こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

ライダーの食玩“SHODO-O”第11弾より『オーズ』勢の続き。

 

同作品から最初の怪人枠は、ウヴァさん!

(  ̄▽ ̄)ノ

 

ちょうど同時期の“XX”にガタキリバが入っていたので、その昆虫系メダル繋がりかと思われますが…劇中でも序盤から対決のあった幹部怪人なので順番としては妥当なところでしょうか。

 

『オーズ』の怪人は所謂幹部枠に相当する数名の“グリード”と、そのグリードから生み出される“ヤミー”と明確に分類が分かれていたおかげで、グリード連中は人間態もあったりしてキャラクターとしても非常に良いポジションで描かれていましたからね。

 

やはり人気も高く、同じバンダイからだと“S.H.Figurets”にも(プレバン限定だったけど)ラインナップされていたりと、怪人系でも商品化に恵まれていた部類。

 

なので、可動フィギュアになるのも今回が初ではないですが、このくらいの規格で可動物になるのは珍しいですかね。

 

内容は手首パーツが3種類(握手と、僅かに開き方の違う平手2パターン)あるのと、右手甲のクローはシルバー塗装されてる代わりに手首を別ポーズにする際は付け替えないといけない。…ここは正直、平手を1つ減らしていいからクローは手首パーツの種類分あって欲しかった。

 

まぁ、無塗装だったよりはマシだと思っておくけども。

(; ^_^)

 

 

 

▽ウヴァ (完全体)

 

「このままじゃあ、済まさん…!」

 

オーズが使用するガタキリバコンボ(クワガタ・カマキリ・バッタ)に由来する緑色のコアメダルで構成される、昆虫がモチーフのグリード。

劇中で最初に復活(登場)した際は下半身が不完全な状態だったが、自身のコアメダルが全てそろったこの完全体では虫の外骨格のような装甲が身体の各所に備えられ、刺々しい印象のあるデザインとなっている。頭部はガタキリバと同じくクワガタがモチーフで顎のような二本角が後ろ向きに生えている。

 

全身黒ベースに所々が色味の違うメタリックなグリーンの配色。

やっぱり食玩だと塗装面も足りないか…と思ったけど確認したら、爪先や肩から伸びる触覚が無塗装なくらいで他はホントに細かいとこを除いて概ね再現されてるっぽい。元から黒いとこが多かったんだね。

 

 

主な攻撃能力は、右手にある鉤爪状のクローによる格闘。

他のグリードは完全体に戻った際に特殊能力みたいなものが発現していたけど、ウヴァは少なくとも劇中ではそういうのは無くて、その代わりに基本的な身体能力が桁違いに強くなっていた。パワーは勿論のこと外骨格による防御力はプトティラコンボの攻撃を弾くほど。

 

また昆虫がモチーフなので一応は翅による飛行能力もありますから、初期のグリード5人では鳥類モチーフのアンク以外で唯一飛べる怪人だった。

 

あと特殊能力みたいのでいうと、オーズのクワガタヘッドでも可能だった電撃攻撃(周囲への放電)はメダル元のウヴァにもある能力で、ウヴァが作る昆虫系ヤミーにも(全てかは分からんが)遺伝していた。

 

完全体ではかなり広い範囲を電撃で破壊していたから威力も申し分無かったのだろうが、そんなに使ってなかったけど。

おそらく本人が根っこのところでは直情的で荒い気性をしているので、ストレートに格闘しにいくのが合っていたんだろうか。…いろいろ戦略的に動いていたわりには戦闘になると脳筋だったもんなぁw

 

 

平成ライダー作品でも、幹部・ボス級の怪人には昆虫モチーフがよく見受けられますよね。

 

SHODOシリーズにも過去弾ではグリラスワームやジョーカーといった、緑色の昆虫ボス怪人がラインナップされていましたが。彼も…初回から最終回まで生き残った挙句、最終的にはボスキャラになったといえなくもないけれども。

 

デザインの系統はジョーカーなんかが近いのかなとは思いますが、刺々しさは多少抑えられつつ触覚などの記号はしっかりと盛られて、悪役とダークヒーローの中間的な上手いところに纒められた秀逸なビジュアルだと、個人的には思っている。

 

見た目の格好良さがあったうえで、劇中であの扱いですからね…w

 

 

 

昆虫系メダルの、ライダーと怪人。

同じアイテムで構成されているのでデザインも踏襲されていると言えなくもないが、オーズは(何かしら能力発揮時以外)頭部と前腕くらいにしか外見的な特徴が現れないので、他のコンボでも然り、そんなに似ている印象にはならないですね。

 

 

昆虫大戦争!←

 

コアメダルの数から両方が同時には成れないが、実際にテレビ版でこの対決があったとしたら…コンボした時点で増殖するガタキリバの方が有利なんだろうなぁ。有利っていうか、相手がウヴァに限らすガタキリバなら多勢に無勢で誰でも基本的には圧倒しちゃうんだろうけど。

 

ガタキリバも頭部から電撃、腕には斬撃系の武器、身体能力(跳躍力)の高いと、ビジュアル的にはそうでもなくても能力的にはちゃんとウヴァのメダルである特徴は出ているのが良いよね。(^^)

 

 

 

デザイン的にはかなり好みのウヴァさん。

ホントは足りないとこ塗装してみる用に追加で欲しかったけど、箱に1つのアソートだったから結構先に売れちゃってて最低必要な1つしか賄えなかったのよね。一応、今でも見付けたら買ってやろうとは思っている。

(; ^_^)

 

 

 

 

 

…そして、同弾からもうひとつ、

 

屑ヤミーもラインナップ。

“SHODO-O”の前弾ではナスカとマスカレイドがありましたが、今回も同様に幹部+戦闘員みたいな並びで入ってました。

 

内容はシンプルに、手首パーツ2種(握手と平手)だけの簡単なセット。

…これで同じ値段なんたもんなぁw

 

 

▽屑ヤミー

 

 

セルメダルを割った欠片から出現する、量産型の下級ヤミー。

最初に人間からヤミーが発現した際のブランク体である“白ヤミー”がくすんだような見た目、意思もなく彷徨く程度で戦闘力も(多少の耐久性はあるが)低く変身前の映司くんでも対処出来てしまう程度で、白ヤミーのように進化はしない。

 

そんな感じだからかアンクが「屑みたいなもん」と言っていたことから、白ヤミーと区別して“屑ヤミー”なんて呼称に。

 

劇中では、主にウヴァが使用。

 

包帯を巻いたミイラ風のビジュアルで、所謂ゾンビみたいにノロノロとした動きのため、余計に雑魚っぽさが強い。オーズの世界における戦闘員のポジションにあたるが、個人的には仮面ライダー作品の戦闘員というよりも、スーパー戦隊作品の戦闘員に近いニュアンスのキャラクターだなぁ、なんて思ったり。

 

 

『オーズ』本編ではウヴァしか屑ヤミーを使う方法を取らなかったので出番もそれなりだったけど、以降の映画等ではオーズ界の戦闘員として他作品の怪人と並んでいたり、何故か『ジオウ』では檀黎斗が手下代わりに使っていたという、その簡素なデザインが使い回しやすいのか本編以上に便利に扱われていますね。

 

 

ほぼ劣りや時間稼ぎに撒かれる役割だったけど、普通の戦闘員くらいに動けたら…オーズやバースを相手に殺陣をする機会もあったのだろうか。

 

 

これも大量に湧いているようなイメージのある輩ですが…

 

セルメダルを割った欠片から生み出されるので、基本的に1枚から2体が出現。

なので、この食玩もとりあえず2体、セルメダル1枚分を買ったくらいにて多々買いはしないのように我慢しときましたw

 

 

『W』のマスカレイドは登場初期はちゃんと変身者がいるエピソードも描かれたけど、こいつはホントにただの無機質な戦闘員ですから、尚更にただのやられ役っていうイメージしか無いよね。…だからなのか、マスカレイドよりも売れ残ってるのを見掛けますw

 

こいつにもある程度の知能みたいのがあれば、人海戦術みたいなもんでウヴァと連携してオーズを…みたいな戦法が出来たのかもしれないが。多分、屑ヤミーに束になってライダーの身動きを止めさせてっていう指示すら出来ないのだろうからね。

 

後の映画やなんやでは他作品の戦闘員と同程度に描かれるけど、あくまでもテレビ版の本編を参照するならば、歴代のライダー作品における「最弱の戦闘員」なのかもしれない。

(  ̄ω ̄)

 

 

 

同時期の弾で、一気に主役ライダーとサブライダー、幹部怪人と戦闘員、っていうブンドドするには丁度良いくらいの面子が現行仕様で揃ってきた『オーズ』ですが。

 

一応“XX”の次弾にはラトラーターが決まっているようなので、じゃあ“O”にはカザリとか入れてくれるのだろうか?

まだそこまでの情報が来てないから分からんけど、どうせこの弾でこんな感じに揃っているなら、オーズのコンボを増やすのと同時進行でグリード勢も作ってくれたら…というか、作ってくれないと納得いかないけどw

 

どうせなら、グリードもみんな並べたいなぁ。

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

…またアンケートに書くだけ書いて、あとは待つ、ですかねw

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)