こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

先日は『岸辺露伴』の実写ドラマ新作もありまして…そっちに意識が向いていたけど、先月には新作小説版が付録のウルジャン本誌と一緒に『ジョジョランズ』の最新巻も出ておりました。

(  ̄▽ ̄)

 

 

第9部となる本作でも“岸辺露伴”が原典通りのキャラクターとして登場、主人公一同が最初に向かう大きなエピソードが露伴の別荘から宝石を盗むという対立関係。

 

からの目的とは違う“溶岩”の欠片を手にしてしまったジョディオ達に敢えてそれを持ち出させる露伴、その溶岩を持っていることで別荘を出てからトラブルに巻き込まれている一同、なんていう展開。

 

とりあえず宝石強奪の任務は終えたので帰りの飛行機まで時間を潰すジョディオの前には、溶岩を狙う何者かからの脅迫があり、莫大な利益の可能性を秘めた溶岩は手放さないと覚悟を決めていた。

 

 

そんな事とは知らず、金目の物を寄せているのかもしれない溶岩の特性を試すために高級腕時計店に入っていたドラゴナとウサギ。

 

溶岩に触れさせた腕時計がひとつだけ姿を消し、窃盗を疑われて万事休すか…と、

 

防犯カメラを確認するとドラゴナの腕に無くなった腕時計が引っ掛かっている映像が。どうやら無意識にスタンドを使って擦り寄せていた模様。

 

遡ると、露伴の別荘内で宝石があらぬところから現れたり移動していたのも、溶岩の影響で無意識にやっていたのか?っていう考察に至るドラゴナ。

 

 

他者の意志とは関係無く溶岩の所持者の方に向いてくる、それも結果的には窃盗等にならない自然な形で…という現象になるので、ここではドラゴナも事無きを得て腕時計店を後にする。

 

 

店外では2人を待つジョディオとパコ。

 

危機感を持って警戒をし始めていた矢先…

 

 

ジョディオの前に、もうひとりのパコ。

 

振り返ると…それまで話していた方のパコは顔が崩れて偽者だった事が判明、その瞬間にナイフで襲われ負傷するジョディオ!

 

咄嗟に本物のパコが応戦、近年のジョジョではちょっと珍しい肉弾戦の場面。

 

パコのスタンド能力により周囲の椅子等を掴んで武器にしたり、相手のナイフも前腕の筋肉で受け止めて反撃、といった様子で本人が得意な分野だというだけはある。

 

全身の筋肉を操作して物を掴んだり吸着したり出来る能力、わりと地味だし活用方法も限定的では…と思っていたけど、刃物も受けれるとしたらシンプルな本体同士の接近戦にはめっぽう強いってことになるのか。

 

 

パコが敵の喉元を掴んだ際に、ザラザラとした砂のような感触だと言っていたシーンで「まさか岩人間?」なんてのが過ぎりましたが、どうやら違うっぽい。

 

最初のパコに変装していたのも戦いの中で背景に溶け込みながら惑わせていたのも、砂のような粒子を纏って透明化したり擬態したりする能力?

 

それにより、飛んでくる鳩の周囲に紛れて接近、腕時計店から出て合流していたドラゴナを襲撃!

 

ここではドラゴナがスタンド能力で傷をワインボトルに“移す”ことで傷を無かったことにして治癒、わりと無茶なシステムだけど一応は今回の主人公組のヒーラー役になるのか?

 

 

奇襲によりドラゴナから溶岩を奪取した相手は海辺へ逃走、溶岩に触れさせていた宝石や腕時計の動きから追跡するが今度は水飛沫に紛れての攻撃を仕掛けてくる。

 

目視が出来ないところからの攻撃っていうパターンは過去にも様々な形式でありましたが、本体を透明にして来るっていうのは面倒ですね。

 

ジョディオの機転により相手を海中に、ジョディオのスタンドは雨粒なので海面までしか及ばないが…息が続くかどうかの持久戦に持ち込む。

 

 

 

この辺で、戦いはシーンは一旦終わり…

 

襲って来た相手、自称“チャーミング・マン”という青年は悪い奴じゃなさそうだというパコの目論見から、敢えて仲間に引き込もうっていう流れに。

 

ジョディオとの決着の場面は描かれず、彼の回想をはさんでから空港で溶岩に関する話を聞き出すところへ。

 

 

ここが地元だったチャーミング・マンは件の溶岩が採取されたと思わしき場所で弟が行方不明に、それを調べるなかで岸辺露伴が溶岩を採取しているのを目撃、以降は見張っていてジョディオ達の前へ…なんていう。

 

前巻の終わり時点では、既に露伴も見張られていて溶岩を狙う何某かの組織的なものがあって、ジョディオ達は計らずもその争奪戦みたいなものに巻き込まれていく対立構造になっていくのか、とか想像も出来ていたのだけれども。

 

まだここではチャーミング・マンが個人的に溶岩を追っていただけ、しかも味方側になりそうな気配だから事も大きくはなっていない。

 

 

3巻は、とりあえず宝石を盗んで来たことは胴元のメリル・メイに報告して任務完了というところまで。

 

しかし溶岩の影響のことやら何やら、これから詳しいことを更に報告していくが…ってとこで次巻へ。

 

 

戸惑いながらも「面白いかもしれない…」と呟くメリルの態度も気になるもんですが、この時点で指示役のメリルを除いてジョディオ側の面子が5人に増えているのも。

 

これからは溶岩の謎を追っていきつつ、というのが主?

利害の一致でチャーミング・マンは普通に仲間にはなりそうだけど、この時点では明確に敵になるような何かが出て来てないから、きっと溶岩のことを知っている誰其かが立ちはだかったりするのかなぁ。

 

最近、単行本で纏めて読もうと思って本誌では敢えて読んでないから、ここで終わると先の展開が想像つかないねぇ。

(; ^_^)

 

 

 

この後もメリルからの窃盗的な依頼をこなしていくなら、透明化のチャーミング・マンで結構楽には出来そうなもんだけど、そこの案配がどうなるのか。

 

あと、主人公のジョディオはあれとしても仲間面子が意外と馬鹿じゃないのもこれまでで分かりましたかね。

 

腕時計店の一件から溶岩の仕組みを察したドラゴナ、調子良さそうな感じで抜けてるように見せてて別荘外の猫の件では良い洞察力と行動力をみせたウサギ、襲撃して来た相手を細かな情報から悪人ではなさそうだし組織的でもないと見抜き味方に引き入れようとまでしたパコ。

 

それぞれ、ちゃんと役割は果たしているというか、ミスってる場面はあれど愚かではない演出になっているので、やっぱりこの面子がそのままチームになっていくんだろうか。

 

 

そして…

 

ゲストキャラなんだろうが溶岩のことを分かってて採取に来ていたっぽい岸辺露伴、また事情を知る者として再登場はあるのかどうか、楽しみですねぇw

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)