こんな時にできることは何だろう?特別なことを始めるというよりも、小さな普段通りの習慣を積み上げるに地続きで、
救急のお世話にならないようにどう暮らすか?をブレインストーミングしてみました。
日米の救急医の資格を持っている志賀隆先生の
昨年2020年8月の一般向けの15分講演、「救急が叫びたい5つのこと!」を聞きました。
その中のお願い事項、
④早食いコンテスト禁止
正月の餅を高齢者に食べてもらう時は1㎝角にすること
(≒よく噛んで食べること、慌てて食べないということ)
⑤お酒は4杯まで
救急に運ばれてくるお酒を飲んだ患者さんに
殴られたり暴言を吐かれたことのない救急医や看護師を探すのは無理なくらい。
救急外来で働いているスタッフさん達はお酒を飲んでいる患者さんに優しくなれない。
が、具体的なサイズや量を伝えていて、とてもわかりやすかったです。
この動画を見た頃(夏)と今とでは、季節が違いますが。
…と志賀先生のお話で救急にお世話にならないように行動するのは、
何となくイメージできました。
では逆に、自分がどこかで倒れている人を見かけたら、どうやって助けたらいいのか?
町内会の班長や防災訓練や、子どもの学校でのPTA講座などで、
救命法を何度も受講した経験があります。というか、
倒れている人が感染者だったとして、もしまわりに自分しかいなかったら、どうする?
…と思っていたら、引き寄せの法則なのか、
NHKらじるらじる聞き逃しで、
マイあさ!/三宅民夫のマイあさ!の中の1コーナー、
健康ライフ(5分)の中に
日本医科大学高度救命救急センター病院講師の五十嵐 豊先生による
「感染に気を付けて!コロナ時代の救命法」をみつけちゃったじゃないですか!
(聞き逃し期間:2021年2月1日まで)
どうやって感染予防しながら救命法を行うか、
わかりやすい解説でした。でも音声だけでなく映像で見たいと思ってYouTubeで検索したら、
高梁市公式チャンネルの中にわかりやすい動画
(金沢市消防局の「コロナ禍における救急蘇生法」もなかなかキャラが可愛い)
厚生労働省からのお知らせ】新型コロナウイルス感染症を踏まえた市民による救急蘇生法についてという通達も6月に既に出ていて、
それに基づいて動画を作った自治体がいくつかあるということらしいです。
<今までの救命法との違い>
●あまり顔を近づけずに呼吸確認
●胸骨圧迫やAEDの時には、
傷病者の鼻と口元をタオルなどの布で覆って飛沫飛散防止
●救急隊に引き継いだら顔と手を石鹸と流水で洗う。
●口元を覆った布は手で触れないようにして廃棄する
…たぶん、私はしばらく救急隊のお世話にならないようにself-isolationしているから、
倒れている人に会う確率はかなり低いと思うけれど、
もし買い物に出た時に偶然倒れている人を見かけたら、
自分の感染予防をきちんとした上で、助けられる人でありたいと思っています。
なぜなら、私自身が「他の人の善意をいただいて、連れ合いを助けてほしい」と
願っている張本人なので、
まずは自分こそが他の人の手助けをしなければならない、
与える側として行動して徳を貯めておきたい(貯まった徳は連れ合いに使いたい)と
思っているからです。