こんばんてーん
げきみそです。
どうしても年内に挙げたかった、ひとつガンプラを作りましたよっていう話。
こちら、プレバン限定で発売(先月に発送だったか)されたHG1/144の“ドラゴンガンダム”!
\(  ̄▽ ̄)/
現在は既に3次予約とかになってる代物ですが、なんと今回は珍しく1次予約での購入に成功しておりました。…となれば、いつもの私みたいに(笑)逃した方々の為にも積んでおくのは無粋であろうと。
特に、今年は“辰年”でしたからね。
HGACのシェンロンとかは買えないままだし(先週アルトロンは届いたけどw)、確か年明けにネタでレックウザとかは組んだけど、やっぱりガンプラでドラゴンを冠するものを年内に入手出来てるってのはね。
それはもう「辰年だからドラゴンを」ってベタだけどやっとけ!という天啓と捉えて、チマチマと組み進めていたものが先日出来ましたので、年末ギリギリになっちゃったけどブンドドしていきます。
ちなみに、内容はこんな感じで。
各ランナーはかなり細かく色分けされていてシールはホントに最小限、頭部のカメラとコアランダーのキャノピー以外はシール・塗装不要でほぼ設定通りのカラーリングになります。
これはいつからか分かんないけど…もうポリキャップが無いのが定石なんですかね。…時代だねw
また、このプレバン限定にされちゃったシャッフル同盟のモビルファイターには共通して機体に準じたカラーリングになったアクションベースが付属するのも特徴。
そんなんだから、相変わらずスミ入れと僅かにペン塗りしただけの素組みですが…
▽ドラゴンガンダム
『機動武闘伝Gガンダム』本編にて、ガンダムファイト第13回大会のネオチャイナ代表として参戦していたサイ・サイシーの乗機、ドラゴンガンダム。
ネオチャイナ=中国モチーフらしく中華テイストなデザインや拳法(カンフー)を用いた戦法、名前の通りに龍の頭部があしらわれた前腕などが特徴。
劇中では主人公のドモン・カッシュとの戦いを通して良きライバルのひとりとして、また新宿でのデビルガンダムの一件に巻き込まれて以降は新生“シャッフル同盟”のメンバーとして、序盤から終盤まで要所々々での活躍があった主要キャラクター。
まぁ、Gガンの中でもドラゴンは人気も高いしゲームへの参戦もドモン以外のシャッフル同盟の中では早い方だったりするから、知名度も高いとは思いますが。
放送当時に小学生だった世代から見ても人気機体でしたし、当時のガンプラでもドラゴンは1/100が発売されてましたからね。この新規ガンプラも一般販売じゃないのが不思議なくらい。
現行HGではシャイニング等もそうだったように、コアランダーは脱着式。
設定通りにキャノピー部が可動して背中に挿さる仕様、そのままコアランダー自体がバックパックになるデザイン。なのでコアランダー単体でも再現されてるってことですけど、これだけでディスプレイし易い為のダボ穴とかはないですね。
やはり、純正のアクションベースが付属しているのは大きな要素。
モビルファイターは動かしてなんぼのもんですから、これを補助出来るものが同梱されてるのは助かります。
発売されたばっかりの最新キットなだけあって可動域は優秀…なんだけど、腰アーマーや肩、それこそ龍の頭になってる腕とか、わりと干渉しちゃうデザインをしているので素組みでの可動域は実際の関節の作りよりも少し難儀ですかね。
ただ、そのままでもドラゴンらしさのアクションは損なわれず、手心のある人なら更に可動域を広げられる余地も十分にあるキットです。
武装諸々、まず伸びる腕の“ドラゴンクロー”は腕(節毎)に追加パーツがあり前腕のところに繋げることで伸ばした形態を再現。
ハンドパーツを取り外せば龍の頭はちゃんと開くので火炎放射(ドラゴンファイヤー)を放出している様も。
この腕が伸びるギミック、見た目のインパクトや面白さもあり人気になって後の『W』では五飛の歴代乗機や『X』ではヴァサーゴなどに引き継がれた要素でもあり、腕伸ばしガンダムのパイオニアですよね。
追加パーツを片腕だけに集約すると、このくらいの長さに。
惜しむらくは…この節がデザイン重視で可動域が僅かなので多く繋げてやっとこの程度しか曲げられない。劇中では巻き付けるくらいだったんですけどねぇw
それから弁髪刀、先端に追加で尖ったパーツを足すとシャイニングガンダムとの初戦で頭を掴まれたと同時に相手の首を捕らえて引分に持ち込めた隠し武器。
これも可動域が少ないので画のくらいにしか曲がりませんが、腕も弁髪もやろうと思えば改造してゲッター3くらいに(笑)グニャグニャとフレキシブルな感じに出来なくはなさそうですけれども。
そして、フェイロンフラッグ。
両方と背中(コアランダー部)に合計で12本ある棍棒、使用時を再現する為に本体側は簡単に脱着可能。
ビームエフェクトは何種類か、槍状の尖端や“フラッグ”たる旗のような状態など。尖端は2つ、棒が伸ばされたものとビームフラッグは6組が付属。
「走れ!宝貝!」
付属のアクションベースのダボ穴にはフェイロンフラッグをちょうど挿せる箇所があり、必殺技“宝華教典・十絶陣”っぽい雰囲気のディスプレイにも。
さすがに火炎のエフェクトまでは無いですけどね。
でも探せば他プラモシリーズのオプションでちょうどいい炎のパーツとかありそうだよね。
このままだと中心に誰がしかを立たせるのも狭いですけど、ベースを複数使ってのディスプレイでジオラマ再現するのも一興でしょうか。
そして…
このエフェクトパーツ、薄いプラシートで作られたものですが。
これをコアランダーを一旦バラして差し込むことで装着、ちょうど吹き出しているような感じの位置に。
「天に竹林!地に少林寺!目にもの見せよう!最終秘伝!」
自身の命を削るほど危険だが強力な必殺技“真・流星胡蝶剣”を発動させた際のエフェクト、かつてプレバン限定ではV2の光の翼や∀の月光蝶など個別のエフェクトパーツが作られたりしてましたが、今回はペラペラのシートになってる代わりに同梱去れているっていう。
更にもうひとつの丸いシートは今回のHGからの新規エフェクト、30周年の新作ノベライズ外伝『天地天愕』にて結果的に不発となったがもげた両腕が輪になった様…っていう今川監督発案の代物が早くも立体化。
半円づつの腕パーツはこれ用ですが、前腕(龍の頭)は本体からの流用なので、劇中と同じく五体満足のままこのエフェクトは出せませんが。
「真!流星胡蝶剣ッッ!!」
アニメ本編の対ゴッドガンダム戦だとフラッグも使い切り弁髪も千切れ両腕を破損した状態での発動だったので、その様子から蹴り技だと思われがちですが、本来は蹴りでも体当たりでも何でもいいらしい胡蝶剣。
要は全身のエネルギーを全力でぶつけていけば、それが“流星胡蝶剣”だってことですかね。
HGFC、シャイニングと。
当たり前ですが全高は同じ、プロポーションとしてはドラゴンがやや腰回り細身な近年の流行りっぽい雰囲気に寄ってはいますが。
シャイニングの発売が2011年だったので、そこから数えても13年…それでもまだシャッフル同盟が勢揃いには至らずですけど、それだけ年数が開いてるキットなのに並べて遜色無いシャイニングの方のクオリティねw
やっぱりGガン勢はがしがし動かしたいよね。(^^)
…とことで、
2024年内に滑り込み「辰年だからドラゴンを」っていう小ネタの為の、ドラゴンガンダムでした!←
ホントはローズとマックスターも2次以降で買えてるけど積んでるって状態なので、そっちもなんとか…30周年の年度内には組んどきたいね。
(; ^_^)
技術の進歩をよく感じられるキットでしたが、これでもHGなんだもんなぁ…これなら素組みで十分だもんなぁ。
さすがにパーツ数は多くなってるから時間はかかるけれども、待たされただけある優秀なガンプラですね!
(  ̄▽ ̄)ノ
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)