのか。イルミネーション見てないで、前見ろよって。
永井:もっともです。
長谷川:幸せそうな男女。男もあったかもしれないし、女もあったかもしれないけど、うじゃうじゃしてて、(イルミネーションを)見て喜んで。そんなの見ながら毎年。大っキライ。
永井:気持は解るね。
長谷川:武道館3Daysというと、曲をどんどん変える訳ですよ。お客さん飽きさしちゃいけないって。クリスマスというと、出し物とか色々ある訳ですよ。段取りとか頭が混乱して、そんな中キラキラ。街中浮かれて。
永井:それはしょうがないよね。雰囲気だから。
長谷川:だから米さんの気持と一緒。こっちは仕事だって。道空けろって。右行くんだか、左行くんだか。信号青。早く行けよ。
永井:しょうがないよね。
長谷川:年末嫌いです。
永井:今年は、嫌いな年末何かやるの?クリスマス。何もないの?あるの?
長谷川:ある。
永井:仕事してんじゃん。
長谷川:仕事です。
永井:で、又イライラ。ポンチとか。
長谷川:本来はポンチじゃない。放送禁止用語になっちゃう。大人なんで言わない。
永井:米川さんはクリスマス・ライヴは?
米川:クリスマスは空けてます。
永井:空けてるの?
米川:一応取ってないです。
永井:入れてないの?
米川:クリスマス明けてからが忙しい。
永井:明けてから?いつまでやってるの?
米川:30まで。
永井:明けてからでしょ。26、7、8、9、30。合わないじゃない。
米川:5連チャン。おかしいな。5連チャンぐらい。
長谷川:ぐらいって、決まってるんでしょ。
永井:アバウトな感じで。
長谷川:アバウトでラッキー米川英之。みんな自分を追い込むよね。アーティストだね。
永井:最後の追い込みって事で、スケジュール入れる訳ですよね。
長谷川:2022年最後の追い込みですよ。ラストスパートですよ。
永井:でも、正月餅食ったれ、みたいな感じで。餅代。
長谷川:大変。おうちなら、酒だと思うよ。
永井:当然ですよ。
長谷川:酒代(サカダイ)。
永井:餅も食いたい。
長谷川:サカダイ?サケダイ?何でサカダイじゃダメ?
永井:酒屋さん。
長谷川:ホントだ。酒屋って言うよね。
永井:いつになったら曲やるんだって話ですけど。申し訳ないですよ。次はだから、長谷川くんの曲。
長谷川:まずはオレの1曲。
永井:こないだの旅の時から、ツアーの時から導入してみた。長谷川くんのゴツイ曲を1発やって、又喋る。米川くんの顔見ながら喋ってね。オレの顔じゃなくて。明日大分行くので、気を付けないと。という事で、長谷川くんの"OTHER SIDE"お聴き下さい。
この曲はもう何回か聴いたが、色んなジャンルがうまくかみ合って折ると思う。
永井さんのベース、すごい。
永井:ありがとうございます。長谷川くんのヘヴィな曲、聴いて頂きました。うるさいね。
長谷川:曲のベースがうるさいからね。
永井:そういうものだから。
長谷川:元々、エキシビション用に書いた曲だから、難波さんのキーボードがぐわ~っと入る曲だから。それも表現しなきゃいけないから。米川さん大変ですよ。痛そうな顔して弾くしかない。
永井:そうそうそう。
長谷川:痛いの?イヤなの?みたいな。
米川:イヤじゃない。一生懸命弾いてますよ。
永井:一生懸命弾いてますよ。
長谷川:素晴らしいですよ。顔芸しにくくなっちゃったね。
永井:別に芸とかじゃなくて、普段から顔に出る人は出るじゃない。
長谷川:意識してじゃなくて。(米川さんは)意識して出す人はじゃないから。
永井:どっちがいいとか悪いとかじゃない。
長谷川:永井さんの顔忘れちゃったよ。
永井:さっき見てたじゃん。タバコ吸いに行く時、一緒に行く?って。
長谷川:ここ何年もマスクでしょ?
長谷川さんは、永井さんは外出時にもマスク着用となると、周囲に気付かれないのではないかと言った。
永井さんは、次のナンバーは何かと後ろのセットリストを見ると、「真夜中へ8マイル」だった。この時米川さんは、既にギターでイントロを弾き始めていた。ある種、見切り発車?
それから、おなじみの紅白ネタ。
いつか本当に出演出来ればいいのか、いや、そうでない方がいいのか。
そうそう、なぜか「スーダラ不死」の話が出て、永井さんサビの部分を少し歌った。これはレアで貴重。
あと、グッズの紹介。ARAKUREグッズは残りわずか。他に、米川さんのCDなどが用意されているとの事。
次は"Getting Better"で、ライヴ大詰め。
この後は、"Broken Wings"で、長谷川さんのドラム・ソロあり。
初めは"Broken Wings"のリズムで、そこから徐々に独自のストーリー性のアルドラミングへと展開。
2人が戻ってきて、初めから演奏。
この前後にお茶爆がたくさん来た。このところ永井さんは、お茶爆が来ると、バンザイ!送った人も嬉しいと思う。
アンコールは「奇跡」。
今年のARAKURE、無事終了。
来年も楽しみである。
あと、それから、ARAKUREの配信は原則として、アーカイヴが3~5日である。MCに至るまで出来るだけ詳しく書きたいが、結局時間の関係で一部を割愛する形になってしまい、来年こそは計画的に書きたいと思う。