みんなぁ~ん、こんちわぁ~ん
日本に帰りたくて帰りたくて、
もうそろそろ限界が来そうなgelliusです![]()
さて、このあいだ、知り合いに招待され、
コメディ舞台なんぞを見に行きましたのでございまふ。
しがない町近郊の、もっとしがない町出身の人たちが、
もっとしがない町の方言でするコメディ舞台。
外人のあたくすがわかるわけねーじゃん┐(´-`)┌
と、思いながらも、
ありがたく招待していただいたわけですから、
行ってきますたよ。
まずあれだよね、行って度肝を抜かれたね。
なぜなら、舞台って聞いてたからさ、
てっきり、なんか会場みたいなのを想像してたわけよ。
大きさはともかく、舞台があって、椅子があって、
みたいなさ。
それがなんと、小学校の教室の半分くらいの大きさのとこだった
端っこに座ったものの、
座るっつってもそもそも椅子があるわけじゃなくって、
木の階段状になってる壇上に直接座るみたいな。
こんなの、あたすのプリティなケツ
が痛くて芝居なんて見てらんねーんじゃね?
でもって、舞台が開始すると、
びっくりするくらい近いの!
手を伸ばせば届くくらいの近距離!
これじゃー日本の幼稚園のお遊戯会のほうがもっと立派なんじゃね?
観客も30人くらいなんだけど、
これって全部親戚とかじゃねーの?
まね、しがない町よりももっとしがない町でするくらいだもんね。
なんて言ったら失礼だわね。ごめりんこ。
実は、このコメディ舞台とやらは、
もっとしがない町出身者が本業は別にありながらも、
趣味で集まってやってるもんなんだってぇ~。
どうりでショボイはずだ。
本当は、どれだけショボイかの規模か写真に撮りたかったんだけど、
約30名の観客が唯一の外国人を凝視するもんだから、
怖くて、カメラなんて取り出せなかったよ
しかしね、結果としては、面白かったのは面白かったのよん
内容は、女装趣味のオーナーがいるホテルに、
数年前にそこで起こった殺人事件の捜査で、
女装した捜査官二人がカップルとして潜入し、
他の宿泊客と色々ありーの、
解決してくみたいなストーリー。
ストーリーは理解できた。
たーだ、たーーーーだぁーーーー、
ここが一番笑うとこなんだってのが、
流れや人の反応から見てもハッキリわかってるのに、
そこがわかんないってつらいねぇ~
吉本新喜劇で、来るぞ来るぞってわかってはいるけど、
周りの皆がずっこけても、
結局なんでずっこけるのかがイマイチわかんないみたいな
なぜなら、そのオチに大した意味があるわけではないから。みたいな。
でも、わかんない事なんか他の観客約30名にわからせちゃったら、
後で、『わかんなかったでしょぉ~』
とか色々言われて困りそうなので、
皆とタイミング合わせて笑っておきますタがね。
問題点はですな、
やはり、第一に方言がわかんない。
もっとしがない町はあたくすのしがない町よりは
ローマよりなんだけれども、
山の中にある町だからか、
ローマ弁とはまた違ってもっと訛ってるんだねぇ。
そして、第二に、お笑いってそもそも難しいよねぇ
笑いを理解するのには、
本当に相当その国の事がわかってないと駄目だもんね。
でもね、イタリアンコメディの舞台を間近に見て思ったのが、
こんなやり取りとか、こんな人たちとか普通にそこら辺でやってね?
ってことだな。
ラッツィオ州から南の人たちと関西人に通ずるモノを感じたね。
間違っても、北イタリアではこういう風景は見かけないけど、
ローマとかそこら辺の人がそのまま新喜劇に出てもおかしくないみたいな。
あぁ~だからあたすは、ローマが好きなのかなぁ~。
芸人になろうかと一瞬考えた二十歳の夏を思い出した日ですた。。。





















