いやぁ…
全野球ファンにとっては、かなり驚きのニュースがありましたね。
ヤクルトスワローズの球団マスコットとしてお馴染み“つば九郎”を「長年支えてきたスタッフ」の方が亡くなられたという、少し回りくどい表現ですが多分“中の人”の訃報…ってことですよね。
確か昨年で30周年くらいになっていた芸歴(?)の長い球団マスコットですが、スケッチブックを用いた筆談というスタイルやその大っぴらな内容、内外からもイジられるバラエティに富んだアクションの数々。
中日ドラゴンズの“ドアラ”等と並んで球団マスコットというもののイメージを良い意味で崩してくれた、日本プロ野球会を代表する愛すべきキャラクターだった、つば九郎。
あの着ぐるみマスコットで動き回ること自体はかなりの重労働というか…まず稼働時間も限られる過酷な仕事ですから、労災なんじゃないかってのを心配する声も挙がっていますが、公式からもある程度は発表されていることも通り…それ以上の勘繰りは、ね。
球団側からは、しばらく活動休止という発表をされていましたが、あのつば九郎のキャラクターを形成した立役者の方の訃報ってことで、いろんな著名人の方々からも惜しむ声があって…
私はその辺の事情をよく知ってる訳では無いですが、まずは心より御冥福を御祈り致します。
…つば九郎といえばね、
漫画で主役になった際には、そこでも呑んだくれたり暴れ放題な様を描かれていたり、それを公式のコミカライズとして出していた懐の深さも垣間見えたり。
活動20周年の際には、ドアラと一緒に対決企画をやってDVD化されたりとか、そのタレント性もマスコットの枠を飛び越えていた逸材でしたよね。
とりあえず活動休止という処置のようですが、コンテンツとしての“つば九郎”には沢山のファンも居る重要なキャラクターだと思いますから、また(私はテレビ中継越しにですが)球場で元気に暴れまわる姿を魅せて欲しいものです。
…ありがとう!つば九郎!