こんばんてーん
げきみそです。
フィギュアからのー
漫画『風都探偵』の方も、先週最新13巻が発売になりましたね。
(  ̄▽ ̄)
ちなみに、
9月6日は本家『仮面ライダーW』の放送開始日だったそうで、今年で13年とのこと。…なんだか丁度いいタイミングだなぁw
前巻までで、裏風都が表の施設を利用して様々な研究やら何やらを進めていたことも明るみになったりして、警察の捜査も本格的に…というところ。
今回の主役は、そんな警察の中からガイアメモリ犯罪を追う、もうひとりの“仮面ライダー”こと照井竜。
これまで本作内でも幾度となく翔太郎達と事件を追っては戦って重症を負ってきた不死身の男(笑)と、ちょっと因縁のある相手とのエピソードとなっています。
本編でも刃野刑事等と共に超常犯罪に応っていた照井だが、実は警察内にメモリを専門に扱う科捜研のような施設が必要と考えて、極秘の対策班“特殊研”を設立していた。という。
とある捜査のために特殊研を訪れた翔太郎達、緊張した面持ちだったが…
そこで出迎えてくれたのは、照井の取り巻きの美女研究員立ち回りw
それぞれがガイアメモリ犯罪に巻き込まれた過去があり照井に救われたことから研究に協力しているメンバーのようだが、もはやその様相はチボデーギャルズにしか見えないよねw
そして、今回の捜査に立ちはだかる強敵は
以前から照井(仮面ライダーアクセル)に執着していた裏風都の幹部“スクリーム・ドーパント”こと、サイコパスなゴスロリ少女・五条一葉。
敢えて自身の殺害した被害者を隠さず警察に見せつけて挑発、特殊研究室のことも周知のうえで共犯者も伴いながら照井との戦いのために外堀を埋めていく。
以前の大学内に隠された施設のエピソードに続き、初期から登場していた裏風都の幹部との対峙になる話だが、今回はより直接的にアクセルvsスクリームの因縁対決となり。
何度かあった勝負ですが、もう13巻まで進んで来ての真っ向勝負なんで、いよいよ大詰め感のある対面。
以前の死闘と違うのは、相手もパワーアップしているところ。
変身用のメモリを挿したベルトの逆スロットにもうひとつ別のメモリを挿すことで、一時的に追加武装のような感じでガイアメモリの能力を重ねられるという。
これを見た照井は「まるでWだ…」と呟いていたが、用途としてはアクセルがエンジンブレードにスチームやエレクトリック等を挿して追加効果を発しているのに近いよね。
後半では、ここに仮面ライダーエターナルもちょっと使っていたユニコーンメモリを足して刺突武器のように。
まぁパンチ強化にしていたエターナルの時もイメージとしてはこういうことだったんだろうけど、物理的に描くとこうなるってことか。
仮面ライダー側としては武器や必殺技に別メモリを使うことが珍しくなかったけど、怪人(ドーパント)側でもこれをやるようになったってことですね。
そして、この直後…
ユニコーンメモリの角によって腹を貫かれるアクセル…!
更にその回のサブタイトルは「照井竜死す」でしたからねw
これまで散々“不死身”と称されてきた男の最期、なんていうネタとしては避けて通れない旨味w
ちなみに研究室の面々と翔太郎の方は、五条一葉の共犯者として暗躍していた“ディーバ・ドーパント”と対峙。
その歌声を聴いた者を操れる能力を使って、照井ギャルズ(笑)を介しての撹乱と内通を行っていた。
このドーパントのデザイン、巻末のメモによると本編でも重要なキャラクターだった“クレイドール・ドーパント”と同様のイメージらしく、良い感じのペルソナ味がありますね。
(  ̄▽ ̄)
だが、スクリームの侵入直前に翔太郎の閃きからフィリップが手を打っていたことで打開、メモリ能力も分かったところでの戦いとなった。
翔太郎曰く「名前の割れたメモリで俺の相棒に勝つのは容易い事じゃねぇ」とのことでしたが、まさにその通りに優勢のW。
歌で催眠する以外にも音波による衝撃波攻撃なども繰り出されていたが、それはメタルシャフトと“バット”のコンボで打ち消すとか。
本編でもあったようなガジェットのバトル転用とかも見せてくれるのは、ドラマからのファンには嬉しい演出。
そして…
ユニコーンに貫かれて死地を彷徨う照井は
夢なのかホントに地獄の淵まで片足を突っ込んだのか、宿敵“ウェザー・ドーパント”の井坂先生に遭遇!
以前にもテラードラゴンが登場したり、財団X絡みのこととか、本編のライバル達の影が度々表れていましたが。
かなり印象的な中ボスだったが関連する施設やバックボーンの少ない井坂(ウェザー)は回想シーンでチラッとくらいが限度かなと思っていたので、これは良いサプライズ。
展開としては無理矢理感が強かったですけど、ファンサービスとしては良かったんじゃないでしょうか。
そんな、宿敵に後押し(?)されて現世へと舞い戻った正真正銘“不死身の男”仮面ライダーアクセル!
満身創痍ながら、アクセルのマキシマムドライブを何度も重ね掛けしてパワーを高めることで放たれた渾身の必殺技で逆転!…というね。
今回のエピソードでは主役だったうえに、これ以上無いくらいの主人公補正で切り抜けた照井。
さすがに不死身っぷりが無理あるだろって感じでしたが、メモリの能力を引き出して自身も進化していく“ハイドープ”に近いような身体強化が起こっているのでは、と中盤で(敵側から)軽く触れられていました。
翔太郎とジョーカーメモリに関するところも前に軽くネタになってたし、照井もライダーとしてだがアクセル(加速)のメモリを長期使用することでの強化作用がある説。
この辺は漫画的に御都合でも流せるとは思うんだけど、ちゃんと最低限の理由みたいのを付けようとしてくれてる辺りは、個人的に読んでて感心するポイントですね。(^^)
遂にアクセルに敗れ、メモリも破壊されたスクリームの五条一葉。
爆散した後の姿を警察は発見出来なかったが…
今巻のラスト、それを追っていたときめが裏路地でくたばり損ないの状態なところを見付けたが…
と、記憶も僅かに戻り始めているときめの裏風都時代を知る人物なだけに、生存して今後の重要な事柄への証言者になっていくパターンなのかな。
もうめっきり本誌では追えてなくて完全に単行本派になっちゃってるんで、この辺は想像しながら…また半年後とかになるであろう次巻を待ちますw
(; ^_^)
アニメ版もね、なかなか好評なようですから。
そっちでハネてくれたら、また原作にあたるこの漫画版も当初の予定以上に盛られたり続いたりということになるかもしれませんね。
ようやく幹部がひとり陥落という展開、13巻でこれってのが遅いのかどうか。まだまだクライマックスには遠いのかな?
次にネタにされる本編キャラは誰だろう…なんてのも期待しながら、漫画もアニメも、楽しみに追っていきたい所存です!←
(  ̄▽ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)