こんばんてーん
げきみそです。
先日、たまたま書店で見掛けて衝動買いしちゃった単行本。
今年50周年を迎えた『ゲッターロボ』の原作漫画版、アニバーサリーでなのかシリーズの新装単行本が先月からリリースされていた模様。
原作シリーズの新装版といえば…確か20年ちょっと前に『アーク』展開に合わせてだったか“ゲッターロボサーガ”と銘打って纏められていたのを思い出しますが。
今回はそれ以来となる訳ですが“サーガ”が刊行されていたのも随分前、その頃に生まれた子供が大卒の社会人になってるくらい(笑)の年月が経ってますからね。
(; ^_^)
ちょうど、その“サーガ”も手元に無かったし…石川先生が亡くなられて同シリーズの展開は実質未完で終わってしまっているから、あらためて漫画版を持っておくのも良いなと思ったので、私の中では理屈の通った衝動買いですw
初代ゲッターロボ、冒頭は確か“サーガ”時に描き足されていたはずのプロローグから。
ゲッターのプロトタイプ実験をする早乙女博士達っていう場面ですが、キャラの顔とか描き込みが『真ゲッターロボ』以降のそれになっているので、その後の本編との違和感w
原作のゲッター、初めてゲットマシンから合体するのは第3話。
まだベアー号に早乙女博士が乗ってて、隼人をスカウトして暫定パイロット3人となった辞典での初合体。そこに至る迄の話は特にアニメ版と雰囲気が違うのは漫画版の特色でもありますよね。
一時期ちょっとネットミーム的にもなっていた、初登場時の隼人が下級生をリンチするシーン。
その後とのギャップやアニメ版には無いややグロテスクだったり猟奇的だったりおぞましい表現は、アニメやスパロボから入って情報が無い状態での初見読者が良くも悪くも驚くポイントではないでしょうかね。
この辺の雰囲気は、ゲッターロボがどうこうってよりも70年代の作風って要素もあるところな気はしますが。
ちょい遅めに登場する3人目のメンバー、武蔵。
登場エピソードの時点からコメディリリーフとしての役割で…とはいえシリアスで暗めの雰囲気に対してのテコ入れが為されたのかなっていう邪推もされます。
どのみちアニメ版と同時展開されていたメディアミックス作品だったから、さすがに違い過ぎても…という配慮なのか最初からその予定だったのか、そこはリアルタイムを生きていない世代なので窺えないところですけども。
地底王国…アニメ版では恐竜帝国?とかになっていた敵組織と、その帝王ゴール。
わりと自ら諸々の説明をしてくれる親切さ(笑)もありつつ、人類に対する策略は非道でえげつないものばかりという、ここの悲惨さも漫画版ならではだろうか。
今回の新装版、
今月は『G』で来月は『號』と各月タイトル毎にリリースされていくようですが…
あれ、初代は1冊で終わってないけど?と思って調べたら2巻同時発売だったらしく、私が店頭で見た時には2巻だけ無くてギリギリ1巻が残っていた状態だったみたいなので、
これは『G』が発売されるまでに何とか初代の2巻を手に入れとかないといけないなぁ…と、それを逃したら逆に以降を追わなくなりそうでw
(; ^_^)
一昨年には『アーク』が一応原作準拠でアニメ化されて、とりあえずシリーズの展開に区切りは付けられているのでね。
50周年だからとはいえ、さすがにもう新しくOVA版とかオリジナルで作られることは望み無いのかなぁ…アーク以外は完全な原作準拠でのアニメ化されてないはずだから、次の100周年までには(笑)それが果されたら良いんですが。
(  ̄▽ ̄)
そういえば…例の実写版の件ってどうなったんですかね?←
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)