こんばんてーん
げきみそです。
ライダーの食玩“SO-DO CHRONICLE”の『龍騎』第3弾より、あとひとつ残っていたのをようやく開けます。
一般販売弾の大トリはこちら、オーディン!
(  ̄▽ ̄)
ラインナップの番号的にはタイガやインペラーより前だったんですが、やっぱりこの人は殿だろうと思って最後に取っときました。…おかげで発売から1クール以上も寝かせてしまいましたがw
パッケージ内容。
手首パーツは龍騎系標準のものにポーズ違いの平手が1種類多めに入ってます。カード持ち手が少なめなのが相変わらずの難点ですけども。
…ただこのオーディン、先月だったか地元のスーパーでインペラーと共に半額のワゴン送り(笑)になっていたのを見付けたので、パーツ取り用に1セット買い足しましたw
パッと見はシールが多めに見えますがほとんどは手持ちアイテム用なので、本体は金の塗装がされてるとこも多くて、金の上に茶(銅?)色のシールが何点かですね。
とことで、今回は部分塗装とかもせずにまんまシールで。
▽仮面ライダーオーディン
「13人目である、この私と…!」
劇中のライダーバトルにおける実質ラスボスにあたるライダー、オーディン。
他のライダー達によるバトルロイヤルを勝ち残った1人との対戦相手というポジションでもあり、ライダーバトルの黒幕・神崎が実態を持たない故の代理人みたいな役割も。
変身社は神崎…と思いきや、その都度で中身が違う代理人だなんてこともあり、有名な本編ボツネタとして神崎が無作為にホームレスを変身に仕立てていたっていう設定もあったりして。
しかし近年『ジオウ』絡みのスピンオフでは神崎本人かと思われる変身シーンも登場して、より設定が多岐に渡った感。
まぁ、それでもスペック的には龍騎系で最強のライダー。
今では当たり前になってる「ラスボスが怪人ではなくダークライダー」というのの元祖でもありますよね。
付属品の召喚機(ゴルトバイザー)は飾りの付いた杖(錫杖)のような形で、これも他ライダーのようにカードトレイの開閉2種類が付属している。
オーディンのデッキには、他者のカードをぶんどる“スチールベント”などもあるが、設定的には全ライダー分のカード(モンスター由来の装備以外)が使用可能だなんてネタもありますね。
固有のカードとして、まずは“タイムベント”!
その名の通り時間を操作出来る能力があり、本編でもこれを使って時間を巻き戻し(戦いをやり直し)ていたりした、オーディンを象徴するチートカード。
都合が悪くなったらこれで…と、単純に害悪でしかないよねぇ。バランスブレイカーどころではないw
それと“サバイブ「無限」”という、龍騎の「烈火」・ナイトの「疾風」と並ぶ3枚目のサバイブカードも。
本来は3枚共にオーディンの所持カードではあるが、ライダーバトルの激化を望む神崎によって他ライダーに渡されていたものの残り1枚。
オーディン自体は常時サバイブ状態って設定があるので、つまりはこの形態が「無限」を使ったであろう所謂“オーディンサバイブ”にあたるのだが、常時サバイブ=非サバイブ状態が無いので龍騎やナイトと違ってフォームチェンジ形態の扱いではないという。
標準が既に他者の最強フォーム並みというのも、チーターっぷりが窺えますw
そして、ここからは“アドベント”で契約モンスター召喚!
以前開けたインペラーの契約モンスター“ギガゼール”と同梱されていた、ゴルトフェニックス。
こちらは茶色ベースに金でオーディンと似たような配色ですが、金をフォローするシールが多め。あとは別状態のバイザーがまた付属しているので、それ用のですね。
追加のカード持ち手はちゃんとシールの種類と同じく3つありました。
▽ゴルトフェニックス
名前的にも不死鳥(フェニックス)がモチーフのミラーモンスター、ゴルトフェニックス。…私は当時ずっと“ゴルド”だと思ってたけど“ゴルト”なんですよねw
左右で違うオッドアイのデザイン、翼の装飾と共に右が青(疾風?)で左が赤(烈火?)となっていて、サバイブのカードはゴルトフェニックスを3分割したようなデザインになっている。
翼は鋭利なブレードになり、色に対応してそれぞれに火炎・暴風を発生させる能力もあり、両翼の羽ばたきで瞬間移動も出来るとか、とりあえず技能だけ見てもミラーモンスターとしては最強の個体。
只でさえ強敵である他の火の鳥(鳳凰)系モンスターも支配下に置けるとか、ボスキャラとしてこれ以上無い程に贔屓されているオーディンw
こちらに付属のバイザーは、ゴルトフェニックスの形状を模した飾り部分の翼が広がった状態の物。
実は開いたとこにもカードをセット出来るような見た目になっており、当時はこれについて特に詳しい言及が無かったのだが、近年のスピンオフにてその意味が判明。
ここには3枚のサバイブカードがセット可能で、なんとここにサバイブ3枚が揃っている限り「ライダーバトルが無限に繰り返される」という、オーディン(神崎)だけに都合の良い効果が発動される!
Σ( ̄□ ̄;)
この設定はビックリでしたよねぇ。
タイムベントの時点でかなり反則な代物でしたが、いざとなれば無限サバイブにより神崎の気の済むまで何度でもライダーバトルをさせられるという。
『龍騎』は当時から既に幾つかのエンディング(ライダーバトルの顛末)があることで語り種になっていましたが、判明したスピンオフも含めて、それぞれが繰り返されたバトルの1パターンであるという解釈も容易になりましたので、ディケイドやジオウでのコラボ展開も込みで“無限サバイブ”によるパラレルが生じていたと言い訳(笑)が出来てしまった。
まぁ、結末が複数あることへのアンサーとしては分かりやすい話ですけどね。それにしたってズルいww
さて、そんなゴルトフェニックスから由来の装備関連。
まずは武器を召喚する“ソードベント”。
これはゴルトフェニックスの翼の外側、左右の風切り羽にあたる箇所を刀のように取り出す。左右の分があるので基本的には二刀流。
この双剣“ゴルトセイバー”も炎と風の力を持っているらしいが、劇中ではそこまでの描写はあまり無かったですね。というか、劇中では2本を同時に召喚することは無かったはず。
ただ片方でもナイトの必殺技を遮るくらいには強かった。
それから“ガードベント”。
こちらはゴルトフェニックスの背中から尻尾にかけての部分を盾とする“ゴルトシールド”を召喚。
身の丈ほどの大きさがあり、他ライダーのファイナルベントを防いだうえで無傷なくらいの防御力を誇る。
見た目だけなら、なんかこういう刺突武器にも出来そうだけどw
ラスボスだから逆にってこともあるのか、オーディンは数少ない“ソード”と“ガード”を持っている…つまり剣と盾というオーソドックスな装備が可能なライダー。
これ、他には主役の龍騎くらいなんですよね。
一応ナイトも出来るけど、あのソードベントは実質槍だしガードベントも盾じゃなくマントだから、カードで出す“剣と盾”としてはこの両者。
剣士っぽい標準装備を揃えてるのが主役とラスボスってのが、なんか良いよね。(^^)
さぁ、そしていよいよ…“ファイナルベント”!
(* ̄∇ ̄)ノ
実はオーディンの必殺技“エターナルカオス”は媒体により表現が違い、特にテレビ版本編では発動したらCMに入ってCMが明けたらもう終わっていたという濁しっぷりだったので、かなり謎な必殺技。
なので、とりあえず一例を元にブンドド。
発動後、浮かび上がり召喚したゴルトフェニックスを背中に装着するように合体。
(ちゃんと背中に差せる)
金色に輝きながら、相手へ突撃!
…と、やることはシンプルなのだが。
ゲームでは合体前に瞬間移動攻撃で相手を翻弄する描写や、ただゴルトフェニックスを突撃させる場合なんかも。
また発光しての突撃では真っ直ぐ頭突きするとか単純に体当たりだとかありますが、いずれもライダーキックに繋げている様は無いので、超エネルギーによる突撃ということだけは共通しているっぽい。
描かれる度に違った動きをしているので、またスピンオフがあったりゲームに参戦することがあったら、新たな“エターナルカオス”を見られるかもしれませんねw
ライダーバトル的には運営側が操るチート満載のボスキャラ、オーディン。
しかし装備や必殺技の挙動がオーソドックスである辺りは…変身者が一定ではなく戦いに慣れてなかったりすることも想定した扱い易さ、とかを考慮したのだろうか。
もし神崎本人が変身することになったらと考えれば、ちょっと尖ってるトリッキーな能力は面倒だと思ったのかもしれないよねw
(;^_^
そんな訳で、一般販売弾の大トリとして堪能しました、オーディンとゴルトフェニックス!
ちゃんと近年のスピンオフで登場したバイザーの設定も加味したセット(シール)内容になっていたのは良いですね。
ただフィギュア的な難点を言うと…肩アーマーのとこがスゴい擦れるので、動かしてたら早いうちにシールの端が削れてきちゃったのは惜しい💧
その辺は食玩クオリティならではの悩みかもしれませんが、手元にはパーツ取り用つって1セット無駄に確保してる分があるので、もっとボロボロになったらそれ使ってフォロー出来るのが私的に幸いなところかなww
久しぶりにアクリルロゴと。
全員並べても大変なので、サバイブ形態の3体を。
ここまでで一旦区切りではありますが、来月だったか惜しくもプレバン限定になっちゃった足りてないライダーのセットも来ますから、シリーズはもうちょい続きます。
なんなら、また次作品の“SO-DO CHRONICLE”も来るみたいなので… 今年の下半期もまだまだライダー食玩のブンドドは忙しくなりそうですw
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)