寂しいねぇ…
水木一郎さんが亡くなられたという報。
肺がんとその闘病生活を公表されて、それでもステージに上がって歌い続けていた、我等がアニキ。
先月末の某イベントでは「生涯現役」と車椅子ながら皆に勇気を与える姿を見せてくれていたのに…まさかこんなにも早く訃報を目にすることになってしまうなんて考えもしなかった。
その時のイベントが最後のステージになっていたという話ですが、収録されたものが後から世に出たのでいうと先日の『マジンガーZ』50周年の配信にて歌われていたのが最後でしょうか。
奇しくも多くの特撮・アニメソングを生み出してくれた渡辺宙明先生が亡くなられたのも記憶に新しいこの時期に、アニキまで居なくなってしまわれるとは。
勝手なことだけど、アニキなら闘病も乗り越えて全快とはいかずとも再び元気な姿でステージに戻って来るものだと、どこかで信じていました。そうなるものだと疑わなかった。
そんな上手いことにはならないんだなぁ…
訃報を見て、まずは大きな衝撃と脱力感に見舞われました。
テレビで見たあと、Twitterで公式からのメッセージを読んで本当のことなんだなと思い…それでも実感はまだないけれども。
歌と魂は不滅だと信じて、そのコメントはまさにですよね。
50年以上のキャリアと数えきれない程の名曲の数々を歌われてきた方ですから、私も物心付いた頃から今に至るまでアニキの歌を自然と口ずさむことも数知れず。
ある意味では、どんな歌手よりも“定番”の存在だったのかなと今にして思います。
水木さんの呼び掛けで結成されたという“JAM Project”なんかも、私が学生の頃に出来たグループで当時はとんでもないのが始まったなという思い出もあり。
もうちょい前のことだと、あの1000曲ライブとかね。
その模様をテレビで観ててあらためてスゴい人にはだなと感嘆していたし、そういう様々な逸話や影響を与えたものは挙げたらキリがないですからね。
まだまだ、もう少しだけでも、その活躍を観たかったなと、単純にそう思います。
名曲の数々とその歌声で楽しませてくれて、感動を届けてくれて、本当にありがとうございます。
心より御冥福を御祈り致します。