こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

これも少し遅れて…の単行本ですが、

 

4月末頃に発売されていた『風都探偵』の最新、16巻。

 

 

前回までは、記憶が戻り“ジョーカー・ドーパント”となって裏風都へ消えたときめ、フィリップが時空を歪める粒子の原理を解析したり裏風都に繫がる情報を求めながら、翔太郎は…なんていう展開があり。

 

最初期から裏風都に関しては様々ありましたが、その辺でようやくちゃんと動きがあった感じもしますね。

 

 

そんな中、今回は冒頭から依頼者…

 

特撮本編では女子高生情報屋だったクイーン&エリザベス、本作ではアイドルユニットとしてタレント活動をしているのだが、最近クイーンの他の仕事が忙しくなってコンビ仲を不安に思ったエリザベスが泣きついて来る。

 

渋々引き受けてクイーンにも話を聞いた初期だが、そこはやはりエリザベスの杞憂だった…という導入はコメディ回のようなものだったが、

 

そんなエリザベスと別仕事をしていたクイーンがロケバスごと行方不明に、最後にあったメッセージからドーパント案件だと分かり捜査に乗り出す一同。

 

 

そのクイーンは、時空を超えられる能力持ちのドーパントによりスタッフや共演者も裏風都へ攫われ、デスゲーム的なものに巻き込まれる…!っていう。

 

 

そこでクイーン達の窮地を救ったのは、裏風都でサバイバル生活をしていた、ジョーカー・ドーパント姿のときめ。

 

ときめの方は、裏と表の風都を行き来が出来るロードメモリを奪うべく…

過去の何人かで発生していた倒されてもメモリブレイクせず残るっていう可能性にかけて、裏風都では戦闘員の如く現れているロード・ドーパントを倒し続けている、もはやモンハンで宝玉狙いしてるみたいなレアドロップ待ちの戦いをしてるっていうw

 

 

翔太郎と袂別していたときめだが、クイーンとのやり取りから心境の変化が…と、女性同士の会話からそっち側の進展があるっていう流れに。

 

 

 

一方、デスゲームをくわだてていたのは“クエスト・ドーパント”という怪人、ビジュアル的には頭と武器が看板のようになっている。

 

魔法陣のようものを発生させて裏風都と出入り、腕から出されるゲル状の素材からモンスターを作り出してデスゲームの駒にしているという、間接的な戦闘ならめちゃくちゃ厄介なタイプ。

 

 

翔太郎達はクエストのアジトを突き止めて戦闘に…

本編当時から実は翔太郎&フィリップ=仮面ライダーとは知らないイレギュラーズだったが、初めてエリザベスの面前で変身。ここに来て正体がバレることに。

 

 

クエストは裏風都に逃げてデスゲームの続きへ、だが魔法陣の解析をしていたおかげで僅かながらそれを利用して裏風都への進入を果たす。

 

 

肉弾戦では明らかにWの方に部があるので空間転移で逃げようとするクエストだったが、既に理屈がバレている相手への対処は得意なフィリップ、サイクロンの強風も利用して魔法陣を不安定にされるといった妨害。

 

ここで翔太郎がジョーカー時に使っていた、所謂ライダーチョップ的な新必殺技も披露!

 

こういう感じで、風都探偵は本編でも有り得て良かったようなハーフチェンジの能力毎のマキシマムドライブを見せくれるのも魅力。

 

今回はサイクロンジョーカーでしたが、他の形態もちょこちょこと出番があるのは良いよね。

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

クイーンとエリザベスのすれ違いは、ちゃんと解決。

っていうか最初からエリザベスがひとりで騒いでいただけ(笑)なのでトラブルでもなかったのだが、ドーパントが絡む危険なことを経て更にコンビの絆も深まったよね、というエピソードに。

 

今回でエリザベスに仮面ライダーの正体がバレてしまったが、実は以前から普通に翔太郎がライダーだと気付いていたけど気を使って黙っててくれたっていうクイーン。

 

さすがに本作の中ではイレギュラーズにも徐々に正体が知られていってますね。既に事件絡みで知られてる人物が後にイレギュラーズ入りもしているし。

 

でも…どこまで行っても、刃野さんとウォッチャマン辺りは蚊帳の外であって欲しいなぁw

 

 

 

そして、ロード狩りを繰り返していたときめは念願のブレイクされなかったロードメモリを奪取!

 

エターナルの件で裏風都入りしていた彼もふくめたロード連中はボコボコにされたうえ、ときめが時空を超えられるようになった…と、裏風都側にとっては非常に不利な展開を迎える。

 

 

 

そして、表の風都に戻って来たときめは再び翔太郎の前へ。

 

自ら“ビギンズナイト”と称して、自身の過去を打ち明けることに…なんてところで次巻に続く。

 

 

 

 

私は基本的に単行本派になっちゃってるので数ヶ月待ちですが、公式から流れて来たものから察するに…白いスーツ=財団Xと関係している?

 

まぁガイアメモリ絡みで過去の話となれば、万灯やときめ自身が財団Xの内部に居たりしてた方が自然ではあるよね。

 

 

 

これも秋頃に発売予定らしい次巻が楽しみではあります…けども、ビギンズナイトといえば!

 

 

先週辺りでしたか、なんとアニメ版『風都探偵』の劇場版が決定!

 

タイトルは『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』として、おそらく漫画版でもていねいに取り上げられていたビギンズナイト編(Wの最初の劇場版エピソードを掘り下げたもの)を基盤にして、よりスカル…つまり鳴海荘吉をメインにした過去編を映画で描こうってことですかね。

 

それこそテレビアニメでは漫画版のビギンズナイト前後辺りまでで止まってましたから、敢えて実写本編でもやっていた部分は映画に持っていこうってことなのか…単純にスカルの人気故かw

 

 

この劇場版を経て、またテレビシリーズの2期ってのも考えられますから、これまた楽しみになって来ましたね〜!

\(  ̄▽ ̄)/

 

 

特撮からのコミカライズ続編、それがアニメ化して舞台化までされて劇場版になって…これが続いて行き着く先は『風都探偵』としての実写ドラマ化!(笑

 

っていうのを、私は信じ続けますw

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)