上海の甘いケーキの最後の一切れ | 中国人職員による中国語リレーブログ By 加藤公認会計士・税理士事務所

中国人職員による中国語リレーブログ By 加藤公認会計士・税理士事務所

港区赤坂にある会計事務所 http://www.kato-co.jp/ です。
事務所中国人職員のリレーブログです。
我々は、赤坂から中華圏(上海・香港・深セン)に発信します。
Key Wordは、Google検索「上海 公認会計士 不動産」です。

かつてミャンマーのことを
”The last piece of sweet cakes”
と呼んでました。
わざわざ東南アジアまで行かなくても
隣国に美味しい切れ端が残っていることを
ご存じでしょうか。

今 中国政府は、不動産規制を課しています。
戸籍や資格(既婚、社会保険の2年完納等)要件で
富裕層の不動産投資を抑えています。
その結果、北京・上海・深セン等の一部を除いて
不動産価格が停滞しています。
そのためキャッシュは、株に向かい、
上海株もバブルの様相を呈しています。
しかし、想像力を発揮すれば、
時代はいつでも見える者には
見えますし、
未来を見なくてはいけません。

埃だらけのコンビニすら無い土地で、
将来の発展姿が想像できますか。
ここが重要です。
既に開発し切って土地の少ない上海ですが、
まだケーキの最後の一切れが残されている
ところが、実はあります。

要は、政府の政策に素直に従うかどうかです。

中国は、経済システムが機能していません。
政府の政策が経済を動かします。
そこに気付いて、いち早く動いた者だけが
勝利する社会です。

上海株が暴落した場合 不動産はさてどうなるか?
今後も注目です。

By 加藤