こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

先月下旬に発売されました、

 

『ジョジョランズ』の第4巻!

(  ̄▽ ̄)ノ

 

 

前回までは

 

宝石を盗みに日本人(岸辺露伴)の別荘へ忍び込み、結果的に謎の“溶岩”も手に入れた一同、それを別件で追っていたチャーミング・マンという青年との戦いを経て仲間にも引き入れ、メリル校長の元へ帰還…

 

といった展開に。

 

 

今巻は冒頭、ジョディオとドラゴナの“ジョースター兄弟”に纏わる回想から。

 

家族がハワイに移住して来た当初のエピソードで、権力者の子供に目を付けられてイジメられかけていたドラゴナを庇う為にスタンド能力を使うジョディオだが、廻り廻ってそれが両親の離別に繋がってしまう。

 

兄弟共に以前から持っていたのかハワイでの出来事から発現したのかは定かでないものの、その時点で既にスタンド能力を扱えている描写。

 

その辺の掘り下げはまたいつか有るのか…このくらいで説明は終わるのか、まぁジョディオのキャラ的にはある程度のミステリアスさは残しそうだけども。

 

 

場面は戻って、メリルと介する一同。

 

チャーミング・マンを仲間にしようというジョディオ達と、溶岩のことも含めて説明を求めるメリル。ここは読者に向けての「溶岩の経緯と今後の目的」を再確認させる場面にもなっていますね。

 

行方不明の弟が何処かに生存しているはずだと探すものの物理的にも社会的にも捜索に邪魔が入るということから、また解明には至らないものではあるが“溶岩”の特性を利用して山岳地帯全域の土地権利を奪取しようと計画するメリル。

 

溶岩に触れさせた価値の高いものが溶岩の元に戻って来る現象、これが物理だけでなく広義の概念的なものであれば…と一同に説明するがピンと来ていないジョディオ達w

 

あれかな、行動としてはまだしも頭脳(知識)的な面ではこの実行犯メンバーはイマイチだっていうことなのかな?

 

 

 

そんな訳で、

 

 

場面は土地権利書の原本が保管されている登記所へ移り、研究目的の学生に成りすまして紙の原本を閲覧するところまでの潜入を果たす。

 

潜入組はドラゴナとウサギとチャーミング・マン。

溶岩を持たされているドラゴナ、それとスタンド能力で変装と監視カメラ映像の偽装が出来るメンバー。

 

 

途中のトラブルもありつつ何とか予定通りに原本を閲覧(してる振りで溶岩に近付ける)を終えて、登記所を後にするが…

 

そこでウサギの様子が急変、呼吸困難に陥る…!

 

 

結果、減員は何者かによるスタンド攻撃!

 

微細なスタンドが体内に侵入、肺を痛めつけていたことによる呼吸不全が起こっていた。

 

肌を砂のような粒子に出来るスタンド能力のチャーミング・マンがウサギの体内へ対処に向かうが、敵スタンドを捉えたところはいいが触れたことで逆にダメージ。

 

一方、登記所では原本の閲覧作業に手を貸していた職員の女性も同様の症状で救急搬送、メンバー内では同じく溶岩を近付けるためにウサギの隣で原本を眺めていたドラゴナにも症状が。

 

 

ジョディオは敵を自動追跡型のスタンド、何かしらのトリガー(この場合は権利書の原本を見たこと)により発動して負われているのだと推測。

 

土地の権利を死守する為の防衛なんだろうけど…

あれですね、発動経緯は違えどスタンドが極小で遠隔操作の自動型、そして侵入された体内での攻防って構図は、第3部の“ラバーズ”を彷彿とさせますね。

 

 

次いで発症したドラゴナは、自信のスタンドで捉えてからのジョディオがスタンドの水滴を体内まで巡らせて貫くという方法で撃退。

 

直接触れなければ発症もせず物理的に撃破が可能というのは分かった、と。

 

 

同じ方法でウサギの方も何とかしたいが移動した敵スタンドの位置が分らない為、病院のMRIを勝手に使って確認しようっていう流れに。

 

それで着いた病院では、先に搬送されていた登記所職員の女性の家族が…

 

溶岩を調べる為にも土地の権利を奪おうという目論見の前に、どうやら権利を所有しているインフラ整備会社・ハウラー社には不正やら何やら政治的にも怪しいところがあるようで、それを突こうとしてる政治家も居るよう。

 

政府からの圧力で土地の権利を差し押さえるのか…なんて狼狽えている最中、なんやかんやで遠巻きに見ていたジョディオ達によって権利が差し押さえられたのかどうかっていう…

 

 

また登記所側では、たまたま監視カメラを見ていたところに居た謎の少女がウサギにより偽装された映像にいち早く気付き大人達へ忠告。

 

プライベートの捜査官が連れていた子守であずかっている子供…ということだが、例のスタンドの本体であることは確定、お守りの捜査官に対しても「標的がスタンド使いだ」と言っている事から、原本にスタンドの罠を仕掛けていたことにも組織的なことがあるのは明らかだろうか。

 

 

相手の組織(表向きは管理会社?)が、どこまで“溶岩”の性質や何やらを理解しているのかどうかは分からないけど、とりあえずは間接的にそことの対立構図は出来上がった様子。

 

ジョディオ側は後ろ盾があるとはいえ黒幕にあたるメリル校長の私設なものだろうから、まだストーリー的にもこじんまりとしていた印象だったので、ようやく先の展開も見えて来たのかな?

 

 

やっぱり個人的には、大きな組織的なものに小規模なチームが対立、主人公が野望のある少年で物語開始時点から自身のスタンドを使い熟している辺り、ちょっと第5部に似た雰囲気を感じております。

 

だとすると…間接的にあの校長がブチャラティのポジションになるくらいだけど、あいつはスタンド使いなのかどうか。

またメリル校長もビジネスで利用してる関係性なので、今後も味方なのか何れ裏切られるのか…どのみち物語の最初で「大富豪になる」と語られて始まっているので、ジョディオのサクセスストーリーなのは確かなのだけれども。

 

 

珍しく主人公が兄弟という構図でも、それ以外は寄せ集めのチームなので、そこがまた一枚岩になっていくのかその逆なのか、長い目で見ていきたいですね。(^^)

 

 

 

 

ちなみに、

 

単行本が同時発売となっていた現在の最新号になるウルトラジャンプ本誌(9月号)には、

 

この4巻のアナザージャケットが綴じ込み付録にありますので、おそらくまた店頭で変えるかな…まぁ地域によると思いますが(笑)、めっきり単行本派だって人もお見逃し無く!といったところですね。

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)