思いを伝えたい・思いを受け取るには。。。? | 太陽と月のしずく

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体と心の健康を、ケア・サポートする
あまやどりの店主 アリアこと 阿部直海のつぶやきブログです。

山本加津子さんのメルマガから、「思いを伝える・思いを受けとる」ことの大切さの
話を1・2・3と紹介しましたが、ここからは私の体験です。

少し前に、仕事に行くためにタクシーに乗りました。
その時のタクシーの運転手さんが、色々と気づかせてくれて
何でこのタイミングに出会うのぉ??
と、笑ってしまうぐらいナイスタイミングな出会いでした

どんな話かと言うと
タクシーに乗る前
タクシーの運転手さんが、私がタクシーとの間合いをとるために動こうとしたら、
「ストップ!! 動かないでください!! 今から、そちらに行きますから」と、
言われました。
そして、私の手を肘に掴ませて、タクシーのドアのところに連れて行ってくださり
丁寧に座らせてくださったのです。

これって、なにも珍しいことではない・そんなの不通だと思われるかもしれませんが
不通ではないんです。
普段は、タクシーの運転手さんが、ドアのところにいて、私が、運転手さんの立って
居る場所を音で確認しながら乗っていたので「すごく丁寧な人だなぁ」と思うぐらい
だったのですが、ところがその行動には深~い思いがあったのです。

運転手さん 「どちらまで行きましょう?」
私 「。。公園ってご存知ですか?」
運転手さん 「はい・ わかりますが、。。公園のどの方角にお付けしたら良いでし
ょうか?」
私 「え?? 方角ですか」
運転手さん 「はい。 方角がわからないとちゃんとお連れすることができませんか
ら。」
そこで、方角を確認して、伝えると
運転手さん「わかりました。 これで、ようやく安心して、安全運転ができます。」
そお言って、車がうごきだしました。
私が、少し怪訝な顔をしていたのか??
言いやすかったのか?
車を、運転しだしたと同時に
「いやぁ ちゃんとこうして行先を細かく教えていただくことって、とっても大事な
事なんですよ!! みなさん なかなかそれを、理解してくださらなくて。。。
簡単な行先だけで、近くなったら止めてほしい場所を言います。と、言ってちゃんと
教えていただけないんです。

私 「そおなんですか」
運転手さん 「はい!! 10人中10人のお客様が、そおですね。」
私 「え~っ!! そんなに多いんですか??」
でも、その言葉を、聞いたとき、私も、今までめちゃくちゃいい加減に場所を言って
いたことに、ドキッ!!と、しました。。。」
運転手さん 「運転中に、いきなり、ここで止めてください・ここを右に・左にと
後ろから急に言われるのって、怖いんですよ!!
だから、車を出す前にお客様と行き先の擦り合わせをしたいのですが、なかなか理解
してくだ
さらないんです。。。

タクシーだから、こちらの思うように動いてくれるのが当然。。。」 だと言う態度
をとられるお客様も、少なくないですね。
と、何とも辛そうに話され
そして、うんてんしゅさんが私に 「公園と言う場所は、意外にタクシーの運転手は
知らないんですよ。 
タクシーの運転手は道を知っていて、当たり前だと思われがちですが、場所・路なん
て、知らないですよ。 知っているのは地元の人間ですよ。
、昔なら、知っていたんですけどね。 今みたいに複雑ではなかったですし、こんな
に建物が簡単に変わることもな
かったですからね。」
私 「あっ!!  タクシーの運転手さんだから知っていると言う思い込みがありま
した!!」
運転手さん 「そおなんですよ!! 結構思い込みがあるんですよね。
だから、ちゃんと思いの擦り合わせが大事なんですよ!!
私が、お客様が、車に乗るのを、サポートしたのも、擦り合わせなんです。
私は、どおサポートして良いのか分からないので、私が思う最前をつくすのが一番の
安全だと思うのです。」と話が、目的地に着くまで{約10分}途切れることなく語り
合いました。 と、言っても私はほとんど「そおですよね」と、相槌しか打てていな
かったのですけど。。。

タクシーに乗って「擦り合わせ」の話を朗々と語られることになるなんて、
出会いってて、こんなことがあるから面白い�

この話を、聞きながら私は、駅の駅員さんを、思いだしていました。
と、言うのも、電車に乗るときは、駅員さんに目的地の駅までの誘導を、お願いして
います。 駅員さんの誘導も、ものすご~く丁寧な誘導をしてくださるんです。
「。。メーター先に会談があります・右斜めに曲がります・少し止まってください
などとが、少しでも同様しないためか怖い思いをしないで、安心して、歩いてほしい
ためだとは、わかっていても、そこまで丁寧にしてもらわなくても。。。と、言う気
持ちがどこかにあったのですが、このタクシーの運転手さんの話を聞いていたら、
「安全のための擦り合わせ」と、言うことに気づかせてもらえて
そしたら「擦り合わせ」って。。。
何だ、私がやっているリーディングと同じやん
そっか そっか そっか そお言うことか
相手をちゃんと受け止めて
相手の思い・目的をちゃんと聞く
その上でのカードを引いたり話をしたりする

この「擦り合わせ」って何気ない日常の会話の中でも
いや 何気ない会話だからこそ大切なのかも。。。

私が「タクシーの運転手さんは、路をしっているのがふつうのはず」と、言う思い込
みが、なんの違和感もなく在ったのを気づかせてもらえたように
「思いを伝えたい」
「相手の思いを知りたい」と言う気持ちを大切に
そして、わかってもらおうとするのを、あきらめずに、伝えようとしつづけると
伝わる時が来るのだと感じた出会いでもありました♪

山本加津子さんはメルマガで、こんなことを言われています。

「深い思いをもっていないという認識と、深い思いを持っていてもつたえられないだ
けなんだという認識では、きっと接する方の態度もずいぶん変わってくると思うので
す。」

本当に、その通りだと感じます。

相手に聞かないで「この人は、。。だと思っている。
どうせわからない。
わかってもらえない。
そんな思い込みの壁を、山本加津子さんは、相手と擦り合わせることで外して行かれ
ているので、いろんな「奇跡」のような出来事が、起きている。。。

そして、一番擦り合わせをしないといけないと思うのが
「自分自身」 あんがい、自分を、知らないことが多いのではないでしょうか??

丁度、グループワークや山本加津子さんのメルマガを読んでこの話を書きたいと思っ
ていたところの出会いでしたので
ほんとビックリやら 楽しいやらで、大笑いしちゃいました