こんばんてーん
げきみそです。
当初は予定してなかったんだけど急遽、映画を観てきました。
今週から公開されている『SAND LAND(サンドランド)』!
(  ̄▽ ̄)ノ
ドラゴンボール以後にジャンプで短期連載されていた鳥山明先生の作品、個人的にはこれが連載されていた当時は中学生だったもんでリアルタイムにこの作品をくらっていたもんですから、普通に楽しみにしてたんですよね。
ただ、公開期間中になんとか行ければなぁ…なんて思ってたんですが、なんやかんで初日に観てこれました!
主人公は悪魔の王子・ベルゼブブ、水不足に困る民衆を代表してやってきた人間の保安官に頼まれて水源を探しに行く旅へ…という、90年代の少年マンガらしく設定や展開はとても分かりやすい作品。
既に完結していて単行本も最近また新装版が出ているくらいなので、ネタバレってのもアレかなとは思うんだけど、一応は配慮して詳しい内容は言いませんが。
(; ^_^)
昨年のドラゴンボール映画でもそうだったように、3DCGを2Dアニメっぽくしているパターンだけど違和感はかなり少なくマンガの雰囲気は損なっていない、作画面はとても良い。
あとは、やっぱり劇中の盛り上がるポイントね。
基本的にはバトル物ってほどアクションがある訳でもないし、重要メンバーは悪魔の少年(みたいな容姿)と仲間の悪魔(見た目は小柄な爺)でストーリーのメインとなる人間側の主役は初老のオッサンという色気の無さ。
ザ・少年マンガな感じなんだけど、子供が観ても楽しいのかな?という余計な心配もありつつ、大人はその飾らないキャラクター達や鳥山先生の真骨頂ともいうべき戦車等のメカニックなど、地味だけど渋い魅力のあるところにニヤニヤさせられる面白さがあります。
…とても褒めていますw
映画の入場特典。
これも第2弾とかあるのかは分かりませんが、今回は「鳥山明ハイパーアソート」として先生描き下ろしのアートボード、それとアーケードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』で使える“ベルゼブブ”のプロモカード。
ヒーローズのカードってことは、やっぱり基本的には子供向けも意識してるのかな?
ちなみに、今月頭に発売された原作の完全版も劇場の物販に置かれたりしてましたが。
こちらはカラーページも再現された…とはいえ、カラーなのは当時巻頭だった初回くらいしかないんで、あとは大きいサイズで読めるくらいのメリットしかない。←
他には巻末に設定資料的なものが掲載されているので、通常の単行本を持ってる人でもこれを買う意味はこの辺を読みたいかどうか、ですかね。
世代的にはね…
これで『SAND LAND』がある程度のヒットをしてくれたら、次は遡って『カジカ』や『COWA』までのアニメ化っていう動きがあれば理想ですねぇ。(なんなら『GO!GO!アックマン』までw)
鳥山明の趣味全開だな!という感じの作品ではあるけど、映画単体で完結しているものとしての見易さもあって難しいこともなく分かりやすい活劇ですから、多くの人に観てもらって欲しい良作だと思います。
(  ̄▽ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)