こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

毎度お馴染み、地元のまんが美術館にて、

 

この土曜日から「THANK YOU イブニング展 …TO THE NEXT STAGE.」という企画展示が始まりました。

 

先月末に発売された号をもって休刊となってしまった漫画雑誌“イブニング”の追悼…って言い方もアレですが、それを受けての原画展。

 

 

展示の序盤ではイブニングの創刊経緯から歴代の代表的な作品の単行本が置かれピックアップされていましたが、企画のメインとしては同美術館に縁のある作品(基本的にはポスターのビジュアルにあるもの)を中心に展示作品をしぼった形になっていました。

 

まぁ、ホントに歴代のもんを網羅しようとしたらキリが無いから、敢えて美術館セレクトにして割り切る方が纏まってて良いのかもね。

 

 

まずは秋田県出身作家・きくち正太先生の『おせん』シリーズ、おせんさんのパネルなんかも置かれて結構大きく取り上げられていました。

 

この美術館では4大県出身作品のひとつとして『おせん』が含まれているので、まぁここはそうだろうなと思いながら。アニメ化とかされてる訳じゃないから一般的な知名度はそこまで高くないかもしれないけど、ホントに良い作品だからみんな読んで。←

 

また美術館の初代名誉館長でもあった矢口高雄先生の『釣りキチ三平』のスピンオフとして描かれた『バーサス魚紳さん!』とか、同美術館で原画展だけでなくトーク・サイン会なんかでも赴いてくれた日本橋ヨヲコ先生の『少女ファイト』といった面々、

 

そして秋田といえば、の『いとしのムーコ』もね。

秋田空港にも設置されてたことでもお馴染みの顔出パネルもあったよw

 

そういえば…漫画のモデルになって実在するムーコちゃん、つい先日に亡くなられてしまったそうで…。

犬としては大往生の年齢で静かに眠られたとのことだったのでまだ良かったかなとは思いますが、やっぱり寂しいもんです。御冥福を御祈り致します。

m(_ _)m

 

 

 

…気を取り直して、こちらの展示後半は『金田一少年の事件簿』シリーズから。

原作本編は少年マガジンでしたが、近年ではスピンオフ等がイブニングで展開されていましたからね。

 

この他には休刊と共に最終回を迎えた『ふたりソロキャンプ』や、一気に硬派になって『軍鶏』や『K2』、そして『女子柔道部物語』と並びます。

 

 

それから、忘れちゃいけない…

 

『よんでますよ、アザゼルさん』も!

…この良い顔が大きなボードになって展示されていましたよw

 

特に、最終号にて掲載された読切版から“コミックDAYS”の告知となっていた件を引用しての同サイトの紹介なんかもあったりしてね。

 

出口手前の壁にはその“コミックDAYS”へ移籍になる作品紹介があったので、イブニング(今はモーニング編集部?)側からの「やるんだったら告知も…」という打診はあったのだろうなぁ。まぁ、そりゃ当然そうなんだろう、アザゼルさんの件があるからまだ不自然に見えないけども、という感じではある。

(; ^_^)

 

 

原画だけでなくて、イブニングのバックナンバーを実際に閲覧出来るコーナーなんかもあったりするので、原画と共にあらためて紙の雑誌の良さなんかも伝われば良いですねぇ。(^^)

 

 

 

展示コーナーを見上げると、うっかりしてたら見逃すような位置に「ありがとう」の言葉も。

 

 

展示室を出たとこには、イブニングの創刊号と最終号の表紙が並んで展示されていて。

最初の看板作品は『ヤング島耕作』だったんですねぇ…『極悪がんぼ』とかもイブニングだったんだなぁ。

 

今回の展示で歴代の作品をずらっと見るだけでも、あれも読んだこれも読んだ…それは実写版の映画も観に行ったなぁとか、いろいろと思い当たる節も多くて感慨深くなりました。

(  ̄ω ̄)

 

 

 

ちなみに、館内カフェではコラボメニューというのか、特別メニューも出されていました。

今回はそれなりにお客さんがいたのと、私が行ったのがちょっと遅めの時間だったので、カフェは次の機会にしようかなと。

 

これ…近所だからいつでも来れるなんて言いながら実際は、ってパターンになりがちなところ、私は年間パスも買ってるんでホントに月2〜3で来館してますからね。年間どころか1つの企画展だけでも元取れるくらい来てるw

 

 

 

で、

 

5月の連休には、真船先生やきくち先生のサイン会なんかも開催されるとのことで。

 

いやぁ、これは楽しみですね!

ゴールデンウィークとなれば仕事もイレギュラーで休みがどうなるか分からん可能性もありますが、これはなんとか行きたい。両方は無理でも何とか片方だけでも休みを取れれば…いや、取らねば!←

\( ̄□ ̄;)

 

 

 

 

 

この美術館では、意外とイブニングさんと懇意にされていたようで休刊を惜しむ強い気持ちが伝わってきます。

なかなか雑誌単位での原画展というのも珍しいので、幾つかでも知ってる作品があるという方には是非とも御覧いただきたいですね。

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)