こんばんてーん
げきみそです。
年末には発売されてたもんの話ですが…
ウルトラジャンプ本誌の表紙をはじめ、単行本の新刊や一昨年から不定期に発行されているムック本“JOJO magazine(ジョジョマガジン)”の第3弾といった、ジョジョ関連3冊が同時発売とかになってました。
そんで、これの刊行記念なのか特定の書店ではポストカード付きとかっていうキャンペーンも行われていて…
なんとか地元近くにも対象店舗があったおかげで、全3種類をおさえられました!
(  ̄▽ ̄)ノ
普段はジョジョ絡みで何かがあるウルジャン本誌なんて手に入り難い(まず近隣でウルジャンを入荷する箇所が少ない)ので、おそらくキャンペーンがあるおかげで普段より刷られてたのかな?
私がポストカード付きで買えた店舗以外にも、いつもなら見掛けない店舗でも置いてたりしましたね。有り難いことです。
まぁ、ウルジャン本誌は置いといて、
今日はこれ、ジョジョマガジンの2023冬。
前の2号はいずれも通販予約していたんだけど今回はうっかり忘れてて(笑)、でもそのおかげで店頭でポストカード付きのを買う手を取れたという…怪我の功名ですね!←
今回は現在連載中の第9部『ジョジョランズ』の舞台がハワイってことで、荒木先生がハワイに取材に行っていた模様とか。
まだ2巻が出たくらいなんで纏める情報も少ないだろうが、ここまでの相関図など『ジョジョランズ』関連が冒頭の特集になっていました。
他の特集記事としては、歴代を振り返る系のやつで今回は第3部の主人公の名前・空条承太郎を中心にした第3〜6部の追想。
ジョースター一行から各部の主人公チームや敵組織をカテゴリー毎に戦力分析、また承太郎のベストパートナー(相棒ポジション)は誰か?なんていう比較など、とにかく承太郎メインにジョジョを紐解く内容。
確かに一番人気で有名な主人公だから、初心者向けには分かりやすい見方なのかもしれない。
その一連の中で、個人的には“弓と矢”の行方を解説した部分が興味深いというか、これはジョジョ既読勢にもややこしい設定なのでね。
何本あって何処に行って誰が使ったのか…まずはこの弓と矢の流れを把握出来てからが、一端のジョジョラーとしての第一歩ではないだろうかw
読切漫画には、以前ウルジャンに掲載された『魔老紳士ビーティー』の新作が。
荒木先生がジョジョ以前に描かれた作品『魔少年ビーティー』をベースとしたスピンオフ、西尾維新先生が原作を手掛けて出水ぽすか先生が作画という布陣だが、基本的にはビーティーを盾にジョジョネタをふんだんに盛り込んだパロディ漫画。
ウルジャンの読切から2年ちょい経っての第2弾ですが、まさかシリーズ化の目論見もあるのだろうか?w
小説の方では、最初のジョジョマガジンから掲載されていたリサリサ先生を主役にした『無限の王』が3話目にして完結。
波紋法と幽波紋(スタンド)の狭間を描いている貴重なスピンオフでしたが、これは以前のイギーのやつみたいに単独の書籍化はされないのかなぁ。
扉絵だけでも荒木先生の描き下ろし絵があるんだし、せっかくなら刊行して欲しいところ。
上手いこと隙間を埋めたイギーのスピンオフよりも背景に自由度があってオリジナルのテイスト強めではあるけど、波紋戦士の話はあまり掘り下げられることが少ないから是非とも人目に触れてもらいたいよね。
そして新作には『岸辺露伴は動かない』シリーズのノベライズでお馴染み、北國ばらっど先生によるスピンオフ『親の心子知らず』が掲載。
こちらは第5部の敵側の登場人物、メローネとギアッチョの話。
暗殺チームのキャラクターとはいえ今回は殺伐としたものではなく、メローネが任務中のところにギアッチョが様子見に来て…珍しく手古摺っている任務の経緯を2人の会話劇として展開されるといった感じ。
こんな風なスピンオフなら結構いくらでも書けそうだよな…と思いつつ、上手くその組み合わせでのキャラクター性も出されていたので、これはこれで面白いものに。
第5部のスピンオフ小説といえば名作『恥知らずのパープル・ヘイズ』がありますけど、また違った角度でパッショーネ連中の人となりが垣間見えるのは助かる。
これはこれで(メローネとギアッチョの組み合わせに限らず)シリーズ化されても面白そうかなと。(^^)
巻末にはお馴染みの初代担当・椛島氏との“打合せ”コーナー。
今回は昨年映画化された実写版『岸辺露伴は動かない』のロケ地での一幕。荒木先生の手料理風景なんかも載ってて珍しい…というか微笑ましい(笑)雰囲気に。
この他にも様々、ファッション系の企画などありましたが。
ライトファンでも為になる承太郎の辺りとか、長年のファンは新しいスピンオフもあったりで、それなりに良いボリュームになってますねぇ。
(  ̄▽ ̄)
あと…余談ですが、荒木先生、
また少し前にNHKの「日曜美術館」に出演されてましたね。
今度はキュビスムをテーマにして美術の専門家の人に並んで漫画家の目線から作品を読み解く講師側のゲスト、もう何度目かの御出演となりますが…まず、相変わらず見た目の若さがw
作品の技法という面では、御自身の原稿を例に出してたりして。
テレビ放送の画面いっぱいに映し出される“ジョジョ”の原稿…なんて良い番組なんだw
こういう地上波テレビへの出演があったりとか、
なんでも東京弁護士会の公式キャラ選考委員に就任されたりとか!?
様々な活躍をされておられるようで、見ているこちらも…なんか面白いよねぇw
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)