先日、ある読者から私のブログへメッセージがありました。
とある本を読んでください、ってメッセージです。
で、その本というのが、「ファクトフルネス」（ハンス・ロスリング著、日経ＢＰ社）という本です。
この本を一気読みしました。
ファクトフルネスとは、１０の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」です。
著者のハンスさんによると、世界の人々は１０の思い込みによって、きちんと世界を見れていない、とのこと。
私もこの本を読んで、いかに世界を正しく見れていないかを痛感しました。
占星術的に見ると、この本は、まさに天秤座的な本と言えるでしょう。
客観的に、バランスを持って、世界を正しく見る。
この本の主旨は、そういう天秤座的なもの。
コロナパニックで、今、世界はコロナの世界を正しく見れていない。
ファクトフルネスで今の世界を見るためにも、この本は超おススメです！！
そこで、１０の思い込みを、コロナを例にして、以下に書いてみます。
１ 分断本能・・・コロナは中国や日本というアジアのせいで広まったという思い込み
２ ネガティブ本能・・・コロナは第三次世界大戦レベルの悲惨さだという思い込み
３ 直線本能・・・コロナ感染がひたすら増えていくという思い込み
４ 恐怖本能・・・コロナにかかって死んでしまうのではという恐怖の思い込み
５ 過大視本能・・・コロナのイタリアの死者を重視しすぎる思い込み
６ パターン化本能・・・コロナは濃厚接触で感染してくという思い込み
７ 宿命本能・・・コロナのような感染は人類への神からの罰という定めという思い込み
８ 単純化本能・・・コロナ感染の拡大を防ぐには都市封鎖が一番だという思い込み
９ 犯人探し本能・・・コロナ発生の原因は中国の細菌兵器開発、あるいはアメリカによるバイオテロといった思い込み
１０ 焦り本能・・・コロナ拡大を防ぐためには、一刻も早く緊急事態宣言を発する必要があるという思い込み
以上、ファクトフルネスによるコロナの見方を書いてみました。
１の分断本能において、コロナは中国のせいと思われていますが、実際、爆発的に感染拡大してるのは欧米というデータが重要で、中国や日本というアジアのせいにする思い込みの危険性。
といように、すべてを解説したいのですが、分量が多くなりすぎるので、最後の１０に触れて筆を置きます。
１０の焦り本能において、緊急事態宣言をすぐにでも出すという焦りは危険ではないのか？という見方が大事。
ハンスさんによると、世界の見方を歪めてしまう最悪の本能の一つが焦り本能なのだとか。
私が見るところ、小池百合子都知事の焦り具合はかなり危険なのではないか？と見てます。
小池都知事が焦らせることによって、国、そして地方にまで緊急事態宣言を焦らせていった。
１０の思い込みに惑わされず、データを基しにした正しい世界の見方。
そんな天秤座的な世界の見方ができるようになっていくといいですね。
今、世界中で、コロナの見方がどれほど１０の思い込みによって惑わされてることか。
コロナ不安に惑わされてる方は、この本を読んで、ファクトフルネスを学びましょう！！
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