休眠の法人は住民税均等割りを払わなければならないのか | 中国人職員による中国語リレーブログ By 加藤公認会計士・税理士事務所

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こんにちは、金尾です。
先日胃カメラを体験しましたが
寝ているうちに終わり、苦痛はありませんでした。
バリウムは一生飲みません。

さて、
休眠という言葉は聞いたことがあると思います。

事業を休業する。ということですが
事業活動をやめた登記上の法人は
毎期決算の時に均等割りを払い続けなければ
ならないのでしょうか?

法律には休眠していても
均等割を減免するという規定はありません。

しかし、私の経験上、
都道府県や市町村によって異なった取り扱いを
しているというのが実状です。

休眠したいといって二つ返事で
わかりました均等割は支払わなくてよいです
というところもあれば

実際に営業していないことを証明する
通帳やコピー、賃貸を解約した証明を出してください

〇〇市は清算しなければ均等割りは支払ってもらっていますなど。

ただし、現状を正確に伝え書類を提出したところ
今のところは受け付けてもらえており、
自治体によってさまざまな対応になっています。

今後どのように変化していくかわかりませんが・・・

ただし、
繰越欠損金が残っている会社については
税務署へ毎年決算申告をしなければ
その後引き継ぐことが出来なくなる
ペナルティが付くので、要注意です。

早めのご相談を


金尾