こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

もう4月も29日ってことで…

 

ちょうど発売から1ヶ月が経ちました『キン肉マン』の最新84巻のお話でも。←

 

 

地方では入荷が遅いから“キン肉マンの日”に合わせた発売には買えないってのは仕方無いとしても、地元ではTSUTAYAが無くなっちゃって近場の書店は入荷数が少なくて逃しちゃったりで、結局2週間くらい遅れてから読みましたね。

 

とはいえ中身はプレイボーイ本誌で読んでるんで、今は完全に単行本は復習になってます。

 

 

 

前回、バベルの塔の一件からステージが変わり、例の偵察隊として再登場を果たしたケンダマンと時間超人の対峙、そこへ現れたマリポーサとゼブラという展開。

 

新たな脅威“刻の神”の件から『Ⅱ世』で現状最後に強敵として登場していた“時間超人”という要素の逆輸入があり、どうなっていくのか…なんてところで。

 

 

 

マリポーサとゼブラは邪悪神から時間超人関連の事を知っていて駆け付けたようで事情は把握、この時代に生まれた時間超人の先遣2人と元運命の王子2人とのタッグマッチか!?

 

と思われた矢先、

 

そこに突如として降って来た、マリキータマン!

∑( ̄□ ̄;)

 

大魔王サタンの一件が(ほぼジャスティスマンの手によりw)収まった後、ザ・マンの助力もあって母星の再生の為に一旦帰っていたオメガ連中でしたが…

 

取り付く相手が不在で暇だった(笑)のか、残虐の神がオメガの星まで赴き今回の事件について知らせていたとか。

 

あちらの星が壊滅状態になっていたのも刻の神の仕業が影響してたってことで、一先ずマリキータマンだけが再び地球に助っ人して飛来したという展開。

 

 

以前…“オメガ・ケンタウリの六鎗客”としてサグラダ・ファミリアに来襲、立ちはだかった正義超人軍のカレクックを撃破、対オメガ勢への加勢として登場した元王子候補の面子との戦いではゼブラとの対峙も退け連勝、続くオメガマンとのタッグ戦ではアタル兄さんと戦うなんて豊富な出番があったマリキータマン。

 

遂に新作アニメの放送が迫る「完璧超人始祖編」でも通算3回もリングに上がっている超人は僅かだったし、旧作からの超人に連勝しつつ生き残って4度目の出番があるなんてなぁ…優遇されてるってレベルじゃねぇなぁw

 

 

確かに数年前にゆでたまご先生の方から大事に使っていく的なコメントがあったけど、最早レギュラー入りくらいの格にまでなるとは意外だったわ。

(; ^_^)

 

 

そんなマリキータマン、マリポーサが引きつつゼブラを説得する形で、かつて死闘を繰り広げた同士による急造新タッグ“エグゾセミサイルズ”を結成、新生時間超人のタッグに挑む。

 

またここでの注目は、それこそ再登場後はマリキータマンに敗退したのみで活躍の薄いゼブラの動向。さすがに王位争奪編のボス格が連敗は無いと信じながら読んでいましたが…。

 

 

“技巧の神”に認められた技巧派超人…なんて看板もなんのその、素早いパンチをメインにボクサースタイルで打撃が得意なゼブラ。技がどうのってよりも力押しw

 

マリキータマンは時間超人エル・カイトとの空中戦。

ここは仮にマリポーサが相方でもちょうどいい対戦相手だったかもね。

 

 

 

刻の神に生み出されたばかりの時間超人、前回は敵同士だったアドリブコンビ、どちらもタッグパートナーとしては浅いはずだが試合はツープラトンの応酬に!

 

元運命の王子コンビだと、バベルの塔編の直前でフェニックスとビッグボディがタッグを組んで超神と戦っていましたが…

 

マリポーサも説明しているように死闘を繰り広げて手の内を知っているからこそ動きを把握して息の合ったコンビネーションが出来る、なんていう理論。

 

言いたい事は分かるが…それにしたって、だよなぁw (さすがゆで理論w)

 

 

そして、それなりに良い戦いをして追い込んでいくものの、時間超人は創造主由来で時間を多少は操れる能力があり、自身の体内の時間を早めることで急速に自然治癒を行う“超回復”が可能…という設定が。

 

これにより大技での短期決着を狙わなければならなくなったゼブラ&マリキータマン。

 

 

意を決して身構える2人、セカンドとして構えるマリポーサ、その背後には満身創痍のケンダマンがずっと見切れてるって構図がちょっと面白いw

 

 

 

超回復により持久力でも不利な2人だったが、ここで…ゼブラが全身を黒く変貌させるようにマリキータマンが全身の斑点をゼブラ柄に変化させ、いよいよ決死のツープラトンに挑む!

 

 

それが…マッスルインフェルノ!

 

マッスルリベンジャーが逆位置だったマリポーサと違い、地味にちゃんと三大奥義のひとつを習得しているゼブラ。彼の大技といえばこれだが、しれっと追随してるうえに逆さまで合わせられているマリキータマン。←

 

素で飛行が得意だからってのもあるけど、ゼブラより遥かに技巧派じゃねぇかw

 

 

これで回復が追い付かないよう鎖のロープに擦ったまま、勢いで場外の大きな柱に激突させる、上下にマッスルインフェルノの組み合わせたツープラトン“シンクロニシティ・インフェルノ”が炸裂!

 

一発KOにより、今シリーズ初の時間超人との戦いを白星で飾った。

 

 

再登場も負け戦のみだったゼブラも面目躍如、その相方としてではあるが通算3勝1敗と歴代でも好成績となる大活躍のマリキータマン。

 

特にゼブラ、以前は金で雇った傭兵チームメイトとの王位争奪戦だったはずが、今回は新しく出来たタッグパートナーを身を挺して守る絆も見せ、一転して情に厚いキャラクターとなっていましたね。

 

まぁ…元々がそこまで掘り下げられてないから、ビッグボディよろしく伸び代があったってことなのかなぁw

 

 

 

 

試合後、倒れた時間から“魔時角(まじかく)”というパーツを収集するマリポーサ。

 

これを折ることで一度だけタイムスリップが出来る…なんていう、そういえばそんなのもあったなって話が。

 

どうやら今回の時間超人達の狙いは、一旦現在の世界を滅ぼしたうえでそれが再生されるであろう遥かな未来にワープして、刻の神の理想とする世界を築こうっていう。

 

 

これでようやく今回の敵の目的も分かったところで、

 

 

奥に控えていた時間超人達、定番の黒マントに包まれて正体不明だった連中だが、ここでそのひとりがベールを脱いだ…

 

その姿は、なんとサイコマン!?

∑( ̄□ ̄;)

 

マリキータマンの再登場も(早いなって意味で)驚きましたが、ここで前シリーズで終わっていたはずの仇敵が再び姿を現す事態になるサプライズ。

 

これがサイコマンなのがどうかも含めて、次巻へ…といったところ。

 

 

 

それこそマリキータマンじゃないけどサイコマンも前シリーズでは初期から後期まで何度も出番があって、またマグネットパワーを活用してくるとか、サグラダファミリアに研究所があって…とか今シリーズにも尾を引いていた存在。

 

どうしても敵の超人ってポッと出の新キャラになるものだけど、その中でもレギュラーっぽく使われる分かりやすいパターンの両名が同じ場面に居ることになって…

 

なんなら、どちらも決めポーズとかにWWEの中邑選手がモデルになってる説のある超人だから、そこの対戦ってのも見てみたいもんです。

 

 

この直後の戦いも…まぁ本誌で読んでるもんで知ってはいますが(笑)、それだけに早く単行本でも確認したい!

 

今回のサプライズとはまた違った方向性での「そう来る!?」って要素がありましたからね。

(  ̄▽ ̄)

 

次巻が出る頃には、それこそ新作アニメの放送が始まっているだろうから、今年は『キン肉マン』関連の楽しみが続々とあって楽しみですわ!

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)