中国の銀行金利引き下げにと共に不動産下げ止まり | 中国人職員による中国語リレーブログ By 加藤公認会計士・税理士事務所

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前回の続き、金利引き下げのニュースで、不動産市場も活性化し始めています。

金利引き下げは、各大銀行の不動産ローンの引き下げを刺激し、一線都市の不動産ローン水準は基準金利80%時代を再び迎えました。

多くの地方の銀行ローンは、「認房不認貸」(購入住宅が二軒目であるかの判断で不動産登記状況を問い、貸出記録は問わない)という政策も打ち出しています。
不動産のローンでの購入を考えている家庭や、浮動金利契約で不動産を購入した家庭にとっては、金利引き下げによる節約効果は少なくないです。
100万元(1元は約19.3円)の30年ローンの場合、一カ月261.3元の節約となっています。

業界の分析によると、人民銀行の金利引き下げなどは、一線・二線都市の不動産市場の復活を刺激する好材料となっています。
市場取引量が上昇に転じたことで、価格も小幅な上昇の兆しが見られます。ただ現在の不動産市場全体は依然として大きな在庫整理の圧力に直面しており、不動産の起工面積や投資の成長率も前年を全面的に下回っています。
さらに年末には開発業者が販売目標を達成するために「価格で量を取る」という戦略を取るため、不動産価格の下げ幅は縮まったもののまだ上昇に転じてはいないです。

不動産市場は微妙に動いています。手が出せないです。

by 李