こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

オマージュが散見されている『ルリドラゴン』で思い出した…って訳でもないんですが、しばらく積んでしまっていた食玩を開ける。

 

 

仮面ライダーの“SHODO-XX”第9弾より、クウガとガドル!

 

これは昨年10月の発売だったので…もう5ヶ月は放っといたことになっちゃいますけど、我が家には年単位で積んでるやつもあるからまだセーフ。←

 

どちらも過去弾からのリニューアルなので完全な新規ラインナップではなかったものの、やはり『クウガ』ならば見過ごせないってことでね。

 

 

まずはガドルから。

 

手首パーツは握手と平手の2種に武器持ち手の計3パターン。

写真越しでは伝わらないと思いますが軟質パーツになってる持ち手の方は僅かに違う色味に塗装されている。

 

惜しくも同梱されてはいませんでしたが、同弾の拡張パーツセットにはガドル用の武器(剣)が付属していました。

 

 

▽ゴ・ガドル・バ(電撃体)

 

 

「ゴラゲダヂグ、ヅブダダヂバサゼ…ボソギデジャス!」

 

 

グロンギ上位のゴ集団でも更に最強というガドルが、ゲゲルの遂行や対クウガも含めた激化するであろう戦いに備えて現代人の文明を利用してパワーアップした姿、電撃体。

 

当初から〇〇体と見た目の変化は眼の色くらいだけど武器を変えたりしてフォームチェンジに準じた戦い方をしていたうえに、自ら高圧電流を浴びて強化するというライジング系フォームと同じ様な状態になるっていう、クウガと対のデザインがされていた。

 

 

これって、昨今の仮面ライダー作品だったら最初は幹部怪人で出て来て後半はダークライダー枠になるパターンのライバルキャラですよね。

 

平成ライダー初期はちゃんと怪人のまま主人公側を窮地に追いやる強敵が居たのが、特撮ヒーロー物としての魅力でもあったなぁ…と個人的には思っている。

 

 

このガドル、同シリーズでは“SHODO-O”時代にも一旦作られていて。

 

右が新しい電撃体、左が旧弾の初期形態。

 

以前のもそこまで古いモデルではないのでプロポーション的にはそこまで変わっていませんが、差異としては肩と首周りが大きくなったのと胸板に金塗装、頭部に小さい角が増えているところ。

 

塗装範囲もその胸板を除けば大差無いですけど、新しい方が背中の塗装無くなっているのは少し寂しいか。

 

 

 

可動域はSHODOシリーズらしく小さめの食玩フィギュアながら優秀、肩も見た目程は干渉しませんが、股関節の引き出しがあるとはいえ腰周りの意匠がちょっと脚の開きに影響するかな…ってくらいでしょうか。

 

 

電撃体での必殺技といえば、ゼンゲビ・ビブブ…直訳すると“電撃キック”という名前の両足で突っ込む錐揉みドロップキックがあります。

 

通常形態ではそれなりに拮抗していたライジングマイティに対して、この必殺技を用いて一旦は撃破するという程の威力。…クウガはちょいちょい敗戦もあるのがリアルで良い。

 

やっぱり食玩レベルの限界だなってのは、この両足揃えがなかなかキレイにならないのと首がそこまで見下す向きにならないから、この手の必殺技が上手くポージング出来ない感じね。

(; ^_^)

 

 

そして、拡張セットに入っていた武器!

 

クウガでいうタイタンフォームに相当する剛力体で装備していた剣、ガドルソードが電撃体に伴ってパワーアップした状態。武器もライジング化する感じもクウガを踏襲されている。

 

実際には他の武器も電撃体仕様になってる筈ですが、今回は剣のみが付属。

 

ちなみに旧弾で付属していた剣と比較。

成形色から違いますが、タイタンソードよろしく基本形は保ちつつ大型化されている。

 

 

…という、電撃体でSHODO再登場となったガドル閣下でした。

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

 

続いて、クウガ。

 

内容はシンプルですが手首パーツは3パターンと右だけ+1、これも細かくて分かり難いですが手の甲にはちゃんとリント文字の刻印もあり。

 

 

▽仮面ライダークウガ アメイジングマイティフォーム

 

 

「…黒くなった…!」

 

 

上記の電撃キックでガドルに敗れた後、なんやかんやで再パワーアップを果たした“黒の金のクウガ”ことアメイジングマイティ。

 

実質ガドルへのリベンジ戦だけの出番だったので劇中から読み取れる情報も少ないけど、名前的にもライジングマイティからアルティメットフォームに至る中間形態っぽい姿。

 

アルティメットにおける発火能力は未使用でマイティと同じく徒手空拳のスタイル、かねてから黒いクウガって前振りがあったのでドラマ的には「遂に…!」という登場でしたね。

 

 

アメイジングの姿でそんな余裕はありませんでしたが、フィギュア的にはクウガの象徴でもあるサムズアップのパーツも付属。

 

 

このアメイジングも旧弾から現行弾仕様へのリニューアル…ですが、前にラインナップされていたのは初期“SHODO VS”の終わり頃だったので、結構な年数を経ての再登場。(当時はマイティのシークレット枠)

 

比べると今回のは肩周りもしっかりしてて顔付きも実際のスーツに近付いているので、さすがにクオリティの進化を感じらる。

 

ただ、アークル(ベルト部)に関しては旧弾の方が色分けが細かく背面まで塗装されているので、細かな一長一短は見られますが。

 

 

 

アメイジングの必殺技は、先のガドルに敗戦を喫した際に受けたものと同じドロップキック。

 

基本的にはライジングマイティを黒くしたものでしたが、ここで必殺技のキックが片足ではなく両足になったことで右脚だけだった装飾が左脚にも増えている、というね。

 

…これの所為で玩具の金型流用が出来なくなって商品化が先延ばしになった、なんて逸話もあるそうですがw

 

 

 

 

クウガvsガドル!

 

この戦いは作中でも屈指の激闘となり、これがちゃんと名場面として目立っていたからこそアメイジングもポッと出の繋ぎフォームみたいな印象に留まらずに済んだ感はありますよね。

 

 

ガドル閣下、敢えて(人間の中では)強い者を標的に選ぶ戦士としてのプライドや、フォームチェンジらしき能力だけでなく現代に合わせたものも取り込んでいく柔軟な姿勢は、猛者怪人としての矜持を魅せてくれていました。

 

モチーフがクワガタとカブトで対にされてるのも、ライバル枠みたいな感じあって良かったよねぇ。

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

 

とことで、SHODO-XXでは初期から順当に出されていたクウガの各フォームもここまで来たよ、ってところのアメイジングマイティ。そして怪人枠としては珍しくパワーアップ版まで出されたガドル。

 

ホントはもっと他のグロンギを出して欲しいとこもあったんだけど、幾つか前の弾ではジャラジまで作られてたから、まだマシな方なんだけどね。

 

 

で、同シリーズからは次の弾もとっくに出てるし…プレバン限定のやつも買ってそのままだったりするから…ちょっとやる気出して開けてかないといけないなぁ…w

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)