沖のカモメに…ってね…
八代亜紀さんが亡くなられたというニュース。
私はあまり世代でないので詳しい方ではないけれど大変衝撃でした。
失礼ながら最近あまり観ていないなとは思いましたが、昨年9月に数千人に一人という珍しい難病を患われていたそうで、その療養・闘病をされていたとのことですが容態が急変して…という。
病名を聞いてもよく分からない難しい話であったけれど、病気のことはニュースとかになっていなかったのか初めて知りました。
八代亜紀さんといえば「舟唄」に代表される演歌の大御所みたいなイメージ。
私が生まれた頃には既に人気歌手だった方ですね。バラエティ番組とかでも見掛けていたし、絵画方面などマルチに活躍されていたように思います。
…っていうのが当たり障りのない印象の話をですが、やっぱり我々の世代にとっては、
アニメ『とっても!ラッキーマン』の主題歌でお馴染み。
あれですよ…「ラッキー、クッキー、八代亜紀」ですよ。
やや演歌調のコミックソングみたいなものを、当時はアニソンをそんな大御所の方が歌うこと自体が珍しかったと思いますが、原作者のガモウ先生の御家族が八代さんの大ファンだったことからオファーしてみたら通っちゃったという逸話も有名。
基本ギャグな作品の主題歌とはいえインパクト抜群で、有名な歌手が自分の名前が入ってた駄洒落の歌詞を真面目に歌ってる感じが作品の緩さに相まって、個人的にはある意味90年代を代表するアニソンのひとつに挙げても良い名曲じゃないかなと。
世代的にはそんなアニソンから知った八代亜紀さん。
子供ながらにテレビで観る度に「あの歌の人だ」と思って勝手に馴染み深く思っていましたね。…生粋のファンの方からすれば失礼かもしれませんが。
またひとり名シンガーが旅立たれてしまったのは素直に残念です。御冥福を御祈りいたします。