上海自由貿易試験の設立が始動してきた一週間に続々に発表された情報を纏めました。
一つ、許可証を発給された36社の国内外企業(11社は金融機関)のうち、11社は中国と海外の合弁会社、および海外企業が単独投資した企業で、その経営範囲は金融・貿易・文化・通信・クロスボーダーEC事業などの各分野を網羅しています。
企業の代表者は、高度に国際化・市場化・法治化された同試験区の経営環境の中で発展を加速し、中国経済の「アップグレード版」構築に貢献したいと表明しました。
その中にはこういうケースがありました。米国マイクロソフト社と中国のネットテレビニューメディア企業・百視通公司が合弁設立した上海百家合信息技術発展有限公司が、「001号企業」として同試験区に進出しました。
この中米合弁企業は同試験区で、家庭用娯楽・ゲーム産業の技術研究やコンテンツ整備などの業務を手がける予定でした。
同時に、自由貿易区総合事務ホールは10月8日、対外的な業務受理を開始しました。自由貿易区の企業は認缴制(主管部門の審査許可の後に工商登記を行う従来の制度ではなく、工商部門に登記を申請し営業許可証を受けることで一般的な生産経営活動に従事できる制度)を実施し、第一期に登録した会社はほぼこの制度を採用しています。
by 李