ソニーが不動産業進出だって | BOSSの独り言

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月刊BOSS編集長・関慎夫がつづるインサイドニュース・ブログ

なんだかな~。
って思うこと、たまにありませんか。
私はプライベートでももちろんですが、企業の行動についても「なんだかな~」と思うことがたまにあります。
実はたったいまも、そう思ったところです。
理由はソニーが送ってきた「ソニー不動産株式会社設立のお知らせ-新規事業創出の取り組みを加速-」というニュースリリースを見たからです。ネットニュースでもさっそく話題になっているようです。
リリースには「4月1日で新規事業の創出を担当する専門組織を設置し、社内から提案される新たな技術や商品、サービスについてのアイデアをスピーディーに事業化する取り組みを開始しました」とあります。それはわかるのですが、なぜ「この取り組みの一つとして、ソニー不動産を設立しました」につながるのかまったく理解できない。
なぜソニーが不動産業をやらなければならないのか。ソニーはいまエレキの再生に全力をあげているはずではなかったのでしょうか。それにつばがる新規事業ならまだしも、不動産だって。
ソニーはここ数年の間に、北品川の旧本社群、大崎駅前の新しい社屋、ニューヨークのソニービルなどの不動産を次々売却、それによって利益を捻出してきた会社です。それがよりによって不動産事業に進出とは、なんだかな~。