こんばんてーん
げきみそです。
…とことで、
年末にジョジョマガジンやらと同時発売だった『ジョジョランズ』の第2巻。
まだまだ新シリーズ始まったばかりで物語の方向性もこれからっていう感じですが、最初の事件から…あの“岸辺露伴”が登場してくる予想外の展開もあり。
日本人(露伴)の別荘から超高級ダイヤを盗み出すというミッションに向かった4人、上手く忍び込んで金庫からダイヤを取り出して逃げるだけ…と思ったら、謎のワイヤー攻撃(?)に阻まれるうちに露伴にも見付かり。
ダイヤを持っていたはずのドラゴナもその手から気付かぬうちに落としている、といった不可思議なことが続く。
そんな窮地に、見張りをしていたジョディオが雨のスタンド能力を使って露伴を陥れるっていう。
この場合はジョディオが主人公で露伴が敵側だから…な都合もあるだろうが、余裕げにやり込めていた露伴があっさりと逆転されるのも意外な展開。
目当てのダイヤは勿論だが、ここでそのダイヤと一緒に保管されていた“溶岩”の欠片に注目してみるジョディオ。
挑発するつもりが明らかに動揺する露伴の態度に、ダイヤ以上の価値を疑う一同という場面。
状況から溶岩を手にしたジョディオに「託す」と言う露伴、意味有りげに溶岩を手放さないよう忠告しつつ「また会おう」なんて台詞もあるので、第5部で冒頭にジョルノと絡んだ康一くんみたいな感じではなく再登場の可能性も。
この第9部では初回から「少年が大富豪になる物語」という旨が書かれていたが、露伴の口振りからはこの溶岩が当面の鍵になるのだろう。
前部『ジョジョリオン』における“ロカカカの実”みたいなポジションなのかな。
ダイヤを盗むミッションを終えて露伴の別荘を出ると、別荘内でも遭遇した“猫”と“ワイヤー”により大ピンチ!
どうやら3匹の猫による体毛を飛ばして硬質ワイヤーのようにするスタンド能力と思われ、不意打ちと地理的なこともあって俄然不利になる一同。
絶体絶命のところ…
一足先に逃げていたのかと見えたウサギが戻り、加入時のキャラクターからポンコツかと思われた彼の意外な機転により猫を捕縛、一転してピンチを脱する。
ちょっと個人だけでは扱い難いスタンド能力や平場の軽口などから噛ませ犬的な感じだったが、実は先回りして行動出来るところや窮地の中で冷静に打開策を試していける度胸のあったウサギ。
正直…ジョディオ、ドラゴナ、パコの3人がメインでこいつは早期離脱かな?なんて登場時点では思っていたのが全く違う活躍をしているので、早くも良い意味で予想を裏切られているw
露伴の別荘内での出来事と猫との争いで、露伴が意味有りげにしていた“溶岩”の特性にいち早く気付くウサギ。…ホントに意外と知的枠なのか?w
この溶岩が「カネ目のモノ」を物理的に引き寄せてるのでは説。
だもんでダイヤを盗んでも手からこぼれ落ちて持っていけなかったし、ジョディオが溶岩を手にしてからはもってこれている。モノの価値をどう判断しているかは不明だが概ねの原理は説明されている。
単純にこれを使って高価なモノを集めて「大富豪になる」という訳ではないだろうが…その性質がどう使われていくのか、ですね。
そんな溶岩の性質をいろいろと検証してみたいウサギ、ドラゴナの今日実もあり近場にあった高級腕時計の店に入ってみることに。
窃盗をするつもりでなくとも“溶岩”を携えていたらどうなるのか、と。
案の定…そんな平和な検証で終わる訳はなく何事かになってしまうドラゴナとウサギだが、
その2人を店外で待つジョディオとパコの元にも、別荘から見張っていたのであろう何者かによる“警告”が訪れる…!
なんていう、目的のダイヤは置いといて“溶岩”は一体何なのか、おそらく露伴ですら一時的に所持していたことで実は監視されていたんじゃないかという誰かの存在。
まずは当面…溶岩を巡る争奪戦?
持ってればメリットも大きいけど、持ってることで狙われる、ハイリスクハイリターン。
こうなると「大富豪になる」っていう前置きがゴールではない可能性もあるなぁ、なんてのも今の時点で推察してみたり。
第7部以降の感じを鑑みると約10年は続くであろう物語のほんの入口ですが、もうあれこれと考えたくて仕方無いですわw
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)