みなたま、こんにちわんこそば
学校が始まって2ヶ月、
なんか、ところどころでカップルなんかが出来ちゃってて、
『ちょっとぉ~なんなの?もしかしてあの二人付き合ってるわけー?』
なんていう実に中学生レベルな会話を楽しんでいるgelliusでふ
いやぁ~いいね、若いっていいね
若い人といると、気分も若返って、
帰って鏡見て愕然とする
みたいなね。
さて、前回のやぁ~な出来事の後には、
これまたついてない事が起こったんだよ。。。
どーもね、あたすは一人で行動するとろくな事がないね。
薄々感ずいてはいたけど、
確信に変ったよ。
それは、週末に友達と会うために滞在していたローマから
学校に行く時のことですた。
そもそも、その起こるべき事件の前にも、
不吉な前兆はあったわけだよ、諸君。
それはね、電車の時間を1時間勘違いしていて、
IC(準特急)もしくは、ES(特急)の電車しかなくなってしまい、
倍の金額を払わなければいけなかった・・・・・
それだけでも、あたくすはね、
結構落ち込んでたわけ。
一人で行動すると、本当によくこういうことがあるので、
やっぱり、あたすはドンくさいのぉ~と反省していたところに、
それは起こったのれす!
乗り換えの駅でのこと。
その駅は小さな駅で、
ホームが3番までしかない駅でした。
あたくすは、電車の一番後ろに乗っていたので、
当然、ホームの端っこに着いたわけれふ。
乗り換える電車は線路を渡った向こうのホームからの出発。
向こうに行くには地下道があるのだけど、
これが、あたくすがいるのと反対側のホームの端っこ。
で、目の前には線路とホームに段差がないところがあってね、
そこには横断用の道が作られていたわけれございまふ。
じゃーどうする?
渡るよね?
当然、何の迷いもなく、
そこを渡り始めると、
後ろから旅行客の中国人っぽい男の子が付いてきた。
二人で線路を渡り終え、
時刻表を見ようとしたら、
警察官が一人近寄ってきた
で、その中国人っぽい男の子に向かって
『パスポートを見せろ!』
って言ったのだーー
あたすはね、見るからに旅行客なのに、
もっとコントロールすべき人いんじゃねーの?
なんて思いながら通り過ぎようとしたら、
『君もだ。』
なんて、言うからさ、
いやいやいやぁー、カップルだと思われてるやんかー!
と思い、
『いやいや、あたすはこの人と一緒ちゃいまっせ。』
と言ったわけよ。
すると、
『いいから、身分証明書を出したまえ。』
つーからさ、なんなの最近は滞在許可書とかのコントロールが厳しいのかねぇ?
ま、はずれですけどね、
あたすはちゃんと滞在許可書持ってますから
なーんて、思って渡すと、
『君達、線路を横断したね?
ちょっと、署まで来たまへ。』
って言って、あたすとその男の子の身分証明書持ったまま付いて来いっていうじゃないのーーーーー
なぬーーーーー?
この時点で頭は真っ白ですよ。
抵抗するもなにも、はぁ?????ですよ。
ただ、公衆の面前で警察に署に連行されるなんて羞恥プレイには耐えかねますので、
まるで、
『あたくすに、そういう仕打ちしても全く懲りてませんけど?』
風に、ゆーーーっくり、
なんならちょっと笑顔まで浮かべながら歩いてやったわ。
どんな、抵抗の仕方だ。
でね、署まで連行されたらさ、
『君達は罰金を払わないといけないよ。
一人、16,67ユーロね。』
って言うから、あたしゃー本当に本当にびっくらこいたよ。
だって、警告とかなしにいきなり罰金ってすごくね?
それもさ、線路渡って罰金があるなんてのも知らなかったし、
つーか、そもそも横断用に道が作ってあるから渡ったわけでね、
段差があるような線路は横断禁止は知ってたけど、
しがない町は地下道がないから線路横断するし、
なんせ、目の前には横断用の道があるんだから。
で、そこには別に従業員専用と書かれているわけでもなし、
だったら、そこはいいんだって思わね?
でもさ、ごねたりするのも嫌だったので、
ここでもささやかな抵抗として、
まるで、16.67ユーロなんていう端金が欲しいっていうなら、
いくらでもくれてやるわっ
あたくすに、ダメージを与えようたって、
お金は有り余るほどあるんだから、
そんなの屁ほどでもないわ風にお金を払いますたんです。
つーかね、もう領収書って言ったらおかしいけど、
金額と理由を書き込んだ書類を書き始めてたから
もう払う以外に逃げ道はないっ
て思ったわけよ。
で、払った金は絶対に戻ってこないのがイタリア。
ということで、
またまたささやかな抵抗をしてみる。
g『あのですけどね、線路渡ったらいけないのはわかってましたけども、
渡るように道が舗装されている所を通ったわけじゃないですか。
あそこを渡ったら駄目ならいったいあれは何のためにあるわけですか?』
警『あれはね、従業員用だよ。
っていうか、君、しがない町に在住なんだ。(身分証明書を見ながら)
何してんの?結婚してんの?え?住んでどれくらいなの?』
g『はぁ~?てめーにそんな事教える必要ねーだろっ(心の声)
はい(現実の声)←質問にちゃんと答えないというささやかな抵抗。
つーか、今日は人生で一番幸運な日だなぁ~ ←嫌味というささやかな抵抗』
警『なんでぇ~?』
g『本気にしてんじゃねーよ、ばーか。(心の声)
人生で初めて罰金を取られた日だから。 ←本来はとても素晴らしい人間だとアピール』
警『へぇ~どれくらいイタリアにいるの?』
g『10年。』
警『あぁ~だからイタリア語うまいんだぁ~』
g『・・・・(無視)』 ←お世辞だとわかっていてもありがとうと言わないささやかな抵抗
あーそうさ、あたすは世界一の屁たれさっ!
笑うがいいさっ、この屁たれのあたくすをあざ笑えばよいわっ!
一緒に連行された男の子は実はシンガポールの子で、
英語しか話せなく、
あたすがあまりにも気前よく払うもんだから、
心と財布は泣いていたが、
イタリア人の前で弱気なあたすを見せないと言う抵抗ゆえの行動。
彼も払う以外にどうしようもないと思ったのか、
全く抵抗せずにお金を払っておりますたんです。
思うに、カップルだと思われたから罰金を払わされたのではないかと、
これが別々だったら払わされてなかったんじゃないかと。
どっちも注意で済んだんじゃねーかって。
イタリア人だったら絶対に払わされてなかったと思うし、
横にミニスカートはいた若い女子でも連れていたら絶対に違ったと思う
というわけで、
自業自得と言えばそうなんだけど、
罰金を取るからには、もっとちゃんと注意書きとかしとけよ
って思いますたよ。
この話を学校でしたら、
まさか線路を渡って罰金を取られるとは知らなかった!
ってイタリア人が口をそろえて言っていたので、
特殊なケースかもしれませんが、
やつらは、外人には厳しいので皆さんもお気をつけくださいまし。
よって、総合オープンハート度 60%
なのですた。
ってか、こんなについてないのに60%も開いてるのってすごくね?
つーか、外人の友達は口を揃えて、
イタリア語わからない振りしたらよかったのにーーー!
っていうんだけど、
わかんねーふりしても許してもらえなかった場合、
そっちの方がややこしくね?
最後には『もぉー』ってなってイタリア語喋っちゃいそ。