こんばんてーん
げきみそです。
これは年内に片付けとかないと…ってことで、
食玩“SO-DO CHRONICLE”の『龍騎』シリーズより、プレバン限定セットの残り1組…であり同シリーズからは現状これで最後となります、ファム!
公開・放送の出た順でいうとベルデが最後になるところだったんだけど、敢えてこちらを大トリにしました。
個人的にお気に入りのライダーだもんで、ファム。
というのも、劇場版『EPISODE FINAL』での変身者・霧島美穂役だったのが同じ秋田県出身の加藤夏希さんでしたから、殊更ご贔屓に見ていたんでw
小説版まで含めると主役級だったものの、劇場版ライダーなうえにボスキャラな訳でもないから、ゲームへの参戦とかグッズ化とかあまり機会に恵まれない辺りが残念ですが…
何より残念だったのは、せっかく『ジオウ』の流れで新作のスピンオフが作られたのにファムだけ出番が無かったことですねぇ💧
(; ^_^)
▽仮面ライダーファム
「私は、勝たなくちゃいけないのよ!」
公式にカウントされているものとしては歴代で初の女性ライダーだったファム、近年では毎年レギュラーに女性ライダーが居ますが平成1期ではまだ珍しかった。
黒と白のはっきりとしたコントラストに金の差し色でシンプルながら華のあるデザインなのは、やはり女性が変身することを意識したものだろうか。
実物を見ないとよく分からないレベルだけど、中身が女性なこともあって素体が若干細みに作られていて、踵もヒール状になっててちゃんとファム用の設計がされている。
腰にマウントも可能な召喚機・ブランバイザーはレイピア型で武器にもなるタイプ。
レイピアの剣身は長さの違う2種類が交換式で付属。
また、カードスロットを開いた状態のバイザー部も付属しているので、それぞれ組み合わせて劇中のいろんな状態を再現しよう…っていうね。
バイザーが武器になり、背中のマントは翼のように広げて飛行可能、素の状態でも少し能力があるような感じだけども、スペック的には同作品内ではやや弱めっていう。
出番が少ないから弱さが目立たないけど、しっかりとテレビ版の本編でライダーバトルを争うポジションだったら短期退場の役回りだったのかもしれない。
ちなみに…
この食玩的なことでちょっと文句というか何というか…
腰に挿す台座、マントの隙間よりも接合部の方が長い為にしっかり固定することが出来ない。というか、基本的には使えないので完全に設計ミスでは?
マントの接合ピンが可動式で斜めに出来るんだったら良かったんだけどねぇ…
仕方無いから、台座をマントに両面テープで止めとくっていうディスプレイ方法でブンドドしましたw
そんな仕様はさておき、コンセプト的にはナイトに似ているファム。
召喚機が剣タイプの武器、基本装備とガードベントの差はあれどマントがある、契約モンスターが翼で飛ぶ生物、といった共通点が幾つか。
同じ劇場版には黒い龍騎であるリュウガが居ましたが、ファムは白いナイトとして対のデザインだったのかなと思われる。(という諸説もあるらしい)
デザイン的にはナイトと対、だけどやっぱり龍騎との共闘をもっと観たかったよねぇ。テレビ本編に出てたらちゃんとヒロインになれたかもしれない。(海外ドラマ版みたいにw)
(  ̄▽ ̄)
さて、あらためまして…
アドベント!で契約モンスター召喚!
こちらもプレバン限定セットより最後のひとつ、ブランウイング。
ファムは召喚機が武器を兼ねますが、その他の武装類はモンスター側に付属。
▽閃光の翼・ブランウイング
白鳥がモチーフのミラーモンスター、ブランウイング。
装飾や柄そこあれど、他のモンスターに比べてモチーフ元の生物がわりとそのまま反映されているデザイン。
そんなデザインもさることながら、ミラーモンスターの中では等身大の奴等と比べてもあまり大きくはないブランウイング。
ビジュアルが白鳥のまんまだからか特殊能力も少ない。
炎を吐けるとか透明になれるとか怪力があるとかもなくて、鳥だから空を飛べることと羽撃きで強風を起こせる程度と、戦闘力は低い。
…実はシザース並みに不遇なライダーだったりするw
そして、こっちのセットに付属の武装。
まずは“ソードベント”。
ソード…といいながら、両側に刃がある薙刀・ウイングスラッシャーを装備。
持ち手はどちらもあるので両手持ちも。
長い柄物なので、両手使ってた振り回したりというイメージ。
件のナイトもソードベントといいながら大きな槍だったし、この辺は召喚機が剣になっている代わりにもう一回り以上に大きい何かを、ということだったのだろうか。
まぁ女性ライダーという前提で考えると、薙刀でも分かるけれども。
それと“ガードベント”。
これはブランウイングの背中と両翼をまとめて小さくしたような見た目の盾・ウイングシールドを装備。
このシールドを使用時には大量の羽毛を撒き散らしていた描写がありますが、あれはそういう撹乱能力だったのか単純に演出だったのか。
シールドはあまり大きくないので、どちらかというとソードベントよりも召喚機のレイピアとの併用が似合いますね。
全ライダーが共通して持つアドベントとファイナルベント以外には、ソードベントとガードベントという標準的なものしか持っていないファム。
ほとんど劇場版だけの出番だからその程度しか盛られなかったってとこもあるだろうけど、シザース並みの不遇どころか、モンスターに戦闘力があるだけシザースの方がマシに思えてくるw
そして、いよいよ“ファイナルベント”!
ファイナルベント使用と共にブランウイングを召喚、
ファムが対峙する相手の向こう側(挟み撃ちの位置)から現れて、両翼の羽撃きで突風を起こして相手を吹き飛ばす!
若しくは、そのまま突撃して体当たり!(PS版のゲーム等)
どちらにせよ、突き飛ばされ先ではファムが待ち受けて…
その勢いのまま、相手をたたっ斬る!
という、少ない能力を最大限に扱った必殺技・ミスティースラッシュを繰り出す。
吹き飛ばせないような大物にはどうするんだろうという難点もあるが、突風の範囲内であれば複数を巻き込むことも可能で、数少ない劇中で披露された場面ではモンスター5、6体をいっぺんに始末していた。
劇場版では結果的に因縁の王蛇に一矢報いることが出来ていましたが、いつか正面から戦って倒すような活躍が描かれればいいですけどね…
また、初の女性ライダーとはいえファム(のカードデッキ)自体は女性専用という訳ではないらしいので、いつかまた龍騎のスピンオフがあれば男性版ファムとか、とりあえず何だっていいから出番があるといいですねぇw
といった感じで、ファムとブランウイング。
決して強いライダーではないが、ライダーバトルの参加者としてヒーローでもヒールでもない絶妙な立ち位置は同作品のライダーらしい、良いドラマを持ったキャラクターでした。
…これで!
約1年くらいかけてブンドドしてきた『龍騎』のSO-DOシリーズも一旦終了となります!
(  ̄▽ ̄)ノ
願わくば『ディケイド』に登場した“仮面ライダーアビス”とかの後年追加された要素も、このシリーズでラインナップしてくれたら有り難いんですけどね。とりあえず当時の13人のライダー+αが出揃ったということで。
SO-DOシリーズでは既に次の次の作品まで発売されちゃってますから、それもそのうち開けていければな…と。
(; ^_^)
まずは、初めて『龍騎』ライダーの立体物をここまで揃えられたことの達成感でいっぱいです!w
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)