こんばんてーん
げきみそです。
あらためましてー
先日、秋田県は能代市二ツ井町で開催されました高橋優主催の「秋田キャラバンミュージックフェス2024」ですけれども。
最早ここを狙ったかのような悪天候、二日目には主な通路部分に芝マットが敷かれるとか多少の対策も施されてはいましたが後の黙阿弥、高橋本人を以て“田植えフェス”と言われるくらいの泥っぷり。
正直、私も農家の端くれなので雨となりゃ泥濘むだろうってのは予想していたんですけど、やっぱり畑と芝生の公園ではその程度が全然違って…
水田の作業はやったことのない果樹農家だもんで、もしかしたら生まれてこの方、最も深い泥を掻き分けていたかもしれないw
(; ^_^)
まぁ、そんなフェスも、私は無事に両日共楽しんで参りました。
とことで…ひとつひとつは軽くになりますが、なんとなくの感想でも連ねておきます。
初日、オープニングセレモニーでは恒例となった“秋田の行事”からスタート。
市長の挨拶も手短で良かった(笑)し、開演前のコメントVTRには佐々木希さんや柳葉敏郎さんの他、かつて学生時代に当フェスにバイトスタッフとして参加していたという現阪神の石井選手なんかも。
能代市に因んでバスケットボールをドリブルしながら登壇してくる高橋とか、しっかり御当地ネタも盛り込んで。
今年のトップバッターは、氣志團!
以前スペシャでやってる高橋の番組にゲスト出演された際にも語られていましたが、御自身のルーツが岩手県は遠野市にあり秋田県にも従兄弟がいるとか、綾小路翔さんは東北にも縁が。
ステージでは意外にもドラムソロからっていう魅せ方からの寒空を吹き飛ばさんばかりの熱いパフォーマンス、初っ端から盛り上がりは絶頂って感じで、昨年の金爆でも思ったけどこの辺のアーティストは野外フェスでの魅せ方も抜群ですよね。
氣志團といえば長年地元で“氣志團万博”というフェスを開催されていますが、今年からは夏の野外フェスってのから脱却して秋の屋内フェスに変わるとのこと。
夏に外でやっていいのは東北から北海道までと冗談っぽく言われていたけど、昨今の気候を鑑みると必要な措置なのかも。
サブステージの最初はキンタロー。さん、以前(大仙市の時だったかな?)にも出演されていたので数年振りに再びという感じですが、ネタは開幕“フライングゲット”からの前田敦子っていう以前と同じ始まり方で、やっぱりフェスの場では歌ネタが入りやすいのかな。
数年前にいらっしゃった時から…なんやかんやあって最近またセカンドブレイク?気味なところですから、そのタイミングでまた見れたのは良かった。
メインステージお次はAIさん。
有名な方でヒット曲も多いのでなんとなくは知っているってくらいだったので、どんな感じなんだろうかと思って見てたら(私の中では)意外とファンキーで力強いステージ。
ダンサーの方々との連携でも魅せて、かなり明るく仕上げてる感じもあってAIさんを知らなくても十分に楽しめるものになってて、さすがだなと。
休憩時間前には、ラパルフェ。
ちょうど前夜の金曜ロードショーがトイ・ストーリーだったのもあってか、まずはお馴染みウッディのモノマネから登場。ステージ横にあるビジョンに大きく映し出されるあの目を見開いた顔面w
後半はかつて出演経験もある某番組のコーナー“二億四千万の瞳”に乗せたモノマネメドレー、ここでは都留さんの阿部寛とかだけでなく尾身さんの顔真似とかもあり、個人的には“水曜どうでしょう”が入ってたのが嬉しかったけど…不思議とウケは弱かったなぁw
休憩を挟んで後半戦、メインステージにはSaucy Dog。
私もこの時間帯で果たしておきたかった用事があったり何か食べないなぁとかやってたんで、ちょっと最後の方しか間近では見られなかったのは少し悔やまれる。
名前くらいしか知らないバンドでしたが、イメージしてたより爽快なパフォーマンスや明るめのキャラクターなところに親近感も増したし、MCでの「出会ってくれてありがとう」的な言葉から「良い人達だな」と思いました。←
トリ前には、今や全世界的なパフォーマーとなったとにかく明るい安村さん。
今日の出番があるってのが分かってた時点で、この雨と強風で例のネタは耐えれるのだろうか(笑)と心配してましたが、まさに寒さを我慢しながら「履いてますよ」ネタを全力で披露!
会場全体で「パンツ!」のコールとか、やっぱり海外を経て進化してましたね。後半にはお客さんから貰ったお題で即興ポーズをやるとかって流れ、高橋優というお題に対して椅子に座って脚を組んでギターを弾く形で上手く誤魔化してたのは流石。(この後、高橋本人もこのポーズをやっていたw)
そして最後は、高橋優。
例年ならば終わる頃に日が暮れていたもの、単純に時期的なものもありますが悪天候なことも重なって高橋登場時点では既に真っ暗に。
今回はこの1年くらいの配信シングル曲なんかをメインに、定番の盛り上がる楽曲、私的には“現実〜”からの“象”っていう近年お馴染みになった熱い並びが来たのは良かった。
その新曲の中でも秋田県民としては「サタナビ」のテーマ曲になってる“オープンワールド”がMCからZENさんとの写真も紹介されてからの流れで披露されていたのは嬉しかったなぁ。
初日っから開幕早々、もう既に足元が泥だし風も強いしで…途中でちょろっと通り雨がって程度はあったけど当フェス7回目にして初めて本格的な雨天。
これはさすがに…と思って、終わってから近場でなんとか長靴やら何やらを買い足しましたよねぇw
(; ^_^)
からの、二日目。
オープニングセレモニーまでは同じ様な流れ、フルバンドで“秋田の行事”をやった後に鍵盤の平畑さんは次の出番の為にすぐさま移動という珍しい展開も。
その二日目トップバッターは、キタニタツヤさん。
高橋のバンドメンバーとしてお馴染みの平畑さん(はっちゃん)はキタニさんの方にもずっとサポートメンバーとして入っているので、この日はいつもより出番が多め。
初来訪だという秋田のお客さんに向けてのセットリストはキタニさんとはっちゃんの2人で考えたのだとか。はっちゃんと愉快な仲間達…とか、ちょっと対秋田県のサービスも入れてくれてました。
個人的には最近のBLEACH関連の楽曲のイメージも強いキタニさんですが、今年からレギュラーラジオ(オールナイトニッポンX)も始まってるおかげで少し曲も知れていたので、余計に楽しめたところはあります。
サブステージは完全に今回フェスで知った、だしおさんという方。
発表されてからSNSでアピールも多くされていたので何となくは分かったけど、TikTokとかでモノマネがバズって…という方だったんですね。会場ではかなり知られている感じだった。
露骨なおじさんの扮装とたどたどしい喋り方からの美麗な歌マネっていうギャップも乗せつつ、メインのミスチルから世代も幅広いレパートリーでしっかり音楽フェスっぽくなってました。
最後にモノマネではないけど高橋優の“おかえり”を熱唱、ベースがミスチルっぽいおかげで桜井さんが歌ってくれてるみたいになってたなぁw
お次のメインステージには、私立恵比寿中学。
エビ中と秋田県といえば長年「秋田分校」という秋田県限定の特殊な公演が行われてて、メンバー誰も秋田出身とかでもないのにローカルのラジオ番組にレギュラーがあったり“秋田美の国ガールズ”という大使的なものになってたりと、謎の縁があるグループが遂に高橋のフェスにも登場。
開幕から「スターダストのエビ中です♪」と自己紹介的な曲で始まり、野外フェスってこともあってから熱い盛り上がる楽曲メインで披露されてました。
途中のタオル振り回しパートではステージ袖でそれをやっていた高橋を見つけて引っ張り出してくるっていう星名さんのファインプレーもあり。
あと、かつてフェス初回で同じ事務所のシャチが出演した際には普段追っているであろうヲタの方々も散見されていましたが、今回も数はそこまで多くなかったものの動きやコールでガチ勢だなって層は見受けられましたw
その次、サブステージには街裏ぴんくさん!
先月の「ねじロックフェス」で初秋田だったとこから早くも2回目で今年は秋田に縁があるとか、最初にちょこっとねじさんの話を入れてくれてたのは嬉しかった。
本ネタはそれこそねじのササキさんも推していた“アンパンマン”で、大丈夫かな(笑)と思って見守っていたけど下ネタとか際どそうなところは省きつつ上手く仕上げていたものの、肝心のエピソードトークが全て嘘であるっていうのが伝わりきってなかったのかな?という印象。
私は抜群に面白かったけど…本人曰く「お客さんは物凄く温かかったけど、スベった」らしいですねw
休憩後の再開メインステージ、斉藤和義さん!
ここはもう観覧スペース側の雰囲気もちょっと変わって、大きな声援が飛び交う良い意味で一風変わったことになってましたが、それだけのビッグアーティストですからね。
高橋とはギタージャンボリー等での共演もあったからか以前から誘われていたけど今年ようやくスケジュールが合ったとのこと。…それがアクセスも難儀な場所なうえに悪天候ってのは申し訳無いw
ステージは圧巻でしたよねぇ…!
MCは何れも簡単に済ませてるぶっきらぼうな感じも斉藤さんらしく、何よりも3ピースのシンプルなバンド構成ながら全員が凄まじい、とにかく演奏の超絶技巧を堪能出来る素晴らしいパフォーマンスでした!寒さとは別の鳥肌モノ!
そしてラストが“歩いて帰ろう”だったのは世代的に嬉しい。
イントロからの煽りとか、この曲だけでなく定番のアレかな?と思わせるような場面もあったりとかしたけど、ホントに初見でも唸らされる抜群のステージは流石でした。
大トリ前は、ニューヨークの御二人。
斉藤和義さんの大ファンたという嶋佐さんによる感想語りで、前半はラジオのフリートークさながらの緩い喋りになったり。…あのステージの直後じゃ仕方無いけどなぁw
後半は漫才、芸人をやってなかったら教師に…という不良生徒を更生させる教師のネタ。窪塚洋介が演じてそうな癖のある不良とか嶋佐さんのサイコなキャラがある、鉄板ネタですが。
心做しか…このフェスにおいては前半のトークがウケてても本ネタに入ると微妙ってパターンがあって、ニューヨークもまさにでしたね。←
そして二日間の締めも、高橋優。
新曲の披露はありつつ前日とは少し違うセットリストで、気持ちちょっと熱さよりも聴かせる方が強めな雰囲気?
合間のMCでは前日同様にビジョンに写真を出しながらのトークもあり、また変装して会場に紛れていたって件でははっちゃんも一緒になってやってたとか、ステージ内外でもこの日は大活躍の平畑さんw
両日共にラスト曲は先日配信になったばかりの“現下の喝采”でした。
余談ですが、
公演の最後に全体での記念撮影って流れ、初日には綾小路翔さんが会場まで出て来てお客さんに混ざって映るっていう展開がありまして、なんと私の斜め後ろ約2〜3メートルの至近距離に!
∑( ̄□ ̄;)
思わず「セロニアス!」と心の中で絶叫しつつ被らないように位置取りしてましたw
小さ過ぎて分らないレベルの写真ですが、そこに居た者としては「ここだ」と分かるものなので、これはかなりの記念になりましたね。(^^)
…と、簡単にですがフェス二日間のお話。
ちなみにですね、
今回は入場特典として全員にレジャーシートが配られていたんですが、さすがに私は泥の中で広げる気にはなれず…w
以前にもグッズとして出していた年もあったけれども、このシートに収まるのが1人分のスペースってのを分かってもらう為にも配布しちゃうってのは英断ですよね。
会員特典のキーホルダーも貰って、
今年からの施策、リユースカップってのもお試し。
初日は返却してみて、二日目のは結局記念で持って帰って来たよね。…多分だけど、返却されなかった方が多そうだよなぁ。
今年は悪天候の影響もあって大変でしたが、あれだけ泥の地面になるってのは運営側としても想定外だったろうに、二日目でちゃんと対策をしてくれてたから、なんとかマシな方だったのでは…と思うけれども。
ちょっと惜しかったのは、
会場の構図が横向き?だったから、飲食側のエリアに行ってるとモニターも見えないだけでなく音もほとんど聞こえてこなかった辺り、昨年はこれが縦向きにの構図だっからメインの観覧スペースから外れても多少は楽しめたんだけど、立地的に致し方無かったんだろうけど残念だったところ。
せめて離れたエリアにも小さくていいからモニターでもあればなぁ。
(  ̄ω ̄)
まぁ、なんて心残りも無くはないけど、フェス自体は最高でした!
来年は何処でやるのかなぁ…
秋田県の13市を巡るキャラバンも今年が7ヶ所目の折り返し、来年からは後半戦ってことになりますからね。なんとか完走まで私も追っていきたいと思います!
(  ̄▽ ̄)ノ
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)









