こんばんてーん
13日の金曜日…!
って言いたくなるよね、げきみそです。←
先日ー
ちょっと界隈で話題になっていた懐かしのソフト。
PS2『グラディウスⅤ』(2004年、コナミ)
老舗のシューティングゲームとして有名な『グラディウス』シリーズから、21年前に久々のナンバリングタイトル且つアーケードではなくコンシューマ版として発売されていた同作品。
こちらがですねぇ…
今月に入った辺り、PS3でのアーカイブ配信から姿を消していたっていう話題がありまして。
そんな水面下の騒ぎからコナミに取材されたネットニュースの記事もあり、そちらでは公式のコメントが確認出来ます。
どうやら、配信終了の理由としては使用されているソフトウェアの提供可能期限が終わったからゲームアーカイブでの販売も終了となった、とのこと。
ソフトウェアの提供可能期限…ってのが同類のニュースとしては珍しい文言ですよね。
(  ̄ω ̄)
この『グラディウスⅤ』は最初っからコンシューマ版だっていう都合もあってなのか、開発自体はコナミ(KCET)ではなく外注によって製作されたものだ、というのは当時もそれなりに賛否両論あったもので。
ただ、その外注メーカーは元々コナミに居たクリエイター陣が立ち上げたトレジャー。
同社は『斑鳩』などシューティングゲームでの実績もあるところでしたから、実際にそのクオリティは抜群のソフトでした。
まず当時のPS2の作品としても美麗なグラフィックが目を引きました。
メカニック面もさることながら、序盤の宇宙空間で背景に見える地球、生々しい生物的な敵やステージの表現、オープニングや合間に見られるシナリオ演出ムービーなんかもスゴかったよね。
(  ̄▽ ̄)
しかし、その代わりにというのかシステム面では従来のシリーズから変わった部分も多かったり、ゲームを攻略するうえでの毛色っていうか…シリーズに慣れ親しんでいればこそ感じる程度の違いがあり。
例えば、敵の弾の数とかステージギミックのシビアさによって普通に難易度がとても高い!
トレジャーが『斑鳩』を作ったとこだ…ってのを鑑みると納得なんだけど、グラディウスよりも所謂“弾幕系”みたいな方向のシューティングになってんですよね。
(; ^_^)
とにかく難しいんだが、PS2ってこともありセーブ機能はあるので何とか地道にやっていけばクリアは出来るだろう、みたいな感触。
ストレートにクリアしたとしても1時間では終わらない程度のボリュームもあるので、これがそのままアーケード版だったら…と思えばゾッとしますw
シナリオの方もなかなか凝られてましたし、最終ステージの奥に待ち構えるのはでっかい脳ってのもグラディウスだなって感じはするんだけど…
シリーズ恒例の火山ステージとか、例のモアイが出て来ないとか、グラディウスっぽさを踏襲してたりしてなかったり…なところも古参ファンには思うところがあったという評判でした。
ウェポンセレクトもいろんなパターンがら選べたり、1周だけでもクリア後のデータがあればウェポンのエディットが可能になって、ダブルの方向やレーザーも広範囲のリップルから火炎放射まで歴代シリーズにあった細々とした武器を選べるという。
個人的には、この辺の自由度があるのはコンシューマ版ならではの利点だなと思って、ナンバリングタイトルも久々だった訳だし変化もあれど作品としてはブレてなかった良作という印象があります。(^^)
パッケージ内には詳細な設定集も同梱されてたりして、ここから『グラディウス』を知る新規ユーザーでも世界観に入り込める配慮もありましたから、これをリアルタイムで遊べていたのは良い思い出ですね。
問題のゲームアーカイブ版ですが…
販売終了の理由がアレな為に、すぐに解決されるものでもなく再配信や他機種への移植といった代替案も現状では予定が無い、とのこと。
もしかしたら、外注製作だったことが今になってソフトウェアの云々という事に影響しちゃってんのかなぁ…
既にアーカイブで購入していた方はいいけど新規のダウンロードは出来ないから、今から遊びたいならPS2版の実機を探すしかないっていう。
それこそ再来月には『グラディウス』や『沙羅曼蛇』など同シリーズをまとめた『グラディウス オリジンコレクション』なんてのがコンシューマ版で発売されますが、そちらにも『Ⅳ』と『Ⅴ』は未収録。
コナミさんとこは…
80年代から続くシリーズの新作こそ出なくてもアーカイブや現行ハードでのコレクション版とか、古いIPを生かさず殺さず(笑)上手く活用されていますからね。
今後も似たような事案は出て来そうだけど、なんとか頑張ってもらいたいもんですなぁ…w
(; ^_^)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)